ハル子のキッチン 2007年11月18日 日曜日

香茸(コウタケ)の炊き込みご飯
信州の田舎に住んでいると不便なこともあるけれど、時々妙な山の物が手に入るのがうれしいです。猪の肉(これはうまい)、蜂の子(これは苦手)、イナゴ(これも苦手)など季節によっていろいろあります。
で、秋になるとキノコが山ほど出回るのですが、そのほとんどは都会の方が見たことも無いものです。その中でも特にレアなのが今回の香茸(コウタケ)です。その特異な香りは市場を歩いているとかなり離れたところからでもわかるくらいです。それじゃ山で見つけるのは楽かっていうと、なかなか生えていないので大変なようです。だから結構高い (T_T)。
さて、その香りですが、乾燥ポルチーニのような良い香で結構私は好きです。このキノコを乾燥させるとさらに良き香りになります。問題はアクが強いのと味そのものはポルチーニはおろかシメジやエノキにもかなわないことです。
しかし、今回わたしはこのキノコが、バターと良く合うことを発見。バターが味を補うともともと香りが良いのでおいしい料理ができます。(ま、だいたいのキノコはバターとあいますけどね。)

とりあえず簡単なところで炊き込みご飯をご紹介します。
難易度  
おいしさ 

 3段階評価だよ
強烈な香りを放つ乾燥中の香茸。真ん中がロウト状にへこんでいるのが特徴の黒いキノコ。不気味だ。


レシピ
アイコン 材料 2合分
 
  • 香茸
  • だし汁
    • 鰹と昆布のだし汁
    • 淡口醤油
    • ミリン
  • バター
2合
乾燥したもの中2枚

2カップ
大さじ2
大さじ2
大さじ2
20g
アイコン 作り方
  1. 香茸は買ってきてそのまま使用しても良いですが、大抵は乾燥させます。からからに乾燥させておくと日持ちして香りも安定します。
    乾燥させたものも、生のものもアクが強いですので水につけて2回は最低水を換えアクを抜きます。端っこを少しかじってみて苦くなければアク抜き完了です。
  2. 米はといで炊く30分前にざるに上げておきます。
  3. もどした香茸を薄くスライスし米に加え炊飯器か土鍋に入れます。だし汁を加え炊きます。土鍋なら20分くらい、炊飯器ならスイッチポンで。
  4. 炊き上がったら蒸らしてバターを加えとけたらよく混ぜて完成です。

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