カガマシ山 (かがましやま)〜橡尾山 (とちおやま)平成20年10月19日 曇り
愛媛県 カガマシ山▲1342.9m 橡尾山▲1222.1m |
先日(10/5)の奥工石山からの帰路に県道5号川之江大豊線の途中で見た
「原生林遊歩道入口」のカガマシ山と橡尾山へ行きました。
今朝は所用でいつもより遅い出発ですが新宮ICまで高速利用で一時間で登山口に着きました。
登山口脇の広くなった路肩に駐車して登山です。
自宅8:20ー善通寺IC8:25ー新宮IC8:55ー登山口9:20 |
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登山口 9:30 原生林遊歩道の分岐
少し薄暗い登山道です。時折聞こえる鹿の鳴き声と小鳥の囀り
木々の間を飛びかう可愛い小鳥が見えます。
野鳥にも関心があるものの鳴き声でも判るのは「やまがら」だけです"^_^"
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ロープのあるザレ場 これより原生林
急登りの植林を抜けると「原生林遊歩道」の分岐です。
左のトラバース道に進みます。 (直進路は橡尾峠行きで復路で通ります)
私のイメージとは少し違う「遊歩道」
原生林保護か?自然のままで整備はされていません。
途中でザレ場もあり雨の日には注意が必要です。
小さな沢と・・・所々で
挿し込まれた管からシャワシャワと湧き出る水の音がします。
この辺りから原生林です。
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原生林の巨木
トチ、ケヤキ、ハリギリなどの巨木が見られる原生林
いつまでも佇んでいたい気持になる〜
今日一番のお気に入りの場所です。
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水量豊富な谷 谷の上 (登山道をはさんで) 谷の下 |
大岩を右に迂回 11:20 |
シャクナゲの尾根 |
大岩を右に迂回してシャクナゲ群生地の支尾根に出ます。
(テープ印が少なくとり付きが解りづらい)
シャクナゲの枝を潜りながらの急登りに一汗"^_^"
花の蕾は数少なく来年も残念ながら裏年かも…。
シャクナゲの木々の切れ間に塩塚峰が見えました。
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奥に塩塚峰 |
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サルの腰掛でしょうか?はじめてのビックサイズ〜
驚きました。 |
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急斜面をよじ登る 12:10 十人ほどが車座になれる広さの県境尾根 12:30 |
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カガマシ山へ県境尾根の縦走路を左に進む 1:00 |
岩場の尾根 右手は断崖です |
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後方に橡尾山が見える〜 |
所々登山道は埋もれています。私も! |
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▲カガマシ山1342.9m 1:30 |
ブナの黄葉はじまり〜 |
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ササ漕ぎ 白髪山(左)と奥工石山(右)
山頂は雑木とササで展望がなくそこそこに往路を引き返すことに。
少し下った辺りで先日登った奥工石山と白髪山が見えました。
稜線の先に橡尾山が見えます。
県境尾根右が高知県側で桧の植林、左が愛媛県側で天然林が対照的です。
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橡尾山 |
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曇り空に遠くが霞んでいます |
シャクナゲ尾根を登りついた県境尾根までひき返し着く 2:00 |
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県境尾根を橡尾山へ進む |
橡尾峠 2:30 |
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登山道横の石積み? |
倒木も多く道をふさいでいる |
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▲橡尾山1222.1m 3:00 桧の植林と天然林を分ける登山道をひき返し
橡尾山も残念ながら展望はありません。
登山道は荒れていてコースを外し易くなっています。
ササで覆われた登山道に倒木が多く足元注意です。
橡尾峠まで往路を引き返し十字路を右にブナ自然林を下り
原生林遊歩道の分岐で合流して往路を登山口まで下ります。
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ウメモドキ エゴノキ サワフタギ
エゴノキの実がゆらゆら揺れていました〜
ヤマボウシの赤い実の他にも可愛い実がいっぱい〜! |
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橡尾峠 峠の近く何の木か? 3:50 紅葉が始まっています〜 |
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ブナ林の紅葉 |
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急傾斜を下る |
暗くなると見失いそうな登山道です |
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もうすぐ往路と合流 |
薄暗い中を無事下山 4:45 |
“今日は誰にも出会わないかも”と思っていたのですが
県境尾根からカガマシ山への岩場を過ぎたササの中で山頂から下山のご夫婦とすれ違い
橡尾山への尾根でもう一度出会いました。高松の方でした。どこかでまたお会いしたいです。
紅葉には少し早かったのですが原生林遊歩道はまた訪れたいと思いました。
県下一といわれるシャクナゲ群生地も開花の時季に是非見てみたいです。 |
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