ハル子のキッチン	2007年5月9日 水曜日
	シジミと豆腐のチゲ

私が料理を作る場合、伝統料理を研究してそれにのっとりトラディショナルに作るケースと、自由奔放にオリジナリティーを追求する場合があります。 今回は、自由奔放に作ったつもりがどこにでもあるチゲ鍋になってしまいました。案外人間の発想なんてそんなものです。(スンドゥブ　チゲにそっくりです。) でも、それで悲観することはありません。 おいしければそれでいいのです。 オリジナリティーは大事ですが、独りよがりの料理では喜んでもらえないです。どこにでもあるような平凡な料理がしみじみとおいしかったりするのです。（自分に都合のよいように言い聞かせるのは私の得意技です。） さて、シジミは独特の苦味がありますので、好みでない方はアサリで作ればよいです。（私はシジミがすきですが、、） 焼いた豆腐に貝の味が染み込み大変おいしいですから辛いのが苦手な方でも、つい手が出てしまうかも知れないかも。 ここにご飯を入れたら石鍋一つで、充分なお食事になってしまいました。 尚、スンドゥブ　チゲはおぼろ豆腐で作る韓国の人気チゲです。この料理を作るまでその存在を知りませんでした。スンドゥブは豆腐を炒めません。これも大変おいしそうです。

難易度 　 　おいしさ　 　３段階評価だよ

レシピ

	材料　　２人分
	ごま油 木綿豆腐 白菜キムチ シジミ コチュジャン 塩	大さじ１ １丁 １５０ｇ １５０ｇ 小さじ２ お好みで

	作り方
	石鍋をコンロに直接乗せ、弱火で温めます。強火にいきなりするとわれる場合があります。 石鍋にごま油を回しいれ良い香りが立ったら、手でつぶしながら水切りした木綿豆腐を加えます。いくら水切りしておいても水分が出てきますが、かまわず炒め煮します。 水分が蒸発して少なくなったら、刻んだ白菜とシジミをいれ更に炒め煮します。白菜キムチは古いものでかまいません。コチュジャンを加え石鍋の九文目まで水を加えしばし煮込みます。味を確認し、お好みでコチュジャンを足し完成です。簡単ですがおいしいです。塩加減を見て適宜塩を足してください。

トップページへもどる