メイメイの事件簿


5.ゲボ風邪

先日 ムスメは病気をした
俗称(?)ゲボ風邪、嘔吐下痢症のことである

土曜の夕方、何だか機嫌が悪いなーと思っていたら
抱っこされたまま 突然ゲボゲボーっと吐いた
まさにその名の通り、すごいネーミングである

慌ててかかりつけの小児科に行く
ここは土曜の午後も7時くらいまでやっていて
本当に助かるのだ

念のため吐瀉物を袋に入れ
バスタオル、ビニール袋など用意して
車に乗り込む

車ではもうすぐ到着、というところで大量に吐く
バスタオルで何とか受け止めセーフ
かわいそうに 吐くのはしんどいよねえ
それでも吐かないときは割とケロッとしている

病院ではインフルエンザと花粉症らしき人で大賑わい
遠くで先生の声がかすかに聞こえる
「あなたはA型」「あなたはB型」
・・・新学期のクラス分けか?

ムスメも診てもらう
「あー、これはゲボ風邪です。はいこれどうぞ」
ゲボ風邪プリント(説明書)を渡された

園や学校で大流行だという
とにかく水分補給と安静が第一
ダンナに子供用イオン飲料を買い占めてもらう
その日は水分だけにして
吐き気止めの座薬と抗生剤をもらう

さて子供にいかにして薬を飲ませるか
市販のお薬飲めたよシリーズ(ゼリーのオブラート)は
気分で飲んだり飲まなかったり・・・
おだてたり ご褒美作戦を使ったり
親もなかなか頭がいる

その後吐き気は収まったが 熱が出た
38〜9℃が2,3日続くので
連休も毎日診察してもらう
(H先生、本当に感謝してます)

普段ほとんど病気をしないムスメだが
さすがに今回はしんどいようで甘えモード
「だっこ〜」と常にせがまれ べったり
こんなに抱っこするのは赤ちゃんの時以来かも


おかげさまで5日目には熱も下がり
活発なムスメにもどる メデタシ

病気は大変だったが、ひとつ笑えたのは
ダンナが抱っこして診察を受けていた時のこと
ダンナのヒザに可愛い物体が見えたので
先生が ムスメが落とした何かと勘違いして
引っぱり、ビリッと破いてしまった

それは何を隠そう、ダンナのズボンのアップリケ

ピンクのチューリップがミスマッチな一品
年季の入ったズボンに穴があいたので
お花でふさいでおいたのだ

先生は謝った後 「まあステキじゃねぇー」と
コメントされた(他にどう言えば・・・)
・・・・ほめられたのかな?

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