ハル子のキッチン | 2008年5月3日 土曜日 |
タクワンの贅沢煮 |
最近はタクワンを家で作ることはほとんど無いと思いますが、昔はそんな家もたくさんあったので、タクワンが余るとか、古くなってすっぱくなってきたとか、飽きるとかいろんな理由でこの料理が作られたのだそうです。 (私は、そんな古い人間ではないので、そこらへんの事情は詳しくないですが、、、) で、この素朴な料理がなぜに贅沢煮なのだと申しますと、残り物のタクワンを水に漬け塩気と味を抜いてしまってから、別の味で煮込むというところ、つまり、タクワンを作った労力を無駄にしているってのが贅沢らしいです。 別の見方をすると、あまったタクワンを捨てずに再利用するのですので、節約煮とか倹約煮とか貧乏煮ともいえなくはなかろうかと、、、、あくまで個人的見解です。 さて、この料理は通常、煮干と薄口醤油でくたくた日がな一日煮込むのですが(上の写真)、鰹出汁と白味噌で煮込んだ別バージョン(下の写真)も作ってみました。塩抜きするとき時間を短くすると、かすかにタクワンの香りも加わってさらに美味です。 タクワンは塩抜きするとかなり増えますので、タクワン1本もどすと鍋一杯できちゃいますので要注意です。 |
難易度 おいしさ 3段階評価だよ |
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レシピ |
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