杖立山 つえたてやま (平成20年10月26日) 小雨
高知県▲1133.1m |
山のガイドブックによると、マルバノキの自生は四国では高知県の
岩躑躅山と杖立山の二ヶ所でみられる貴重な花とあります。
本に「杖立峠を北東に下る」と書かれてありますが、時期がずれれば解らないかも?
気になり、山歩きと植物に詳しい“こなすびさん”にお尋ねしました。
「行けば出会えますよ」と教えて頂き、期待を胸に杖立山へ出掛けることにして
朝起きると雨降りです。「どうする…?」「折角のお弁当!」…
いつものごとく「行くだけ行こうか?」の流れで予定より遅くに自宅を出ました。
自宅出発6:20−善通寺IC−大豊IC7:20に降りてふるさと林道北川線ー8:00着
行き止まりの広場は車の回転場ということで邪魔にならないよう脇に寄せて駐車して
たぶん二人だけでは〜と初めての山で少し心細く思いながら
小雨の中、ゆっくり身支度中に一台の車が来ました。
“こなすびさんの車”エッ〜嘘〜〜
確か「御来光の滝行き」のはずではと、一瞬我が目を疑いましたが"^_^"
今日の天気で予定を変更され、ご一緒できると分かり嬉しかったです。
私にはいい雨になりました"^_^"すみません。
いつも夫婦二人の山歩きで、登山口から同行させて頂くのは初めてです。
こなすびさんと思いがけず、ご一緒できてウキウキ気分のうれしい出発になりました。
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林道行き止まりに登山口です 9:00 |
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樹齢300年以上の「笠松」は残念ながら松葉が枯れています |
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手入れの行き届いた植林の中を緩やかに登る |
鉄塔No.106下に梶ガ森への分岐 9:50 |
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杖立峠に出ました。 峠のお地蔵さん 10:00 |
峠を右に鉄塔No.105 ヤマラッキョウなど花散策中(^。^) |
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峠より北東に少し下るとマルバノキの自生地です |
大豊町指定文化財 天然記念物 |
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マルバノキの花別名「ベニマンサク」
花は葉腋に花弁を星状の形に広げ、必ず背中合わせに2つ宛くっついて咲く。
実は年を越して10月終わりの花木の頃熟し、
赤いハート形の紅葉と結実と開花が同時に見られるとありますが
実は落としていましたが花は満開〜☆で出迎えられました。
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木の上の見上げる位置に沢山咲いています こなすびさん、撮影
マルバノキの花
小さくてかわいい☆形の花がいっぱいです〜♪
葉を落とした細い枝の先まで〜星を散りばめたように咲いています☆
小雨の中にもマルバノキを観察中は小止みになりラッキーでした。
夢中で撮った写真もよく撮れてなくて残念〜ぜひ青空の下で見てみたい花です。
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こなすびさん、撮影 |
葉までかわいいハート形で赤く紅葉します |
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指の先ほどのかわいい花♪
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夢中で〜す。携帯にもパチリ☆ |
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マルバノキの群生です〜 |
峠より杖立山頂への尾根道 11:20 |
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峠から山頂への尾根道から左に太平洋が見える |
和田コースとの分岐 |
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視線の先は梶ケ森です ネイチャーハントの標識 11:45
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紅葉と雲海 (大岩からの太平洋方向) |
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杖立山頂上へクマイチゴの棘を気にしながら植林の中を進む 尾根道の小さな岩場 |
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杖立山山頂 |
三角点▲1133.1m 12:10 |
広く刈り開けた杖立山山頂は山名表示板もなく三角点のみ
草でも茂れば埋もれてしまいそうです。眺望もありません。
こなすびさんの案内で山頂にたどり着きましたが、
発見しにくい幻の三角点と聞いています。
ここでも昼食時だけ雨が小止みに〜またまたラッキーでした(^o^)丿
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ひき返しの岩場の尾根から梶ケ森が見える 12:45 |
北川登山口へと進む(滝経由で近道) |
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六本の滝への分岐 崩れそうな細いトラバース道 13:50 |
滝を見ると気分が落ち着きます〜(*^。^*) 14:10 |
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六本の滝
三段の各々に滝壺を持ち大豊のナイヤガラとも呼ばれる
水量豊富な大きくきれいな滝でした。
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作業道に出ると雨上がりの展望 |
沢近くに置いた車までもうすぐ(^o^)丿無事下山です♪15:30 |
出合った花 |
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カワラナデシコ リンドウ ママコナ |
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ヤマラッキョウ アザミ ヒオウギの種 |
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ノブドウ メギ クサギ ほかセンブリ等 |
思いがけず、こなすびさんとご一緒できて
いつもと違う山歩きの楽しさに、最後までルンルン気分で足も軽快でした(^^♪
いろいろ教えて頂きありがとうございます。
またよろしくお願い致します。 |
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