ハル子のキッチン 2007年3月25日 日曜日
なんちゃって担担麺

みんなが知ってる担担麺は、中国伝来のラーメンの仲間と思っているのでしたらブーです。中国の担担麺は汁がなくゴマも使わず日本のものとはまったくことなっています。汁の無い麺を良く具と混ぜて食べるのです。炸醤麺(じゃーじゃー麺)と見た目が似ています。
では、日本の担担麺はどこでどうなって今の形になったのでしょうか。
それは、陳建一さんのお父さんの陳建民さんによります。陳建民さんは、日本の中華料理にものすごい影響を与えた方で、日本版海老チリソース、回鍋肉、担担麺はすべて氏のオリジナルです。これらの料理は中国のものと日本のものではまるで違っています。氏が日本人に受け入れられるようにと工夫を凝らした結果です。日本の中華料理に計り知れない影響を与えた本当に偉大な方でした。
で、担担麺が無性に食べたくなった私は、建民さんみたいには作れないけどそれなりのものを目指して作ってみました。浮いている油が多いと中華料理はおいしく見えるのだけれど、胡麻のカロリーを考慮して油少なめで作っています。それでもかなりなカロリーと思います。
ケーキ作るとき、こんなにバター使うんだって恐ろしい気持ちになった方は大勢いらっしゃると思いますが、担担麺も同じ気持ちにさせられます。でも、皆さんケーキ食べますよね。おいしいから。担担麺も同じです。食べてみましょう。
 難易度  
 おいしさ 

 3段階評価だよ


ブンは、メコンフーズで購入できます。


 

レシピ


アイコン 材料  3人分
 
  • 各丼に
    • 醤油
    • 芝麻醤
    • ラー油
    • 長ねぎみじん切り
    • 生姜汁
  • 肉味噌炒め
    • 豚挽肉
    • 甜麺醤
    • ニンニク
    • 醤油
    • 砂糖
    • ごま油
    • ザーサイ又は芽菜
  • 中華麺
  • 中華スープの素
  • 小松菜など青いもの

大さじ2
小さじ1
大さじ1.5
小さじ2(お好み)
大さじ2
小さじ0.5

120g
大さじ1
1片
大さじ1
小さじ1.5
大さじ1
大さじ2
3玉
6カップ
適量
適量

アイコン 作り方
 
  1. 肉味噌炒めを作ります。
    フライパンにごま油を熱し豚挽き肉をニンニクのみじん切りを炒めます。火が通ったら甜麺醤、醤油、砂糖、ザーサイのみじん切りを加えなじませます。写真の物は、芽菜(ヤーツァイ)を使用しています。
  2. 各丼に、レシピの内容のものを入れます。芝麻醤が冷蔵庫で冷えていたならスープに溶けにくいのでレンジで60°くらいに温めておくと良いです。ラー油は多めの方がそれらしいです。
  3. 小松菜またはチンゲン菜は油で軽く炒めて食べやすく切っておきます。
  4. お湯を沸かし、粉末スープの素を溶かしておきます。もちろん、野菜や鳥ガラでスープを本格的に作っても良いでしょう。わたし鳥ガラ触るのが苦手です。
  5. 麺をたっぷりのお湯で茹でます。茹で上がりの手前で、4のスープを丼に入れよく内容を溶かしておきます。すかさず麺をお湯を切って投入し、1の肉味噌と3の野菜をトッピングして完成です。お好みでラー油を加えてください。



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