ハル子のキッチン 2007年6月2日 土曜日

鯛かぶら
鯛かぶらは、京都の冬のおばんざいです。
なぜ冬かというとかぶが冬の物だからです。
一方、春のおばんざいに「ふきと鯛の子」と言うのがあってここにも鯛が使われますので鯛は特に冬の物と言うわけではないようです。
今は初夏ですが、スーパーで鯛のあらが安く売っていたので季節感は無いですが鯛かぶらにしました。
昆布しかダシをひきませんが、これでもかと言うくらいのお上品なおいしさです。
あらだけでなく、身も入れて良いのですが、あらの周りの身はゼラチン質が多そうで一段とおいしいです。旨みを吸い込んだカブもまけず劣らず良い味です。カブの皮は固いですから分厚くしっかりと剥いて下さい。
鯛は、真鯛を使用しました。目が澄んでいる新鮮なものがお奨めです。臭みを取るために熱湯をかけますが、新鮮な鯛の切り身は端が反り返ってきます。
冷めてもおいしいです。
難易度  
おいしさ 

 3段階評価だよ


レシピ
アイコン 材料 
 
  • 昆布
  • カブ
  • 真鯛のあら
  • しょうが
  • みりん
  • 淡口醤油
  • 柚子又は紅たで
1100ml
10×10センチ
6個
適量、多いとおいしい
30g
100ml
40ml
大さじ3
小さじ1/3
適量


アイコン 作り方
  1. 土鍋にだし用の昆布をひき水を張ります。
  2. カブは皮を熱く剥き八方にします。たてに4等分して土鍋に入れます。
  3. 鯛のあらに、熱湯(分量外)をかけます。裏面にも熱湯をかけたら、流水でそっと洗いきれいにし土鍋に加えます。
  4. 生姜はスライスし土鍋に加え火をつけます。
  5. あくが浮いてきますのできれいに取ります。
  6. 沸騰したら昆布を取り出し、弱火にし、酒、みりん、淡口醤油、塩を加え炊いていきます。カブに火が通ったら完成です。
  7. 柚子か紅たでを散らしていただきます。


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