ハル子のキッチン 2007年4月18日 水曜日

和風キノコスパゲッティーニ


和風の物が食べたいなら焼きうどんにでもすれば良いのですが、あえてパスタで和風のものを作るのは、パスタの方がさらりとした仕上がりになるからです。焼きうどんにするとべったりとしてしまい、どう日本びいきに見てもうどんはこの手の食べ物には合いません。
汁なしの麺にはパスタがベストマッチです。でも和風のパスタを作るなら、汁が無い分和風ダシをパスタに吸い込ませ、噛めば噛むほどダシの味が感じられるようにすることが必要です。
そのためには、普通にパスタをゆでたのではだめです。
ハル子のキッチンとしては、パスタを規定の半分の時間までお湯で茹でて、粉臭さをなくした後、残りの時間をだし汁のなかで茹でることをお奨めします。このことで粉臭さが無くなるとともに和風ダシをパスタが十分に吸い込んで汁が無くても和風がいやと言うほど感じられるパスタが出来上がります。
これを食べておいしくないという人がいたら、廊下に立ってなさい!って言うくらいダメダメです。
わさびでも、付けたいくらいの和風スパゲッティーニをいかがでしょう。

 難易度  
 おいしさ 
 3段階評価だよ


レシピ

アイコン 材料 4人分
 
  • だし汁(市販のもので可)
    • 昆布
    • 混合節
    • 砂糖
    • みりん
    • 淡口醤油
  • シメジ
  • エノキ
  • 胡椒
  • サラダ油
  • 醤油
  • スパゲッティーニ
  • 鰹節
  • あさつき
(600ml)
600ml
5×5cm
カップ2どばっと
大さじ1
50ml
大さじ1
40ml
味を確認し追加
50g
100g
一つまみ
適量
大さじ2
大さじ1
40ml
300g
適量
適量


アイコン 作り方
  1. だし汁をとります。
    色合いを重視して醤油を少なく、関西風のうどんのだし汁にします。市販のだし汁でかまいません。
    はじめから作りたい方は、水に昆布を浸して1時間ほど置き鍋を火にかけます。沸騰したら混合節をどばっといれ弱火にし更に煮ます。
    上品な鰹ダシではないので、混合節の厚削りでは少し煮たほうがよいです。火を止めて濾し、調味料を加えて味を確認します。好みで塩を加えます。
  2. パスタを茹でます。今回パスタを茹でるには塩を加えません。後でだし汁で茹でるからです。
    お湯で規定の半分の時間ゆでたらパスタをあげ、1のだし汁で残りの時間を茹でます。茹でるにはだし汁が少ないですが、後でだし汁が余ってしまってしまってはもったいないですのでこの量でがんばります。
  3. パスタをゆで始めたら、フライパンに油を熱しキノコを炒めます。シメジは良い味が出ますので是非加えましょう。食べやすい長さに切っておきます。キノコを炒めて塩、胡椒、醤油、酒を加え強火で水分を飛ばします。
  4. 茹で上がったパスタを3のキノコと和えて皿に盛り鰹節を振りかけて完成です。あさつきの小口切りを散らしても良いでしょう。



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