ハル子のキッチン 2007年4月8日 日曜日

牛肩ロースのタリアータ (tagliata)


タリアータは、牛肉を焼いて薄く切った料理です。
tagliataはcutting「切る」と言う意味でそのまま料理の名前になっています。
肉をハーブとオリーブにマリネしておきさっと焼いて薄く切り分けて頂く料理ですので、ソースも軽いものにします。今回はバルサミコソースにしましたが、バルサミコはくせがありますので、日本人なら塩とレモンだけでも十分です。
春になって庭のハーブがやっと使えるようになってきましたのでマリネ液には、オレガノ、ローズマリー、タイムなど4月にすでに青々としているものを中心に使用しました。
肉はさっぱりと赤身の多いものを使用し、間違っても霜降りの高級肉は使いません。表面のカリッとこげたおいしそうな色と中の赤身の色が良いコントラストを作り食欲をそそります。
簡単に作れる割に豪華に見え、そのくせさっぱりとおいしいイタリアンの雰囲気十分です。
 難易度  
 おいしさ 
 3段階評価だよ


レシピ

アイコン 材料 4人分
 
  • 牛肩ロース
  • 胡椒
  • マリネ液
    • ニンニク
    • パセリ
    • ローズマリー
    • オレガノ
    • セージ
    • タイム
    • オリーブオイル
  • オリーブオイル
  • ソース
    • 白ワイン
    • バルサミコ酢
    • オリーブオイル
    • 胡椒
  • パルメザンチーズ
  • 野菜(ルッコラ、水菜、など)
300g
適量
適量

2片
1枝
2枝
2枝
3枚
2枝
大さじ2
大さじ2

50ml
20ml
大さじ2
適量
適量
適量


アイコン 作り方
  1. 牛肉は、肩ロースかロースを使用します。軽く塩、胡椒しておいておきます。
  2. マリネ液を作ります。
    ニンニクとハーブをみじん切りにしてオリーブオイルと混ぜるだけです。マリネ液といいましたが、酢は入っていません。
  3. 2のマリネ液を牛肉の表面に薄く両面に塗り30分ほど放置します。
  4. フライパンにオリーブオイルを熱しやや強火で3の牛肉を両面焼きます。焼きすぎるとハーブが焦げますので焦げない程度、肉の表面が良いや黄色になる程度にします。中はレアの状態です。
  5. 肉をフライパンから取り出し休ませておきます。
  6. フライパンに残った焼き汁に白ワインを加え火にかけてこげをヘラでこそげ落とします。白ワインが煮詰まってきたらバルサミコ酢を加えさっと加熱し香りが飛ばないうちに塩、胡椒をして火からおろします。少し物足りないくらいで良いです。
  7. 5の肉を薄く切り(薄いといっても5mm以上)6のソースをかけ、野菜をそえます。パルメザンチーズを削って散らせば完成です。


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