ハル子のキッチン 2007年6月16日 土曜日
どんこのスープ
干ししいたけと干し貝柱で作るのですから贅沢です。
どんことは、冬の寒い時期に肉厚で傘の開ききっていない椎茸で作った干し椎茸で、表面に深い亀裂が入っています。見事な亀裂が入っているものは花どんこと呼ばれ高級品となります。
干し貝柱は酒の肴として駅でお目にかかったりしますが、料理用にはもっと立派なものを使用します。色艶が良くサイズも大きいです。そのままかじっても大変おいしいですが、歯に挟まっていらいらすること確実です。
ともあれ二つのダシ取り用の食材が合わさることでおいしさは2倍以上。
また、しっかりとした噛み応えのある肉厚どんこにしゃっきりした歯ごたえのマコモタケをあわせて食感の変化も楽しめます。
今回はとろみを付けて中華っぽくしましたが、高野豆腐や絹さやとあわせて和風にもなります。アレンジはお好きなように、、
 難易度  
 おいしさ 

 3段階評価だよ


無添加天日干し青森県陸奥湾産ほたての干し貝柱 フレーク100g

型崩れしたものですので安くなっています。味は変わらないはず。たくさん買っておきたいとろですが、、
無添加天日干し青森県陸奥湾産ほたての干し貝柱 大玉 100g(約15粒)
ちょっと高いのですが500g位かっておきたいところです。


 

レシピ


アイコン 材料  2人分
 
  • 干し椎茸どんこ
  • 干し貝柱
  • キクラゲ
  • 醤油
  • 紹興酒
  • 胡椒
  • マコモタケ
  • 溶き片栗
6枚
2個
大さじ1くらい
600ml
大さじ2
大さじ1
適量
2本
適量

アイコン 作り方
 
  1. 600mlの水に、どんこと干し貝柱、キクラゲをいれもどします。どんこが柔らかくなったら火にかけます。弱火で30分ほど炊きます。水が少なくなったら適宜足します。貝柱が崩れないように静かに煮出します。崩れても良いですが、取り出すのが面倒になります。
  2. キクラゲ、どんこ、干し貝柱を取り出し、戻し汁は濾しておきます。
  3. キクラゲは固いところを切り取り汚れがないか確認し、食べやすい大きさに切り分けます。干し貝柱を手でつぶしてほぐします。干し椎茸は食べやすく切っても良いですしそのまま丸ごとでも良いです。これらを濾しただし汁400mlにもどします。醤油、紹興酒を加えます。
  4. マコモタケは皮を剥き白い軸の部分を斜めにカットし3の鍋に加え加熱します。マコモタケはアク抜きする必要はありません。
  5. 10分くらい煮たら、火を止めいったん冷まします。こうすると椎茸の中に、醤油の味が入ってゆきなじみます。
    再び加熱し胡椒を加え味を確認します。塩気が足りなければここで足します。溶き片栗を少しづつ加えとろみを付け完成です。



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