大昔に騒がせたこの星の今はと言うと「かに星雲」にあたります。この事件のあと望遠鏡などの観測機が発明されるまで人々に知られる事無く静かにしてました。
18世紀フランスの天文学者シャルル・メシェ彗星の捜索中に星雲を観測しメシェカタログの1番に登録されました。(M1)19世紀のイギリスのロス卿によって、その形からかに星雲と名づけられました。
その後、かに星雲は急激に拡散されていることが発見され約800年前の原点に時をさかのぼると一点に集まってる事がわかり、その一点の位置と昔の記録から1054年の新星爆発の残骸である事が確認できたのです。その後1572年、1604年に新星爆発が確認されていますがそれ以来はないそうです。