―『あとがきもどきの道』編2―


裏は秘密の称号
秘密は裏の称号
話が動く。こっそり動く。
大きな暴露話になるための噂が、ひらかれる――




18話説:風雨凛翔

新章、『新たなる物語への道』編の出だし。
風雨凛翔も前々から決まっていたので、4文字は偶然です。
風と雨が凛々しく翔(と)びたつように。
ふふふ、炎水龍具のときのように題名が冒険者名になるとは限りませんぜ(ぉ
とりあえず最初としてパーティーのおさらい。イサはもうすっかり元気ですw
それで、一通の手紙がきてエルデルス山脈に向う事になります。
さぁて、そろそろ来ますぜ(なにが
ところで、悩んでいる時にたくさん食べる。
これはきっと赤川次郎先生の影響かもしれません(苦笑
あの人の作品の中には、そういうのが結構出てくるんですよ。
その量を『〜〜だけしか』っていうのは凄いですね、ホント。
あと、キャラクターに向けて謝るっていうのもあったなぁ。
最後に新キャラ登場。この子、次回で口調が変わります(笑

 
 
19話説:不幸少女

リィダ=アシュリル。彼女の名前に聞き覚えのある人がいるかもしれません。
いや、アシュリルっていうのは風地神将が始まってから改めてつけたんですけどね。
『リィダ』だけならどこかで聞いた覚えがあるかもしれないです。
まぁその話はのちにすることで。
彼女の口調は、最初はただの荒っぽい口調、という設定でした。
でも、こっちの方がしっくりくる、というので『〜〜っす』口調。
正式名称なんざ知りません。ていうかあるのか正式名称……。
あと、姐御。
本来、姐御は本当にイサが姐御と呼ばれる設定だったのです。
それなのに、何故かムーナを姐御と……。
実はこれ、予定外の設定になったのですよ。
あえていうなら、キャラクターが勝手に口走ったことから生まれた。
『最初は魔道士を志してたんすが〜〜』の部分。
これはテキトーに(ぇ)組み込んだ話だったのですが、その流れで
魔道士を志していた→何故→ムーナに憧れて→じゃあ姐御はムーナだ
というようになって、ムーナが姐御になりました。
四人が呆れて驚いたけど、自分でも驚いた(笑
まぁ確かにイサが姐御と呼ばれるには不自然でしたので、結果オーライ。
んで、最後にリィダが口走った本の名前。
『世界の薬』『誰でもできる!薬の調合(上)(下)』『幻の調合法』。
もしかしたら覚えている人がいるかもしれませんね。
炎水龍具の大会の章、7章『登録』にて出てきた本の名前です。
ルイナが借りてきた調合本の名前なのですよ。
こっそり炎水龍具とリンク(微妙すぎますけど)。


 
 
20話説:不運少女

というわけで彼女は仲間になっちゃいました。
それにしてもサラの存在には驚きました。自分で驚いた(は
ホントはラグドあたりがぽーんとやっつけてしまう予定だったのですよ。
サラが注射器を使ってしかも魔法(っぽいもの)使った。
サラは結構強いんですよ、と今回の話で言いたかったです。
彼女はしばらく出てきませんが……キャラ変わったなぁ。
いや、変わったというか、戻ったんですよ。
『始まり』編ではシリアス演じた彼女が超暴走。
女好きという点をバリバリ発揮してくれちゃってます。
ムーナのいうことは少しきくので、彼女がいないとホント恐い存在です。
そして、リィダはまだまだ不幸な人生を歩みます。
不幸不運は彼女のアイデンティティーですから
不幸というスキル(ぇ)は使い勝手がいいですからね。外せません。
次回はいよいよ山月記の話!



21話説:猛虎人食

題名の名前は、最後まで『猛虎人食』か『人食魔豹』のどちらかにしようか迷った(ぇ
魔豹を使ってそれとなくネタバレにしようかと思いましたけど、猛虎に決定。
理由? 猛虎連撃破が好きだからですが?(マテ
んで、キラーパンサー登場。名前はキラパン。
これでリィダの存在の材料は揃いました。近々エンが登場しそうだ(笑
んで、モンスターハンター。ホントはマスターにしようかと思ったんですけどね。
狩人という点がなくなりそうだったんで、ハンター。
ムーナやイサが言っている虎化する話はもちろん山月記のことです。
自分は、確か高校2年生のころに授業で読みました。
もっとそれらしいことを言おうとしたんですが、
そればかりに執着する必要性がなかったので、かる〜く言うだけ。
ついでに『不幸』を食べるキラパン。
これでリィダの不幸がなくなる? んなわけねぇでしょ(笑
それはまた後日、どっかに書く予定ですw




22話説:寒風一陣

伏線パラダイス!(は
なんかいろいろ伏線張りました。消化できるかな(汗
イサとリィダ以外の全員の伏線。
まず最初にキラパンとホイミン。知り合いっぽいです。
『クラエス』という名前だけ出てきましたね。
キラパンはその名前に心当たりがあるようですねぇ。
続いてムーナ。
何かを貰っていますね。ビンをローブの中に入れています。
彼女がローブに携帯しているものといえば……。
最後にラグド。
ここで炎水龍具のキャラクターが登場。
『風殺』のミっちー登場(誰
ということでミレド登場。たまに彼のことをミっちーと呼んでしまいます(死
この伏線はラグドとミレドの相対、ではないのです。もっと他の所です。
んで、ミレドは酒の説明してますよね。
お酒に詳しいという設定はRPGツクール作品の『異伝α〜英雄の軌跡〜』専用設定。
……のはずでしたが、どうせだからとここで活用。
利用できるものは何でも利用するのが暗殺者だ(違
というわけでお酒の説明してくれました。
お酒万歳と言いたい所ですが、自分はお酒呑めませんorz



22外説:不幸少年

外伝的お話。でもこれも一応伏線なのです。
ということでダーキ登場。
炎水龍具では一回しか登場しなかった彼。
不幸少年と位置付けたのですが、インパクトがないなぁ……。
リィダのほうが素敵ですね。彼女のせいでダーキの印象が薄いほどです。
本当は完全純粋盗賊少年だったんですけどね。
そうなるともっと薄いというかなんというか。
不幸仲間にして、リィダと仲良くなったので結果オーライ?(違うだろ
ダーキとの出会いは伏線です。……たぶん。
あと、会話の中に幾つか複線あり。試験とか。試験とか。試験とか(しつこい



23話説:魔法戦士

ファイマ来たぁぁぁぁ。
炎水龍具キャラクターがここらに来て急に増えてきました。
エンたちと出会った時よりもやや性格が違います。武具マニア。
んで、よくよく考えればイサは言葉通り、勝利らしい勝利を最近していません。
というわけで本当はラグドと対戦させようとしたのを変更しました。
なんか、ソルディング大会の時よりも強いなファイマ(苦笑
まぁいいや。この辺のつじつまは目をつぶってください(ぉ
一応これはS大会前の話ですからね。精霊の鎧誕生の瞬間でもありますけど。
今回は戦闘メイン。ストーリーそのものとはあまり関係ありませんでした。
ただ、次の話に少し影響します。だってイサの武器が壊れちゃったんですもの。




24話説:複製龍具

今回は本当に複製品です。
ほら、勇者伝説の時は複製とかいいつつ本物でしたけど。
今回は本物の複製(謎)です!
そんなわけで三種類の複製版龍具。
『飛龍の風爪(ひりゅうのかざづめ)』、『地龍の大槍(ちりゅうのだいそう)』
それから『魔龍の晶杖(まりゅうのしょうじょう)』。
この武器変更それぞれ、ストーリーに微妙なほどに絡みます。
飛龍の風爪なんて『風磊(ふうせき)』を探せとか言われてますからね。
ちなみに『風磊』。『磊』を「せき」と読ませます。
本当はこんな呼び方しません。「らい」としか読みません読めません。
いわゆる造語みたいなもんです。造語ですらない気がしますが。
とりあえず、作者はこれは「せき」ではなく「らい」であるとちゃんと理解してます。
後々の展開に繋がるものです。ご了承下さい(なにを
そういえば今回や炎水龍具に出てきた港町アショロ。
漢字に変換すると「足寄」となり、実際の地名にあります。北海道付近だった気がする…




25話説:謎謎迷宮(不思議なダンジョン)

「新たなる物語への道」編、終了でぇす。
全部で9話という短い話でしたが、伏線ばっかりでした。
これでいろいろ次の話に関わってきます。
んで、今回出てきた『真聖の宝珠』。炎水龍具にも出てきましたね。
あっちで「とある冒険者から寄付された」という言葉があります。
実はイサたちのことだったんですよ。これは前からやりたかった。
本当はイサたちが不思議なダンジョンに戸惑いながら進むのもいいと思ったんですが、
ぶっちゃけ不思議のダンジョンは5割ほど『運』ですからね。
『運』ときたらリィダにスポットと当てないと!
ということでリィダが中心になりました。『新たなる』編最後の話なのに……。
一応、リィダとキラパンの活躍ということになるでしょうか。
次の話ではしばらく活躍場面がないために、ここで活躍してもらいました。
んで、最後に出てきた闇の人。(人?)
これも炎水龍具の舞台裏みたいなもんです。キガム登場。懐かしいな(笑
『始まり』編のようにきっちり一段落済むんじゃないのです今回は。
謎(?)を残したまま、次回へ続く。
次の『編』は、最大の冒険になるとかならないとか(どっちだよ
まぁそんなわけでなんとか今年(2005年)までに『新たなる』編は終わりました。






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