| 青少年演劇集団スタートライン8th ダイジェスト |
「城北だけのプロジェクトX」
〜SOS! ひめゆり部隊を救出せよ!〜 |
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| PART2 時間との戦い |
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| 「クイズ・波型玄関でドン!」 司会 ルンルン山岸 アシスタント 栗りん |
| さて、とにかく時間がない・・・そのことが頭から常に離れず、とにかくまいてまいて仕上げていくしかない!と決断!いきなり9月から異例の週3回稽古を開始!今年はそういった意味で一番練習スケジュールがハードな年であったと思ってます!9月中はここ数年週2回ペースでずっとやってきてたので、8THに無理させすぎかなぁと思いつつも、今やらないと10月には怒涛のようにテストと学校行事が集中してきてしまう・・・・日曜午前練習を含めて9月中は13,4日やったと思います!台本も1場がSFファンタジー系のスタートになってしまったため、2場からのひめゆり部隊の登場からは一気にシリアスな台本仕上がりとなり、現代人と昭和20年の15歳の対比というコンセプトが、ある意味シリアスとアニメチックな芝居のミスマッチでむしろドーンと重くならない展開へ進んでいけたのでそれはそれでありかなとも思い、振り向かずに台本は一気にアクセルを吹かしました!予定の15日には間に合わせられませんでしたが、それでも4分の3まで持ち込み、あとは、クライマックスをどうもって行くかというところで再び構想をあたためるべく、映画とテレビ、ネットで情報収集を!楽屋裏でも書きましたが、明石屋さんま主演「さとうきび畑の唄」は大変心に残るドラマで、ビデオで3回見直しました。そんななかで、摩文仁の丘の崖から身投げしていく沖縄の民間人たちのCGを使った絵があまりにも印象的で頭から離れませんでした。みんなああやって集団自決していったんだと・・・・・他には映画「ひめゆりの塔」を2本。後藤久美子と沢口靖子主演のものと古手川祐子 栗原小巻主演のものとを見ました。もう一本高峰美恵子だったかな?だいぶ昔のひめゆりの塔もあるんですが、レンタルコーナーになく、かわりに仲代達矢 丹波哲郎主演の「激動の昭和史 沖縄決戦!」を見ました。「ひめゆりの塔」は沢口.後久美のほうが評価も高いせいもあって、」せつなかったです。以外に良かったのが「沖縄決戦!」兵隊側からとらえた映画で、なるほどこんな裏事情もあったのかといったエピソードもあり、参考になりました。でも共通した部分はとにかく負傷兵に青酸カリ、もしくは手榴弾を持たせ壕にを置き去りにしていったこと、麻酔、医薬品など枯渇していたため、怪我した足を麻酔なしで軍医が切断していくシーンがあること、水が無く小便を飲んで亡くなっていった兵士、耳の中に、うじが沸いているから取ってくれと叫ぶ兵士、民間人が壕を軍に追い出されていったこと、ひめゆり部隊は毒ガス弾を壕のなかに受けて亡くなっていった人が多かったこと、他にもまだ3本の映画に共通していたことがたくさんありました。そんな中で、これはクライマックスで表現したいのだがやってもいいだろうかと悩んでいたシーン・・・・ひめゆり部隊の最後・・・映画では3作ともひめゆり学徒たちが合唱しているシーンが出てきます。ひとつは「てぃんさぐの花」という沖縄民謡。もう1曲は名前がわからないんですが、沖縄民謡で別れのときの歌、そしてもう一曲が「ふるさと」でした。我々にも一番なじみがあって、それでいてたまらなく涙を誘う曲・・・それはやっぱり「ふるさと」でした・・・史実では玉砕前にひめゆりの人たちは合唱したといわれています。台本構成する時点で、結局ひめゆり部隊は救出できず、現代の城北中生たちと涙の別れをし、ひめゆりたちは亡くなっていくことは決めてはいたのですが、問題はスタートラインの演劇でひめゆり部隊が亡くなっていくシーンを入れるべきなのか、どうか・・・・! |
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「戦争っていったい何なのよ・・・・私・・・わからない・・・平和って・・・生きるって・・・・いったいどういうことなのよ!!!!」 |
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| 城北公演では学区の小学校6年生も観劇に来るわけで、ただでさえ敏感になっているご時世、そして多感な年齢のお客様に対し、中学生が亡くなっていくシーンを挿入していくのは心苦しく、本当に迷いました。青少年演劇集団スタートラインが、そこまで言うべきなのか?表現すべきなのか・・・・。台本上には「ふるさと」の歌詞を書き込んだだけで、細かいト書きは書き込みませんでした。迷いに迷ったんですが、心を鬼にして稽古場で「ふるさと」を合唱しながらひめゆりたちが、続々と倒れていくというシーンをいきなりやってみることにしました。最後に倒れていく関口さんが「おかあさん・・・・おかあさん・・・おかあさん!」とさけびながら倒れていきます・・・・胸が締め付けられて、とても心苦しく、もう涙がこぼれ落ちるのを懸命に上を向いてこらえて、「はい、OK!!」と声をかけました。見ていた周りからもため息がうわーっと漏れ、8TH結成後初めて感じたとっても緊張感のある2分間でした。このときあたりからでしょうか?8thメンバーが稽古中から涙を流し始めたのは・・・・なにか感じていくものがきっとあったんでしょう。一番印象に残っているのは鈴木さんが雁木本番直前の通し稽古中・・・最後のお別れのシーンで「ごめん・・・もうだめ・・・」と言って素の自分に戻ってしまい泣き出してしまったこと・・・今までスタートラインの稽古をずっと見てきた私マル丸山ではありますが、ここまで切実に登場人物たちの心情にに入り込みながら、その役柄の人生を思い、あまりの刹那さに自分として今の自分の感情で涙してしまうことはなかったです・・・グッと来ました。胸に・・・・せつなく・・・・そして、この子達ならこのシーンを演じてもきっと伝えてもらえる、本物として伝えてくれると信じることができました!かっこつけるわけではなく、この芝居のこのシーンは変にぼかすのをやめよう。逃げるのをやめよう。誠実にストレート勝負で8thメンバーの清らかで純粋で真実を求めている心で精一杯ぶつかってもらおう!そう決心しました!だからためらうことなく、城北公演でもこのシーンのまま勝負しようと腹をくくりました!そこに現代人キャストの群唱・「テレビをつければ毎日毎日殺人事件・・・テレビをつければ毎日毎日少年犯罪・・・中学生たちよ・・・大人たちよ・・・・このままでいいんですか!・・・・・・・etc」を挿入していくことでこの「プロジェクトX」の芝居のコンセプト・昭和20年の15歳と2003年の15歳との「命の重み」をつなぐ赤い糸を結んでいこう・・・そして、ひめゆり学徒が昇天し、2003年にひとりひとりメッセージを残していく・・・・その言葉は、ひめゆりを演じる8thメンバーひとりひとりに任せよう!8thの感性にこのシーンを委ねました。そして再び全員による群唱・・・・群唱最後の言葉は広島原爆公園の石碑に刻まれている言葉・・・「過ちは2度とくりかえしませんから・・・・」を引用させていただきました。この言葉の意味を8thひとりひとりはじっくり噛み締めて発してくれていたと思っています。・・・・そこには、この曲しか頭にありませんでした。中島みゆき「ヘッドライト・テールライト」・・・文字通り、「プロジェクトX」は終盤を迎えていくのであります・・・・ |
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マル丸山の3時の一服コーナー |
| さて、皆さんご存知だと思いますが、NHK「プロジェクトX 〜挑戦者たち〜」と言う番組を一度はご覧になってることと思います。この番組、私・マル丸山は超大好きな番組であります!火曜日はガテンの練習などあって、最近なかなか見れてないんですけど、それでも興味あるタイトルのものは必ず見ています!この番組って、われわれサラリーマンにとって、ものすげえ泣ける番組だと思うんですわ・・・歴史上に登場してくる人物って、たくさんいますよね?・・・そういう人の話・・・例えば徳川家康とか坂本竜馬とか長嶋茂雄とかまあ数えきれませんわ・・・その人たちにも、もちろんドラマがあって感銘を受けるところもたくさんあります。でも、この「プロジェクトX」に登場してくる人物たちはみんな知らない人ばかりじゃないいですか・・・しかも、会社の社長とか、政治家とかそんな格がつく人間ではなく・・・・我々と同じ庶民なんです!!サラリーマンなんです・・そこが、泣ける!!そしてその人たちのやり遂げたなっていう充実してる眼を見ると、明日も頑張ろう!!って思えるんですよ!この番組は・・・瀬戸大橋は知ってても、そこで戦ってきた男たちのことは何も知りません・・・青函トンネル・・・カップラーメン・・・液晶テレビ・・・醤油・・・浅間山荘事件・・・そのほかもうたくさん・・・上げたらきりがない、誰も知らないヒーローがそこにいる・・・そのことを成し遂げた人たちのインタビューには、とっても胸にこみ上げてくるその人たちだけにしかわからないであろう戦いを噛み締めたものの「言葉」がありますよね・・・そこで陣頭指揮を執って来たリーダーがいて、そしてとっても部下に慕われるリーダーでいて・・・そのリーダーに対して部下が言う言葉は「男が惚れる男ですよ・・・あの人は・・・」と言う言葉・・・。もうこの言葉俺的には泣けて泣けて・・・私もそういう人の下でデッカイ事やりたいんですよね!本当は!!この人のためなら死んでもいい!と思えるような男についていきたい!!そんなロマンに憧れます!!そういった夢をこの番組は、与えてくれるんですよ・・・我らサラリーマンにとって・・・!だからというわけではないですが、俺もそのようなプロジェクトXのヒーローたちのように、「男が惚れる男になりたい!・・・」と常に思いながら人間を磨いていかなきゃならんなあと番組を見終えていつも思ってます。最近特に印象に残っている言葉は、駅伝の名門に育て上げた、西脇工業の監督の先生の言葉「選手は一流、指導者は三流。勝てば選手の努力、負ければ指導者の責任。」それと、ちょっと忘れましたが建設関係のリーダーの窮地に立った時の言葉「男はどんなときでも常に冷静沈着でなければならない。」・・・・ですかね・・・・2つとも自分にとって戒めのつもりで、常に心に言い聞かせていこうと思ってます。その番組ラストで流れてくるBGM「ヘッドライトテールライト」がまたたまらなくいいんですよね・・・これ。「城北だけのプロジェクトX」では現代の城北中3生たちはひめゆり部隊を助けられなかった・・・と悲しむときにこの曲がながれてきたんで、「プロジェクトX」のような挑戦に勝った人たちに流れてくるエールのような歌声とは微妙にニュアンス違うんですけど、この曲流れてきたとき「城北だけの〜」のときは見て頂いた30歳から50歳以上のサラリーマンの方・・・泣けたんじゃあないでしょうか・・・俺的には自分で言うのもなんですが、泣けて泣けて・・・・大好きでしたわ・・・この「城北だけの〜」のこのシーン・・・・・サラリーマンの皆さん!!長引く不況・・・辛いシャバではありますが、頑張っていきましょう!!いつか野に咲く月見草から、大きなひまわりになってやろうじゃあ〜りませんか!!!! |
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