ハル子のキッチン Tuesday, September 12, 2006
天津飯
天津飯は、中国の天津の料理ではなく、日本で考案されたものです。
実際、天津に滞在したことのある同僚にききましたら、「天津には天津タワーはあるけど天津飯は無い。」とわけのわからんことを言っておりました。
さて、天津飯ですが明治時代中国からの物資が天津港から日本にもたらされたため、天津が中国の代名詞的に使われるようになったようです。
当時としては、中国的料理というイメージでのネーミングだったのかもしれません。
この天津飯ですが、せっかくのカニが卵で包まれカニ本来の味が生かされてないような気がしてあまり好きではないのですが、簡単なので忙しいときにはちゃちゃと作れてしまって便利です。
私は甘酢あんにするのが好みですが、酢の入っていないあんの天津飯も良くお目にかかります。お好みでどうぞ。
 難易度  
 おいしさ 

 3段階評価だよ


 

レシピ


アイコン 材料  2人分
 
  • あん
    • 干し椎茸戻し汁
    • 砂糖
    • 醤油
    • スープの素
    • ごま油
    • ショウガ
    • 水溶き片栗
  • カニの身
  • ショウガ
  • ネギ
  • キクラゲ
  • 干し椎茸
  • ニラ
  • ご飯

300ml
100ml
大さじ2
大さじ2
大さじ2
大さじ1
小さじ1
千切りほんの少し
適量
4個
100g
10g千切り
8センチ
3枚
1枚
3枚
一つまみ
大さじ2
二人分

アイコン 作り方
 
  1. あんを作ります。水溶き片栗とごま油以外の材料を鍋に入れ加熱します。温まったら水溶き片栗を少しづつ加え、ゆるめのあんを作ります。
  2. カニの身はトッピングの分をよけほぐしておきます。干ししいたけは水で戻し細くきります。ショウガはごく細い千切り、ネギは粗みじん、ニラは斜めに、キクラゲは千切りにします。
  3. 卵を良く溶き、塩、カニ、キクラゲ、干し椎茸、ニラを混ぜます。
  4. 皿に一人分のご飯を、半球状に盛ります。
  5. 中華鍋に多めの油を熱し中火とし、ネギとショウガの半量を炒めます。しんなりしたところで、3の卵の半分を入れざっとかき混ぜ、後は中火から弱火で炒めます。丸く整形しながら半熟状になったらフライ返し(ターナー)で底入れし中華ねべを大きく振って返します。両面をわずかに焦げる程度に焼いたら、ご飯の上に乗っけます。
  6. トッピング用にとっておいたカニの身をおき上からあんをかけ完成です。
  7. ご飯に味がついていないので、あんは多めにかけご飯とともにいただきましょう。


チャーハンを使用する場合もあるようですが、ちょっとくどくなるかも知れません。



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