ピッツァ マルゲリータ ナポリ風



ピッツァはナポリが発祥の地なのだそうです。
そこで、本日はナポリ風ピッツァ、その中でも基本中の基本、マルゲリータです。

ピッツァは以前からローマ風のぱりぱり薄い生地のものが好きでよく作っていたのですが、最近ナポリ風が巷でも人気でわたしもブームに乗ってナポリ風ばかり作るようになっています。
材料もモツァレラと小麦はナポリのものを使うのですが、モツァレラの違いには驚かされます。日本のモツァレラとはまるで別物です。
日本のスーパーにあるモツァレラは牛のお乳で作ったもので、これがゴムを噛むようだと以前から思っていたのですが、ブッファラ(水牛)のモツァレラはまるで噛むミルクです。風味も桁外れにすばらしいです。値段が高いのが少々問題ですが、その価値はあります。
小麦粉は、ピッツァに良く合うとされる精製度の高い”00”番を使用します。(ゼロゼロ番と呼びます。)これがこねてる段階から実にモチモチしています。焼き加減も外はパリッと中はもちっと良い具合に焼けるのです。
ソースはイタリアのトマト缶を使用し手作りし、バジルは自分ちの庭から取ってきます。
材料的には完璧なのですが、どうにもならないのが石釜です。自宅に石釜を作るわけにはゆきませんから、本場のように800度で一気に焼き上げることはできません。家庭ではせいぜい300度が限界です。それでも我が家のガスコンベックは頑張り屋で、余熱も早く5分もすれば写真のように表面が沸き立ちます。私がコンロをガスにこだわる理由のひとつです。
プロの方のようには行きませんが、テイクアウトやデリバリーのピッツァにはない、出来立てのジューシーでかつパリパリ、モチモチを堪能できます。

本日はちょっと熱く語ってしまいました。

 難易度  
 おいしさ 
 3段階評価だよ
00番の小麦粉 水牛のモツァレラチーズ



アイコン 材料 ピザソース
 
  • トマト缶
  • ニンニク
  • バジル
  • オリーブオイル
400mlを2缶
2片
小さじ1
葉を3枚ほど
30ml


アイコン 作り方 ピザソース
  1. 鍋にニンニクのみじん切り、オリーブオイルを入れ軽く炒めます。色ずく前に火を止めます。
    トマト缶はイタリア産のトマトを使用したものを使います。ホールトマトの場合は手でつぶしてから鍋に加え塩をいれ加熱します。煮つめて濃度が濃くなりソースっぽくなってきたら火からおろし網で濾します。
    途中オリーブオイルが分離しないように時々良くかき混ぜます。濾したものにバジルの葉(粉でも良い)を入れ冷ましておきます。
  2. 出来上がりです。簡単です。

上の量のソースで30センチのピッツァ3枚分のソースができ少しあまります。
あまったものはとって置いて、翌日オムレツのソースにしましょう。

アイコン 材料 ピザ
 
  • 小麦粉
  • イースト
  • ぬるま湯
  • 砂糖
  • オリーブオイル
  • バジル
  • ピザソース
  • モツァレラ
材料は、小麦粉500gで大きなピッツァ3枚くらい焼けます。使用する粉やイーストによって材料はまったく異なりますのでここでは触れません。


ちなみに今回使用の00番小麦では、小麦粉700g、生イースト20g
生イーストを戻すぬるま湯100ml、オリーブオイル20ml、
塩小さじ1.5、砂糖一つまみ、ぬるま湯300ml、以上を使用しました。

アイコン 作り方 
  1. 使用する粉により、まったく作り方が違いますので今回は使用した00番小麦での作り方です。
  2. 生イースト20gを、ぬるま湯100mlで溶かし30分位放置します。ドライイーストなら10gです。イースト入りの小麦粉もあります。
  3. 小麦粉に溶かしたイースト、ぬるま湯、オリーブオイル、塩、砂糖を混ぜ、よーくこねます。
  4. 良くこねたら丸めてボールに入れラップをして1時間おきます。
  5. 膨らんだ生地を、3当分し約30センチの円板状に広げます。ふちの部分を土手のように少し膨らめておきます。円板状に広げる方法はプロのようにはゆかないので私は最初手のひらで潰して広げ、後は指で引っ張って伸ばして円形にしています。
  6. 円形の生地にフォークでつついて適当に穴を開け平に焼けるようにします。
  7. ピザソースを薄く塗りバジルの葉をあしらいます。バジルの葉はすぐ焦げるので葉の上にモツァレラチーズをおきある程度隠れるようにします。
  8. 後はオーブンで焼くだけです。うちのコンベックでは300度に予熱しておいて5分30秒が良い感じです。

粉による違いは食感に現れますが、チーズやソースほどの違いではありませんので
スーパーで手に入るピザ生地用粉でまったくかまいません。私も良く使用します。
イーストも生でもドライでもそれほど違いはありません。ドライはイースト臭がきつい
とか言われますが、焼いちゃえば同じです。
生地にオリーブオイルは入れないのがほんとですが、火力が低い家庭のオーブンでは
オリーブオイルがあったほうが焼き上がりが良いようです。
トップ アイコントップページへもどる