ハル子のキッチン 2009年8月16日 日曜日
水煎包 スイチェンパオ
この餃子みたいなのは中国や台湾でポピュラーな焼き饅頭です。
中身も形も色々ですが、好きなものを包んで蒸し焼きにしたものを水煎包といいます。
すっごくおいしいのですが、餃子よりかなり大きいですし皮が厚くもっちりしているので市販の皮は使えません。自分でこねこねして作らなくちゃいけないですからこの段階でちょっと面倒に思えてしまいます。
そこで、私はこの種のこねものにはスタンドミキサーを使っています。
パンニーダーを持っていれば良いのですが、そこまで本格的ではないですし、スタンドミキサーは他の用途にも使えるので1台持っているととっても便利です。
材料を入れとくだけでよい生地ができちゃいます。
さて、お味は入れる具材によってちがうのですが、今回はウー・ウェンさんのレシピをベースに豚肉を加えてみました。
ほんとにおいしいです。箸が止まらなくなっちゃいます。試してみてください。
難易度        おいしさ 

3段階評価だよ
ウー・ウェンの北京小麦粉料理
スタンドミキサー
レシピ
アイコン 材料  約3人分 10個
 
  • 生地
    • 薄力粉
    • ドライイースト
    • グラニュー糖
    • サラダ油
    • ぬるま湯
    • 桜海老みじん切り
    • 豚挽肉
    • 長ねぎみじん切り
    • ザーサイみじん切り
    • 醤油
    • 黒胡椒
    • サラダ油
    • ごま油
  • サラダ油

200g
小さじ1
大さじ1
ひとつまみ
大さじ1
110ml

2個
10g
100g
15センチ
50g
小さじ1/4
ザーサイの塩分により増減
大さじ1
少々
大さじ2
大さじ1
大さじ2
150ml
アイコン 作り方
 
  1. 生地を作ります。
    薄力粉、ドライイースト、グラニュー糖、塩をボウルに入れて混ぜます。

  2. ここに数回に分けて人肌のぬるま湯を加えてこねます。
    混ざったらサラダ油を加えさらにこねます。
    体重をかけてこねて全体がしっとりとひとまとまりになるまでこねます。
    スタンドミキサーの場合は材料を次々に加えていくだけです。約10分低速でこねます。
  3. こねたら濡れた布巾を固く絞って上にかけ30分発行させます。オーブンやコンベックスの発酵機能を使用すると更に良いです。

  4. 発酵の間に餡を作ります。
    フライパンに油を強火で熱しとき卵を入れてすばやくかき混ぜスクランブルエッグを作ります。
    ここに豚挽肉、長ねぎ、ザーサイ、桜海老を加えさらに炒めます。
  5. 炒めたら、塩、醤油を加え最後にごま油を加えたら火からおろしバットに広げ冷まします。
    冷めたら、10等分にして置きます。写真はレシピの倍の量で20等分にスジを入れています。
  6. 生地の発酵が終わったら打ち粉をした台に生地を乗せ棒状に延ばして10等分に切ります。
  7. 麺棒で6−7センチの円盤に延ばし手のひらに乗せ5の餡を乗っけます。
    生地を大きく伸ばすと包みやすいような気がしますが、合わせ目が大きくなりすぎるのでぎりぎり合わせられるくらいが丁度良いです。
  8. 両手で生地を持ち、親指と人差し指で口を閉じます。
    生地の淵を指で引き上げるように包んでくるとうまくとじられます。
  9. きゅっと最後を締めるとベンツのマークみたいな閉じ口になるので、上の出っ張りを横に倒して更に口を密着させます。したがってヒダが一つできます。
    慣れなければ餃子型にしても別に味は変わりません。
  10. フライパンにサラダ油ひき饅頭を並べます。閉じ口を上にします。蓋をして20−30分2次発酵をしますが、そのまま焼いちゃってもおいしいです。
    強火でまず焦げ目をつけたら水を加え蓋をして水がなくなるまで蒸し焼きにします。
  11. 醤油や酢、ラー油などをつけていただきます。何もつけなくてもおいしいです。




















2011年2月13日 日曜日




久しぶりに作ったスイチェンパオ。
餃子のように見えますが、餃子の4倍くらいの大きさで2-3個食べればおなか一杯になります。
中身は豚肉とザーサイ、卵などで、餃子や小龍包のようなみずみずしさはなく乾いた感じです。生地は饅頭の皮に似て厚みがあります。おいしそうな焼き色を付けてから蒸し焼きにするので焼いた面はぱりぱりで蒸した面はふかふかです。焼いた肉まんに近いといえば近いような、、、
ま、作って食べてみればわかるんじゃないでしょうか。そんなに難しくないですし。






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