ハル子のキッチン 2007年2月12日 月曜日

てっぴ(ふぐ皮の湯引き)
とらふぐの皮をさっと湯がいて冷水にとり、細くスライスしたものが「てっぴ」です。
ふぐ料理コースの最初に出てくる先付けみたいなものです。
てっさに一緒に出てくることも多いと思います。ムチムチした食感が良い感じ。
皮の中でも白黒模様のあるところを使用して作るときれいです。
先日お正月に品川にある小さな水族館に行ったらふぐのコーナーがありいろんなふぐが泳いでいました。中にはとらふぐにとても似ているものや皮に毒を持つものなどがいて、こりゃ海でふぐが釣れても素人は食べちゃだめだめって感じました。
ふぐの毒は、テトロドトキシンです。神経毒でかなり危険です。
医学部の授業でかならず講義を受ける項目です。
人間の手足が動くのは、脳からの命令が神経を伝わって筋肉に届くことで通常なされます。神経と筋肉のつなぎ目は、神経筋接合部という構造体でできておりここで神経伝達物質が神経側から筋肉側に放出されることで筋肉の動きが生まれます。
テトロドトキシンは、このつなぎ目での伝達を阻害してしまうので、手足が麻痺してしまうのです。手足のみならず呼吸する筋肉も麻痺するので息ができなくなり死に至ります。
中和する物質は無いのですが、人工呼吸を続けていれば次第に回復しますので、ふぐを食べていてからだがしびれてきたらすぐに救急車を呼べば助かることが多いです。
「つう」の方のなかには、ふぐの肝を舐めてぴりぴりするのを楽しむなんて方もいるようですが、絶対にやめましょうね。
難易度  
おいしさ 

 3段階評価だよ


レシピ
アイコン 材料 
 
  • とらふぐの皮
  • もみじおろし
白黒の部分が好き。適量
適量

アイコン 作り方
  1. とらふぐの皮は裏のふわふわした部分を取り除ききれいにします。
  2. 腹側の白い部分は柔らかく、背中側の白黒部分はしっかりしています。
    どちらでもかまいませんが、背側の方がきれいにできます。
  3. 熱湯に皮を入れ30秒ほど湯がき冷水にとります。
  4. もう一度皮の裏をお掃除し、細く切ります。
  5. 大根に箸で穴を開け、鷹の爪を4,5本差し込んで10分ほど置き、そのままおろし金でおろしてもみじおろしを作ります。ただの大根おろしに一味唐辛子を加えても良いです。もみじおろしのもっと簡単な作り方については、こちらのサイトをご覧ください。
  6. 4に5を添えていただきます。お好みで万能ネギを刻んだり、ミツバを刻んだりして添えてください。


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