2004年1月72枚の写真の撮影に成功(左写真:短/長時間の各露出画像を核画像を合成)。核は直径5kmと丸型、クレーター壁で覆われていた。クレーターは小惑星などとは異なり、このことから、底は平坦であり、氷の他、粘着性の強い物質が含まれていると考えられている。
最接近距離は240kmであり、同時に彗星の塵の採集にも成功し、それを2006年1月に持ち帰ることにもに成功した(右下写真)。
今(2010年現在)もなお、分析が進められており、輝石やカンラン石、また、今までの彗星採集では初となるアミノ酸のグリシンなどが発見されてた事は確認されている。
酸グリシンの発見は、生命誕生説のひとつである宇宙起源物質ではないかということもあり、今後の研究に期待されている。