ハル子のキッチン | Tuesday, September 12, 2006 |
カルパッチョ (Carpaccio) |
カルパッチョとは、薄く切った生牛肉をオリーブオイルのソースで食べる料理です。 魚でも行いますが、もともとはヴェネツィアの有名な「ハリーズ・バー」のオーナー、チプリアーニ氏が生牛ヒレ肉を薄く切りマヨネーズと塩、胡椒で作り上げた料理といわれています。彼は、この料理を食事制限を主治医から言われていたお客のために創作し、料理の名前を聞かれた際「ビーフ・カルパッチョでございます。」と答えたらしいです。 カルパッチョとはルネサンス期の画家ヴィットーレ・カルパッチョのことだといわれています。カルパッチョの絵は赤と白の使い方が巧みな画家で数々の絵を残していますが、この料理が牛肉の赤とマヨネーズの白を特徴としているためとっさにひらめいたのだと思います。ネーミングとしてはなかなかのものです。チプリアーニ氏は大変博識だったのですね。 画家のカルパッチョさんが、この料理を好きだったというわけではありません。カルパッチョは15世紀末から16世紀初頭のヴェネツィア派の画家であるのに対し、この料理が作られたのは、1950年です。結構最近ですね。 今では、マヨネーズはオリーブオイルやチーズが使われることが多く、牛肉の他にホタテや魚、エビなど多彩な食材が用いられています。 |
難易度 おいしさ 3段階評価だよ |
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こんな絵です。 | |||
レシピ
材料 3人分 | |||
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小さじ1 大さじ2 小さじ2 小さじ1/3 少少 4センチほど 100g 適量 適量 1/2片 数枚 1個 20gほど 大さじ2 |
作り方 |
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