ハル子のキッチン 2007年10月20日 土曜日

きのこ鍋
松茸じゃないキノコは雑きのこといいます。
でも、雑きのこはおいしい鍋になります。
田舎のスーパーには、地元で取れた様々なキノコがこの季節毎日たくさん売りに出されます。くりたけ、じこうぼう、こむそう、あみたけ、なめこ(天然)、などなど。栽培ものではないため、枯葉や土が付いていて、大きなキノコには大抵虫もいます。そんなことにひるんでいては食べられないのでキノコを水に漬けてきれいに洗っていただいちゃいます。

味付けはたいがい醤油です。都会のきのこ汁は上品なお味付けだけど、田舎のきのこ鍋は醤油がどばーと入ってかなり濃い味付けです。しかし、これが本場、ほんまもんのきのこ鍋です。鶏肉を入れることが多いですが、今日はひと手間かけて鶏肉のつくねにしました。これがまたおいしい。
去年は豚肉の薄切りで作りましたがこれもおいしい。猪だとさらによい。

去年のきのこ鍋には松茸も入れたけど今年は経済的に入れられないなぁ。なんて思いながらも異常なまでのおいしさに鍋いっぱいのきのこを見事完食。残りは雑炊にして一滴残らずお腹におさまりました。

キノコによっては食べられても苦いキノコがありますので買うときにお店の人に聞くのが良いです。
難易度  
おいしさ 

 3段階評価だよ


レシピ
アイコン 材料 5人分
 
  • だし汁
    • 昆布
    • 醤油
    • ミリン
    • 砂糖
  • つくね
    • 鳥もも肉
    • 醤油
    • 胡椒
    • わけぎ
    • 砂糖
  • 雑きのこ

1500ml
10×15センチ
100ml
80ml
80ml
大さじ2

600g(挽肉の場合500g)
大さじ1
適量
5本分 細かくみじん切り
小さじ1/2
小さじ1/4
1個
雑きのこ鍋いっぱい
アイコン 作り方
  1. 鍋に水を張り昆布を入れて火にかけます。
  2. この間につくねを作ります。
    わけぎは細かいみじん切りにし材料を全て混ぜてよくこねます。
    小さなボール上にし、沸騰した1の鍋に投入していきます。
    つくねでなくて鶏肉のぶつ切りでも、しゃぶしゃぶ用の豚肉でも良いです。
    アクが出ますのですくいます。
  3. 鍋にだし汁の残りの材料を入れて沸騰したらよく洗ったキノコをどんどん入れていただきます。
  4. 今回は松茸が入っていませんが(T_T) もし松茸が入る場合は煮込んではいけません。
    経済状態に応じた厚さに切った松茸を鍋に入れしんなりしたらすぐ頂きます。これが地元での松茸の正しい食べ方です。
    下の写真の松茸もほとんど生でしょ。

↑ 2006年10月22日撮影 去年は肉は豚肉で松茸が入っていたのね。
去年の方が豪華だなぁ。


↑ 2008年9月27日撮影 今年は松茸大豊作。立派な松茸がたくさん入りました。
例年より1ヶ月くらい今年は早いきのこ鍋となりました。本番はこれからかなぁ。



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