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麻痺からの生還を目指す 自己治癒力研究所「復活の会」

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2019.8.7(1)〜【2020.2.26】(77)
(1)〜(5)〜(10)〜(15)〜(20)〜(25)〜
(30)〜(35)〜(40)〜(45)〜(50)〜(55)〜
(60)〜(65)〜(70)〜(75)〜

2019年8月7日
(1)麻痺を伴う病で苦しんでいる人が百万の単位で居られる現代です。その発症メカニズムや回復理論を論じるのはべつの機会にして改善するという事実だけを分かってもらいたく書いています。軽々しく改善等と言ってほしくないという気持ちはいたいほどわかります。私が麻痺と格闘していた時には改善させる等、夢のような言葉でした。

(2)私は発症後四年間も自分の脳卒中は軽症だと思っていました。だから殆んど外見からはそれとはわからないくらいに回復したと思っていました。
ある日、東京のテレビ局から出演依頼がありその事から自分の脳卒中は大変重症であったと分かりました。リハビリ病院から退院して大変お世話になった市民病院にお礼に行った時に看護師さん達が私を取り囲んで口々に何で歩いているの?、手はどうして動いているの?と不思議そうに言うのか分かりませんでした。
まれに見る重症な患者がリハビリ病院に転院して一ヶ月もしない内に歩いて来たから大騒ぎになったのです。
看護師長さんから、「脳卒中になってそんなに良くなる人はいないのだからどの様にして良くなったのか皆に知らせてあげて下さい」と言われたことが本を書くきっかけとなりました。テレビで放映されたのが縁になり宮古島に住むことになりました。
テレビの動画はコチラ
https://www.youtube.com/watch?v=BJv9BVZ2T4c

2019年8月7日
(3)地元の会社の社長さんの厚意でその社内の一室を使って脳卒中からの復活教室をなのです。それは自分にしかできないのです。リハビリはもがくことです、成功は一回有ればいいのです失敗の連続を恐れないこと、失望しないこと、成功は失敗の先に必ず有ります、信じて下さい。自分の脳の復活力を、素晴らしい復活力があなたの訓練するのをまっているのです。

2019年8月8日
(4)脳卒中後遺症を治すことは現代の医学では不可能にちかく後遺症は難病と言っても過言でないと思っています。ですが麻痺を改善させることはできたのです。
医学的根拠は有りませんが改善の事実があることを謙虚に受け止めることができれば麻痺の程度、経過年数に関係なく改善させることが出来ます。
無責任なことをと、否定するのは簡単ですが改善に取り組むことは簡単ではありません。
自分の後遺症も改善するんだと信じられるかどうか、下向きな努力を続けられるかどうか、挑戦してみようと思われる方は次回からの投稿をみて実行してください。

2019年8月8日
(5)脳のことを人類はまだなにも解明していません。脳科学者の言っていることは全て仮説に基づいた個々の意見です。脳卒中による麻痺もなぜ起こるのか、科学的には解明されていません。筋肉が動く動作原理も目で観察できる範囲でしか分かっていません。
筋肉は動いた時の変位量を一瞬でものすごく精密に測定し脳に記憶します。この事が痙縮が起こる原因だと思っています。指を握りしめている状態は危険回避の防御姿勢を脳がさせた姿です。これを正しい姿として記憶してしまった結果なのです。痙縮解除は脳が記憶した筋肉の長さの値を書き直すことなのです。値は何度でも書き直し可能です。38年目の方、22年目、13年目の方、年数は関係有りませ。簡単な解除器具で出来ます。材料はホ-ムセンターに有ります。自分で出来ないと思われる方は作ってあげます。有料です。電話してください。携帯番号はHP「復活の会」堀尾憲市に載せてあります。
詳細は復活の会HP にあります。
http://www17.plala.or.jp/fukkatu/report.html

2019年8月9日
(6)麻痺を治すことは殆んど不可能と思われるような三十年以上経過した方の指が動きを取り戻す事など医学的にはあり得ないことなのですが事実です。
リハビリは学問では工学の分野です。工学的な思考で考えると説明のつくことが多いと思います。
実験してみましょう。何かを摘まんでテーブルの上に置いて下さい。目をつむったままでそれをもう一度摘まんで下さい。摘まめましたか?摘まめた方、ぴったりではないがなんとか手には取ることが出来たのではないでしょうか。
これは置いた場所を脳が記憶していたからなのです、脳は置いたときの腕の角度を肩の筋肉の長さを記憶して確定します。水平距離は腕の筋肉の長さを記憶して確定します。一度記憶したことはそれを読み出せば手をその場所に導くことが出来ます。
筋肉の長さの測定機能とその値の記憶機能とその再現機能が有ってこそ出来ることです。
私達は素晴らしいコンピューターを内蔵した超精密マシーンなのです。

2019年8月9日
(7)いつも文字ばかりで楽しくない投稿ですみません、自己治癒力を発揮するためには避けて通れないのでお付き合いください。すみません。

2019年8月10日
(8)今回は皆様を私達の脳の内部へお連れします。
最初に行くところは、右脳の運動野です。ここが故障すると身体の左側が機能しなくなります。
大きなパネルが見えてきました。近づいて見ましょう。近くで見ると小さなボタンがビッシリとならんでいます。
何か分からない記号の様なものが書いてあります。何億もの数になります。ボタンは筋原繊維(筋肉の最小構成単位)に繋がって居ます。ボタンを押すときには重要な約束事があります。+と−が組になって並んでいますが同時に+と−を決して押してはいけません。力を入れて押したりすると同時に押す事になります。
麻痺が治ってないときに筋トレ等するときは細心の注意が必要です。二つのボタンには相反する機能が割り当てられています。
リハビリで言えばバランス能力も無い時期に立位訓練等した場合は身体中に力を入れて立ちますがおびただしい数の同時に押してはいけないボタンを押すことを脳に記憶させていることになります。
緊張状態のあるなかでのリハビリ訓練は逆効果のおそれがあります。
(9)に続く

2019年8月11日
(9)ツアーは人気がありますね、何しろ未知の場所というのがいいですね。参加者が多いのではぐれないようにお願いします。では先に進みます次に着くまでに+ボタンの役割を説明しましょう。
指を例に話します。+ボタンを押すと指は曲がります。−ボタンは指を開く時に押します。同時に押すと指はまげる筋肉と開く筋肉に信号が来て引き合いになり動くことができません。
現象は握った状態になります。指の筋肉は曲げるのと開くのではとても大きな差があり曲げる方が圧倒的に強いので握った状態になります。これが痙縮になります。
力を入れるような動作は危険という理由は此処にあります。
痙縮になったら解除する技術は医学にはありません。
次の場所が見えてきたので続きはあとで
(10)に続く

2019年8月12日
(10)緑色のランプが灯ったり消えたりしているところに来ました。
ランプの数は600以上有ります。ランプは各筋肉に送る信号のモニターランプなのです。
明るく光るほど強い信号が送られています。明るくなる速度が早いと筋肉は素早く動きます。ランプは忙しく点滅しています。
この信号を作っているのが真ん中にある紫に輝いている球体です。
そこでは思考回路からの指令に基づき視覚、聴覚、など全てからの情報を総合して目的遂行に最適な信号を各筋肉に送ります。
信号は先程のボタンで届け先を決定します。信号はとても複雑な内容でon-offのような単純なものではありません。
これを作りだしているのはプログラムです。どんなプログラムなのかは分かりませんが人類の叡知を越えたものでしょう。
(11)に続く

(11)いよいよ脳の中枢部に来ました。此処からが脳の最重要部位になります。中央で明るい紫に輝いている球体があります。あの中でプログラムが作られています。身体中から集められた膨大なデーターは全てここに集まります。
600余りある筋肉の現在の長さもここで把握し管理しています。長さは100/1ミリ単位で精密にコントロールされています。各筋肉の長さは常に記憶されており同じ動作を正確にくりかえすことができます。外部、内部からの情報は全て自動的に記憶されます。
記憶内容によっては何十年も消えることはありません。潜在意識もこのなかにはありプログラム作製に大きくかかわっています。顕在意識はここにはありません。ここで全てのプログラムが作られます。
出来たプログラムにより発生した信号は各部門におくられ、手足を動かす信号は脳の運動野).に送られ各筋肉に振り分けられ細かく調整、強められて筋肉に繋がる神経に送られます。ここでは顕在意識が動作に影響を与えます。
リハビリで最も注意しなければならないのはここで主導的立場にある顕在意識への働きかけをどうするかです。間違うと信号は正しく伝わらなくなり筋肉はプログラムの想定した動きでない動作をすることになります。ここでの信号処理情報も記憶され終生利用されます。
脳卒中の後遺症での不自由さは、ここでの正しい信号処理が学べなかったことに原因があります。指導する者が脳の事を正しく理解していないと、取り返しのつかないことなになりますが我々人類は脳の解明は目で見えることだけが文明の発達により進みましたが本質はどんなに科学が発展しても解明しないでしょうし、解明は我々人類に明るい未来を約束するものにはならないでしょう。(12)に続く

2019年8月14日
(12)脳の中で生成される信号がどのような決まりに基づいてどんな内容のものなのかは残念ながら仮定以上のことは分かりません。
ここで分かって欲しいのは麻痺したところに送られて動かしていたのはプログラムにより作られた信号であることです。脳内物質の分泌なのではないことです。だからこそ再構築が可能なのです。
そしてそれには自分は治ると思えること、私がお会いした方で何の改善も無かった方は殆んどありませんでした。
自分は治ると信じ何をするかが分かれば脳はプログラムを作ることが出来ます。するべき動作はどんなことかを脳に伝えるだけです。筋肉の名前等関係有りません どんな動作かが大切です。それさえ分かれば後は脳が最適なプログラムを作り信号を各筋肉におくります。
経過年数など気にしないで具体的に何をしたいか伝えます。指を曲げるだけでなく指の何処をどうしたいか出来るだけ具体的に伝えます。
指の一番大切なところは指紋の有るところです。そこを少し動かしてと、伝えます。力をかけないようにすこしづつ力を増して行き、動いたらそこで止め元の方へ戻します。
プログラムは具体的なほど目的通りなものができます。やってみてください。
脳は待っています。脳は貴方がなにをしたいと思っているか具体的に知りたいのです。脳をよみがえらすのは貴方です。一番元に戻りたいと思っているのは脳自身です。必ず戻れます。信じましょう。
添付画像@を見る(手の動き)
添付画像Aを見る(歩行その1)
添付画像Bを見る(歩行その2)
(13)に続く

2019年8月15日
(13)今回のツアーはひとまず終わります。
それでは外に出ます。
麻痺とは筋肉が壊れたのでなく脳からの信号が途絶えたことが原因なのです。ですが脳には驚くべき再生能力が有ったのです。
脳の可塑性と言われていますが、私は超再生性があると思っています。
基礎訓練を正しく行えば短時間で復活出来るのです。
私の行っていることに専門家を納得させる理論は有りません。理論的な解明は不可能でしょう。理論より麻痺は治るという事実が大切なのです。
私の周りでは改善する方、復職する方、事務職、美容師、技術職と様々です。
治ると信じ一生懸命努力した方々です。治ると信じること、治ろうと努力すること脳は応えてくれます。
今すぐすることは治す方法を見付けること。(完)

2019年8月16日今日は指の練習するよ。ポップコーンを摘まんで食べよう。美味しいよ。動く手で手伝ってあげてもいいですよ。(12)を参照

2019年8月16日指が動くと腕も動く指を自由自在に動くようにしよう。手は指が生命です手は指から動かします。足と比べたら復活しやすさは比較になりません。指君がんばれ!!

2019年8月17日指が動きにくいのは痙縮のせい、まず痙縮を解除しましょう。(5)参照、解除出来たらさあ動かそう。指は待ってるよ!。

2019年8月18日プログラム作りの主役は潜在意識、治ると心から思っていないと
治らないよ。理屈や理論じゃないよ。治ると信じる心、謙虚な心、そんな素直な心が麻痺から貴方を救うんだよ。ほんとだよ。

2019年8月24日
(14)脳卒中の歴史は非常に長いのに後遺症に関しては医学的な進歩は遅々として進みません。その原因は1世紀以上前の脳細胞は一度死滅すると再生しないという学説に縛られているからだと私は思っています。脳卒中によって動きを失なった筋肉は蘇らないと医学の世界での定説が変わらない限り治る時代は来ないでしょう。
しかし、脳科学の世界は近年めざましい発見がなされております。これが医学に反映するまでには長い年月がかかるでしょうが。なぜなら現在の脳卒中の後遺症に関する考え方が一変し麻痺は短時間で治るものであることが普通になれば職を失う人達もでます。麻痺は治しかたの情報さえあれば自分で治せますから。発症直後に私の書いた本を見舞でもらった複数の人達が殆んど普通の人になって退院しています。
復活に一番大切なのは治す方法なのです。それさえ有れば経過年数等関係ありません。(15)に続く

2019年8月25日
(15)脳卒中の後遺症で装具をつけなければ歩くことのできない患者は極少数でしょう。ではなぜ殆んどの患者が装具使用者なのでしょうか?
足関節(足首)の稼働訓練をしないで立位、歩行訓練をしようとするからなのです。基礎訓練をせずに筋肉が使えるようになるはずがありません。基礎訓練期間が入院期間の八割位をかければ殆んどの患者の筋肉は動きを取り戻すでしょう。痙縮も発生しないでしょう。基礎訓練を終えれば歩くことはすぐ出来ます。ビッコな歩き方にもなりません。復活教室では基礎訓練からやり直し装具の使用者はいません。(16)に続く

2019年8月28日
(16)後遺症が改善しない原因は貴方自身の意識が治らないという常識の中にいるからではありませんか?。貴方も取り巻く人達も皆、治らないと思っている。それが正しい判断と思っている。そこから抜け出ようとしないのは自分の意志で決めているのです。治らないと決めつけて改善しますという言葉には真剣に耳をかそうともしない。治らないのでなく、治るのを拒んでいるのは自分自身なのです。治ると言うことを信じることから未来は拓けるのです。
復活教室に各地から来られる方々 は治ると言うことを信じることのできた方々です。改善して当たり前なのです。脳は元の状態になって貴方の訓練するのを待っています。必ず期待に応えてくれます。すべては貴方次第です。治る、治らない、どちらを 撰びますか? (17)に続く

2019年8月31日
(17)治りますよ。という言葉に関心を持たない、そういう言葉に嫌悪感さえ感じる多くの人に出会って来ました。無理もない事だと思います。麻痺は治る等ということはあり得ないというのが社会の常識である、現代ですから治ると言うことを信じて騙され何か損をするのではと警戒し疑ってしまう気持ちは、私も重症な脳卒中に二回もなった者として十分理解出来ます。
こんな私でも短期間で普通の人に復活出来たのです。難しいリハビリをしたわけではありません。赤ちゃんの真似をしただけです。生まれて、寝返り、ハイハイ、伝い歩き、独歩、までの行動に麻痺を治す方法の全てのヒントがつまっていたのです。私はそこから学んだことを忠実に実行しただけです。誰でも出来ます。麻痺は治るのです。常識からでましょう。何でも私に出来ることならお手伝いします。脳卒中の後遺症で苦しむことのない社会を目指して歩こうではありませんか。
(18)に続く

2019年9月1日
(18)経過年数、年齢に関係なく改善するという復活教室ではどんな施術をしているのでしょう。
ここでは麻痺した部位に対した施術は一切有りません。なぜなら原因はそこには無いからです。脳に有ったプログラムがなくなったのですからその再構築を目指します。ターゲットは手足でなく脳なのです。脳は自分自身でプログラムを造る能力をもっています。それを最大限活用します。
脳は手足を元の様に動かそうとします。脳はどんな方法でプログラムを造るのでしょう。工場のロボットも人間も動作原理は同じです。ここで行うプログラムの再構築もロボットと同じです。人間とロボットが同じなんてあるわけ無いとの反論があるのは当然です。人間とロボットとの違いは完成度の高さにおいてであり、ロボットが人間を越す日は永久に来ないでしょう。物理的な動きはどちらも同じです。
ロボットには外部からコントローラーで動かしてその動いた軌跡をメモリーに記憶させたものがプログラムとなります。人間は自分の意志で動かしてその動きをしたときに送った筋肉と.-信号の内容をプログラムとして記憶します。この記憶さすことがリハビリなのです。リハビリで最重要なことは自分の意志で動かすということです。それが出来ないから苦労しているのだ!。もっともです、ここはその出来ないところをお手伝いしているところなのです。(19)に続く

2019年9月3日
 脳は自分の意志で動かした事だけをプログラムにしていきます。なにをしてもらうかでなく何をするかです。受け身のリハビリなら、なにをしてもらっても効果は有りません。自分の身体は他人には治せません。治せるのは自分だけです。身体は待ってます。さあ治しましよう。

2019年9月3日
(19)復活教室ではどんなことをしているのか紹介しましょう。今日の方は左麻痺で七十代の女性です。装具は来られた時にはずしてもらっています。ふくらはぎ(脹ら脛)の筋肉を使う事ができません。使えるようになる訓練せず装具をつけてしまったからなのです。歩くには最も大切な筋肉です。訓練を避けて通ることは出来ません。足関節が機能出来なくなります。基礎訓練のなかでも、最重要で念入りにしなければなりません。椅子にかけて足は揃えて出します。爪先で床を踏みしめてもらいます、それが出来れば問題有りませんが出来ません。付き添いの娘さんに爪先の下に手をいれてもらい踏みしめてもらいますが少しも痛く有りません。右足でしてもらいました、娘さんは痛い!と悲鳴をあげました。左足でも同じ様に痛さを感じるようになれば合格です。一時間くらいの訓練の結果娘さんの手が少し圧力を感じるまでになりました。二 三日中には娘さんの手が痛さを感じるくらになるでしょう。親子で二人三脚楽しいリハビリでした。私は側で掛け声をかけているだけでした。(20)に続く

2019年9月5日
(20)足の訓練を続けましょう。足首(足関節)は可動範囲のとても広い関節です。人間が生まれた頃は今のように平坦な道は有りません。凸凹だらけの足の幅だけの狭い通路状のみちや野原、岩山が歩く場所だったのでしょう。私達の足はそんな所も不自由なく歩け、また長い距離も最小のエネルギーで移動出来る様に出来ています。それを可能にするために片足に50以上もの筋肉があり左右の足が絶妙のバランスを保って動く事で歩行をしています。復活教室で装具を取り除くのは、それらの筋肉の動きを阻害する原因になっているからです。道は平坦になってもビッコでなく自然な歩きをするためにはどの筋肉も大切なのです。動きを取り戻さなければなりません。取り戻すのが基礎訓練なのです。この訓練で大変苦労するのが装具に馴れてしまった筋肉の復活です。装具有りきでなく、基礎訓練をしていれば自然な歩きは容易なのです。なぜそれが出来無いか、理由は麻痺した筋肉は蘇らないという医学の間違った考えが有るからでしょう。麻痺したのではありません。脳の損書部位が再生しそこにあったプログラムが無くなっただけです。もう一度脳がプログラムを造る間の期間動け無いだけなのです。復活教室の改善目標はもう一度プログラムを造り元の身体に戻ることです。
(21)に続く

2019年9月10日
(21) 足装具の使用を止めるには必ずしなければならない訓練があります。足のどこで体重を支えるか(重心位置)の訓練をしてからでないと大変危険です。健足の重心位置は土踏まずですが麻痺足は拇指球におきます。理由は捻挫ポイント(くるぶし下)に近くここに体重をかけると捻挫をしますからその対局に位置し捻挫の危険の無い位置なのです。訓練をするにはペットボトルの ふた(何でもよい、おはじき、10円玉など)を置いて拇指球で踏みしめます。何か置いてあると訓練しやすくなります。手の"指を踏んでみて痛いくらいになるまでしてください。次には爪先を上げる訓練です。爪先を下げた歩き方をすると、つまずき、の危険と、指を足下に巻き込み足指骨折の危険がありますから必ずしなければならない重要な訓練です。麻痺足はすぐには動いてくれませんが諦めずに動くまでしてください。1日の人も有れば一ヶ月近くの訓練で動いた人もあります。必ず動くようになります。二つの訓練が終われば装具は無くても大丈夫ですが油断は禁物です。麻痺部位を訓練するのは大変です。次回はそのお話です。
(22)に続く

2019年9月12日
(22) 麻痺部位の訓練の進め方を説明しましょう。今回は手でお困りの方を対象にします。ての利き手交換の訓練は必要ありません。麻痺は治らないという前提でのリハビリですがそんなことはありませんので訓練をしましょう。手は足より、格段に回復させやすいのです。最近復活教室にこられた A さんは 発症後8ヶ月です。指の痙縮と手首の屈曲があります。指には痙縮解除器具を一回二時間で二日間に五回しました。その結果今まで、動いた事のなかった指が動いたのです。わずかな動きですが麻痺の回復にとってはとても大きな出来事です。病院では諦めて下さいと言われた手が短時間でなぜ動いたのでしょうか?。一番の理由は A さんの心が、治おらないから、治る、に変わった事です。潜在意識のなかが変わったのです。もうこれで80パーセントは治ったも同じです。なぜ意識が変わったはのでしょう?。私はこの方は治ると確信出来たから、治りますよ、と言ったのです。心から思っている言葉は潜在意識に働きかけ意識を変えるのです、問題は、そう偽りなく思えるかどうかこちら側の確信が揺るぎ無いかどうかです。私は治る方ばかり見て来ましたからよほどでない限り治ると確信出来るのです。麻痺は病気ではありません。心が何を信じているかなのです。もちろん痙縮解除器具を使用したこともありますが、あくまでも補助手段であり、主役は脳の治癒力です。それを引き出したのは潜在意識なのです。(23) に続く

2019年9月21日
(23) 手を復活させましょう。復活教室の M さんは68才の女性で経過年数12年です。この教室には1年の在籍です。右片麻痺です。今は独歩の訓練中です。痙縮で握り閉めていた手は指折り数えることが、ぎこちなさはあるものの出来る様になりました。10年以上して歩く練習をする時がくるなんて夢のようといわれて、励んでいます。他にも40才で発症、現在55才で訓練に励んでいる人もいます。ここでの手の訓練を紹介しましょう。皆さんも参考にして下さい。痙縮は解除器具を使用します。指の稼働訓練は力を入れて動かそうとしないことが大切です。それでは動かないではないかと言われることは、最もですが、手に必要なのは敏捷性です。握力は二の次三の次です。実用的に動く様になるまでは筋力トレーニングは決してしてはいけません。初期のリハビリでの筋力トレーニングは甚大な害を引き起こします。訓練の為の訓練は脳に取ってはしたくないだけの苦痛でしかありません。脳が意欲をもって取り組もうとする訓練内容が大切です。脳は命の存続が唯一最大の使命でありそのことに全生命力をかけているといっても過言ではありません。私のリハビリの根底にあるのは脳のこの使命に寄り添い、一体となって脳に協力することです。脳に手足の動きを教えるなんて出来る訳がありません。動かすには複雑なプログラムを作らなければなりません。その結果、医学で解説されるような現象が起こって筋肉が動くのです。脳は使命遂行の為には複雑なプログラムをどんどん作成します。どうしたら作成するのでしょうか。手の役目について考えてみましょう。手は何の為に有るのでのでしょう。生命維持の為に食べ物を口に運ぶ事の為だけに存在しています。文字を書くことなど脳にはどうでもいいことです。指を動かす必然は食べ物を口に運ぶ事です。脳が一番したいことです。ここでのリハビリは、ポップコーンをつまんで食べることです。目の前に食べ物が有れば脳はそれを食べようとします。あとは脳に任せておけばいいのです。指さえ動けば腕の訓練などする必要はありません。人本来の基本に立ち返って脳を信じ使命に寄り添うことの他に何もありません。浅はかな考えから導いた施術にこだわっているより脳の行う生命維持の素晴らしさに真摯に向き合い学ばせてもらいましょう。
(24)に続く、

2019年9月24日
(24)リハビリは生命維持の為に脳が何をしたいか考える。そこに答えが有ります。難しく考えないで脳の気持ちになりましょう。

2019年9月26日
(25) 宮古島復活教室に参加して居られる方々は全員、麻痺をともなう障害がありますが。病名は一定ではありません脳卒中が多いですが。共通しているのは脳が信号を作り出せなくなっていることです。脳の運動野 (手足など身体を動かす信号の発生場所) に障害があった方々です。今現在は障害はありません。障害は発生初期の二 ~三週間後には予備で待機していたips細胞群の中に完全復活し稼働状態になります。医学界の認識は脳は再生しない、だから麻痺は治らない、ですが私は最近アメリカの脳科学者が発見し発表したことにもとずき上記した復活するということを前提にした考えでリハビリを行っています。ここでのリハビリの成果が現代医学ではあり得ないこととして説明できないのも根本的な脳の解明が成されてなく旧来の学説で世界の医学界が進行している間は理解されることはないでしょう。私に出来ることは医学的にはあり得ない経過年数に関係なく回復という事実を積み重ねることです。手足の動きを取り戻すということは人生を取り戻すことです。「諦めない、と言われるのは残酷な言葉です。」と言われる気持ちは同じ麻痺になった私には痛いほど分かりますが回復法が分かった今、あえて言います。諦めないで下さい。必ず復活の日は来ますその日まで。
(26)に続く

2019年9月27日
(26) 経過年数に関係なく回復しますということはあり得ないと一笑されてしまいそうですが復活教室の訓練には手品と同じく仕掛けが有ります。その仕掛けとは、脳の集中力を一点にすることです。脳は同時に複数のことを処理することがとても苦手です。リハビリは集中力が全てです。立位訓練をすると脳は動体バランスをとることが最重要処理項目となり足の筋肉の制御などしている余裕はありません。身体を安全に保つ事が脳の使命ですから転倒させないよう全勢力を転倒防止に集中します。動体バランスをとることは脳の仕事の中では最も高度な処理能力を必要とします。同時に片足50以上もある筋肉の制御など出来る訳がありません。動体バランスをとる必要を無くせば足の筋肉の制御など脳にとっては朝飯前です。足を動かすことと立つことを同時にさせなければ経過年数など関係無く足を動かすプログラム作りに専念します。持てる能力を分散させず集中出来る環境を作ることが出来れば脳は奇跡とも見える事をやってくれます。 リハビリは集中力が全てです。不安、失望、絶望、は大敵です。希望、可能性、喜び、を最良の友達としてのリハビリは貴方の明日を復活へと導いてくれるでしょう。
次回は復活教室の仕掛けを詳しく紹介します。 (27)に続く

2019年9月30日
(27) 今回は復活教室がどんな仕掛で麻痺を治すのか詳しく説明します。脳は生命維持の為にとても複雑な仕事を休みなく遂行しています。新しいプログラムを作るのは大変な作業になります。手足が動く事を筋肉の方面から解析することは現代医学でも可能で医学書などにも詳しく書かれている通りです。しかし、脳内の筋肉への指令プログラムのことは全くの未解明状態です。プログラムの存在自体、語られることはありません。筋肉内部で起こっていることは科学の力で解る様になりましたが脳内プログラムは研究課題にもなっていません。私がプログラムに関心を持ったのは若い頃にオートメーション設備の設計製作をしていたからです。当時はコンピュータ等は何処かに行かなければ見ることは出来ない時代でした。産業用コンピュータが登場しだした頃です。プログラムを入れなければ、ただの箱です。何をさせるにも複雑なプログラムを作らないと動きません、当時は今のように便利なコマンドは有りませんでした。その時の経験が自分を麻痺から救ってくれました。機械も人間も動作原理は殆んど同じです。脳はコンピュータですが次元の異なる素晴らしいコンピュータです。ですからそこでの主役はプログラムなのでしょう。だからこそ プログラムの再構築を目指した回復法で麻痺が治るのです。前置きが長くなってしまいましたが、ここからが仕掛けの本題です。脳がプログラムを効率よく作るための条件は脳は二つの仕事を同時にするのが苦手ですから一つに集中します。足の訓練では立つことと足を動かす事を分けて足を動かす事に全集中力をかけ、立つことはしません。立つ事なくどうやって歩く練習をするのか、それが車イス歩行訓練です。車イスに座って足でこぎます (下の動画参照) 足の動きは歩く時の動きそのものです。脳は立つ事から解放され足を動かす事に専念出来ますからとても効率的ににプログラムをつくることができるのです。立つ事をしないと身体を緊張することもありません。動体バランスのとれないうちに立位訓練はしては行けません。車イスのこぎ方は次回に詳しく説明します。
添付画像を見る
(28) に続く

2019年9月30日
(28) 毎回文章が長くなり読むのが大変なのに多くの方々に読んでいただき本当に有り難う御座います。麻痺の無い社会を目指して皆様に支えられながら宮古島で活動出来ています。文章が下手ですがこれからもよろしくお願いします。

2019年10月2日
(29) 手と足では手のほうが比較にならないくらい動かしやすいのです。
ですが現実は反対の足は動いたのに手は動かない人が多数なのはなぜかの疑問が湧きます,
私から見れば動いている足は文字通り動いていますが健常者の歩きとは程遠いものです。
これでは身体が歪み次の病気の準備をしているも同然です。元のように歩けるようになるのは手よりむつかしいのです、。
復活教室では元のように歩けなければ合格では有りません。
ロボットのプログラムでは、動かす手足(アームなどの作業機器)の情報を詳しく入力します。どんなセンセーが着いていてどんな信号を発するのか機器の動くスビード,動作範囲はなど自分自身を詳しく認識させるプログラムを作成し入力します
とても複雑でこれの、でき不出来でロボットの性能は決まってしまいます。これに不備があるとおもわぬ誤動作、事故の原因となりますから大変重要なプログラムです。機器を動かすプログラム以上の重要さが求められます。
脳卒中に例えれば足の事を脳に、いかに詳しく認識させるかです。
新しく再生した脳は自分の足の情報はおろか、存在さえも認識出来ないのです。
これでは動いても正常な行動は出来ません。ビッコな歩きか、空間無視のような動きになります。
人の足には片足50以上の筋肉がありそれぞれの役目をもっています。元のように歩くには新しい脳に各筋肉の役割りと制御のしかたを学ばせなければなりません。
車イス歩行訓練は新しい脳に足の情報の全てを学ばせる避けては通れない重要な訓練なのです。短時間では終了しません。
自己認識させてないロボットを動かせば自分自身のコントロールが出来ない危険な凶器になってしまいます。
車イス歩行訓練は立つ事をしないので足のことだけに脳を専念させることが出来るのです。
足を歩いているように左右の足に動きのバラツキがないようゆっくりと動かします。
早い動きはいけません。完成された歩行はいかにゆっくりと安定を保って歩けるか、です。
未完成でも早くなら歩けます。
車イス歩行訓練は念入りに時間を掛けて行います。車イス歩行訓練が終了すれば元の様に歩けることが約束されたも同然です。
(30)に続く

2019年10月3日
(30) 歩くのはなぜ難しいのでしょう。基礎訓練をしないこと。
動体バランスの訓練をしないことの二つがリハビリに欠如しているからです。
この二つの訓練、が見直されたならリハビリの世界は一変するでしょう。早くそうなるように毎日が祈る気持ちです。

2019年10月4日
(31) 復活教室では一番重要なこととして基礎訓練があります。
足の場合は車イス歩行訓練です。
手の場合は痙縮、拘縮の解除です
足の場合の痙縮も解除しないと元の歩きは取り戻せません。
痙縮があると元の動に戻す事はできません。現在のリハビリで痙縮を解除することは困難です。
手を動くようにするのは諦めてくたさい。手は廃用です。と言うしかないのです。
手の痙縮の解除法が一般化しないと手は動きますとは言えないのです。
2~3回後に手の痙縮の解除法の説明をしますからしばらくお待ちください。
歩く為には足の筋肉のコントロールともう一つとても重要な機能が有ります。
動体バランス機能ですこれは脳にとっては大変重要な仕事です。
ほんの少しの機能低下でも脳にとっては一大事です。
立位など脳にしてみれば危険極まりない行為でしかありません。
全身に力を入れて転倒防止態勢をとらせます。
立位になると手を握り締め胸の前にします。
これが、手の痙縮の原因です。
車イス歩行訓練は動体バランスをとる必要が無いため足の訓練には最適です。
麻痺足は思うようには動きませんが健足と同じ様に動くまで粘り強く訓練します。
下の動画は車イス歩行訓練中の足の動きを訓練者の視点で撮影したものです。
車イス歩行訓練の利点は自分の足の動きを観察しながら行えることです。足の訓練の難しさは動きを自分では確認出来ない事にありますが動きを見ながらの訓練は成果を出しやすくなります。
必ず動くようになります。次回は足の動かし方を詳しく説明します。
添付画像を見る
(32)に続く

2019年10月10日
(32) 今回は足の基礎訓練のお話しをしましょう。今、訓練中の方に参考になれば嬉しいのですが。
訓練のための訓練は成果が難しいのです。なぜなら脳は生産性の無いことには意欲が湧かない からです。
車イス歩行訓練は、足を本来の使い方で歩くのと同じ様に移動しますから脳のしたいことを、正しい動かし方で実現することですから違和感なく脳はプログラム作りに専念します。
脳が正しいと判断するリハビリでなければなりません。物理学的であり力学の法則にもかなったものでなければなりません。
人の身体はまさしく機械なのです。自己修復機能までも備えた超精密機械なのです。リハビリが医学部では専門分野が違います、専門分野で言えば機械工学部です。しかもシステム工学の知識も重要です。
(29) も参照しながら読み進めてください。
では、車イスに座って足でこぎます。麻痺足を使います。
(A) 足を持ち上げて前にだして踵(かかと) で床をとらえます。そして、(B) 車イスを引き寄せます。( (27) 車イスの走行動画参照)
足首が膝の真下に来たら、(C) 踵をあげて爪先で車イスを押し出します。次にはその (D) 足を持ち上げて (A) から (D) を繰り返します。
上記がスムースに出来れば問題ありませんが、麻痺足では難しいと思います。
ここで頼りになるのが健足です。こんな優れた先生は居ません。見本を見せてもらいましょう。スローモーションで動かして詳しく観察します。麻痺足では難しくて出来なかった動作をいとも簡単に行います、なぜでしょう。脳にプログラムが有るからです。麻痺足の方を動かす脳にはプログラムが無いのです。
足は壊れてはいません。
A から D までを上手に出来なくてもいいのです。できなくて当たり前。でも貴方には素晴らしい専属の先生がついています。先生を見習って練習しましょう。きっと先生と同じ様に動く日がきます。
(33)に続く

2019年10月13日
(33) リハビリの基本は麻痺手足に何をしてほしいか具体的に伝えることです。
(32)の(A) 足を持ち上げての場合は、膝の上に何かを(ペットボトルの蓋等なんでもよい)を乗せて其れを持ち上げてと念じます。脳は足を持ち上げてと指示されるより具体的な仕事を行こなうよう指示された方が信号を送る筋肉を絞りこみやすくなり成功率は高くなります。力を入れすぎない事を注意して行います。
(34)に続く

(34) 脳卒中のリハビリでやってはいけないこと。
立位訓練
リハビリで最初にするべきは足の基礎訓練と手指の訓練 。
絶対してほしくないのが
立位訓練です。
それではなんのためのリハビリか?
リハビリは必要です。大切なのは
順序です。
動体バランスの訓練をしないで立位訓練などしても立位などできるわけがありません。
足の基礎訓練もなく足に体重など支えられるはずがありません。
指が動かないのに腕が動くことはありません。指の動きがもどれば腕は訓練などしなくても動きます。
リハビリ方法を根本から考え直すべきです。
なぜなのかを次回からかきます。
(35)に続く

2019年10月16日
(35) 家族の方々が言われる麻痺の状態で気になることがあります。
[ リハビリ病院に入院してから手の指を握り締めにるようになり、日がたつにつれ腕も曲がって下がっていた手は胸のあたりまで上がって動かせなくなりました ]
セラピストの方々もこの変化に気付いていると思います。
痙縮が起こったのです。
なぜ麻痺の手に痙縮が発生したのでしょう。痙縮は手を動かすのに致命的な障害になります。
現在の医学には痙縮を解除する技術はありません。医師は手は諦めて下さいと言うしかありません。脳卒中になったのが不運でした、これからはリハビリをしっかりして麻痺の無い手足だけで生活していきましょう。冷たい言葉ですがしかたありません。
痙縮はなぜ発生したのでしょう。
原因はリハビリの立位訓練です。其れをしなければ発生しません。
麻痺患者に立つ行為は恐怖そのものです。そんなふうには見えないかもしれませんが。患者の脳は必死でその恐怖と戦っているのです。
倒れた時の為の防御姿勢が痙縮の姿なのです。
良かれとしたことが患者を一生苦しめることになるなんて! 誰かのためにとの思いで撰んだ職業なのに。
素晴らしい生き方を撰んだのです。選択は間違ってはいません。尊い道です。いまの技術は間違っていますが、技術は収得出来ます。いつでもお手伝いします。
(36)に続く

2019年10月18日
(36) (E) リハビリ技術が旧態依然のままなのは健常者に麻痺を体験させる方法がないのが一因であると思います。麻痺のリハビリ技術を開発するのに麻痺を体験出来ないのは致命的なことです。細菌学者に顕微鏡がないのと同じです。
立位訓練は止めて下さいといっても。なぜなのか分からないでしょう。
(A) 下肢装具を使用することが歩くことを取り戻す最大の障害になっていることを知ってください。
(B) 立位訓練が動体バランスをとることを困難にする大きな原因になっていることを知ってください。
(C) 立位訓練は身体の各部の筋肉に痙縮を誘発させる行為であることを。知ってください。
(D) あなたの手足はもう動きませんと言うことが患者の心を萎縮させ、失意の淵に突き落とすことなのだと言うことを知ってください。
専門家が何と言おうと麻痺は治ります。信じて下さい、脳の復活力を。
(37)に続く


2019年10月19日
(37) 36_A下肢装具は足関節の機能は永久に元に戻らないという前提条件の元に装着されます。
関節を固定してしまうと、脳が関節を動かそうとしても動かすことができなく、脳は固定された状態を維持するよう記憶してしまいます、その結果。足関節に痙縮が発生します。
問題は麻痺は治らないと言う治療 者の知識です。これが治るに変わらない限り装具は無くならないでしょう。装具を使わないでリハビリしようとする病院も少数ですが現れてきました。
足関節は足のなかでは一番複雑な動きを可能とした関節ゆえに関わる筋肉が多く各筋肉の稼動訓練は避けては通れないのです。
各筋肉の稼働を制限し痙縮までをも誘発させてしまうのが下肢装具なのです。
復活教室では装具をとることで足関節の動きを可能とし歩きの訓練をしています。
足関節の稼動訓練もしないで無理やり立たせ装具を着けないと危険だからではあまりにも患者はかわいそうです。
学者の方々に麻痺の体験はできませんが、勇気、または犠牲的精神で臨まれるならボトックス注射をしてみれば脳卒中麻痺とは原理的には違いますが擬似体験はできます。
動くようになっていく体験もできますが麻痺の改善とは根本的に違いますから治療の参考にはならないでしょう。
麻痺は一時的なもの、決して一生ものではありません。手足の基礎訓練が終わるまでは、ベッドの上です、立位訓練は絶対してはいけません。
(38)に続く


2019年10月23日
(38) 36_B 人は各筋肉の10%が動けば日常生活はできます。大きな力が要るときでも50%と言われています。
が、動体バランス能力は 2~3%の低下で支障がでてきます。危険と直結しているからこそものすごくシビアに管理され、しかもセンセーは両耳の中に対になって備わっています。
動体バランスがいかに重要視されているかがわかります。
動体バランス訓練は細心の注意を要します。
訓練もしないで立位などすると脳は転倒の危険に直面することになり、パニック状態になります。
正常に動体バランスプログラムを作成する余裕などありません。欠陥が有ろうが今を乗り切らなければなりません。
この欠陥に満ちたプログラムが後になって正常なプログラムを作る障害になってしまうのです。一度出来たプログラムは、パソコンのように簡単に削除することはできません。
なぜ、欠陥の有るプログラムができてしまったのでしょうか?。
ロボットの場合はコンピュータでシミュレーションをくりかえし完成度を高めていきます。
人の場合のプログラムは高度な専門知識はなくてもロボットなどとは比較にならない複雑なプログラムを自動的に作成する能力を持たされて生まれていたのです。
ロボットの場合は関節の数だけ制御するプログラムですみますが。( 各関節には一台のサーボモーターが有るだけですからこれを動かすプログラムだけです。)
人の場合は片手で20以上の筋肉があり、足には片足50以上の筋肉があります。動体バランスに関わる筋肉は体幹内部にあり紡錘筋だけでなく、羽状筋がなん組も全方向の動きの制御をしています。羽状筋の制御は紡錘筋とは比較できない複雑な内容のプログラムが必要です。
支えられ危険と戦いながら完成度の高いプログラムなど出来る訳がありません。
脊椎損傷の場合はロボットでいえば電線の損傷です。ips細胞で損傷部分を補えば修理完了ですが、脳の場合は予備の脳は元々ips細胞で修理も自動的に行われます。
問題は失われたプログラムの自動回復機能までは無いのです。ですが、自動作成機能はあります。動きを解析しプログラム化しますからどんな動きをするかが重要なのです。
リハビリはこの人の脳に備わった高度な機能の理解なく成立しません。
現在のリハビリ技術にはこの考えはありません。脳卒中で失われたプログラムはips細胞技術では原理的に生成することはできません。
不具合のあるプログラムの作り直しは出来ますが大変な作業になります。
復活教室はこの作業をしているところなのです。
(39)に続く


2019年10月25日
(39) 36_C 立位は脳にとっては恐怖そのもの、身体中を緊張させ耐えるしかありません。
この状態を脳が記憶したのが痙縮なのです。
怖いのは身体中の筋肉に痙縮が発生することです。
ふせぐことは出来ないのでしょうか?
(40)に続く


2019年10月25日
(40) 36C 痙縮を防ぐには、立位訓練をしないことです。
立位訓練をするには、足の基礎訓練が優先です。
つぎにはバランス訓練をします。
手足の基礎訓練はベッドに寝ていて行います。
足関節の稼動訓練、膝関節の曲げ伸ばし訓練。
手足の基礎訓練は急性期病院に居るうちから行います。
大切なのは力を入れて動かそうとしないことです。

爪先を前後にうごかす。
爪先を左右に動かす。
足を引き寄せ立て膝をする。
立て膝から足をゆっくりのばすをくりかえす。
横向きに寝た状態で立て膝動作を行う、左右とも行う。

出来るようになったらベッドに座って足を前後にうごかす動作をする。

これらが出来るようになったらベッドの脇に立って麻痺足に体重をかける訓練をする。

ベッドの柵を持って立ち健足で爪先立をする。
踵を少しずつ高くあげても麻痺足で不安なく立っていられるようになったら健足を床から浮かしても麻痺足に不安がなくなるまでする。

出来るようになったら三角ステップの (HPを参照してください ) 練習に進みます。

ここまでに 1〜2ヵ月を要するでしょう。
痙縮が発生してなければ誰でも可能です。これまでの訓練ができていればビッコな歩きにはなりません。
装具は必要ありません。痙縮も発生しません。

治療者の方々にお願いします。
痙縮の発生過程のなかでリハビリとの関係性はどうかに関心を持ってください。
患者にとって痙縮は回復への道を閉ざす最大の原因なのです。
痙縮は脳卒中になつたからではありません。
リハビリをしたことが原因なのです。
痙縮は患者の人生を奪う恐ろしい魔物です。
発生させないリハビリ技術の確立を切にお願いします。
(41)に続く


2019年10月26日
(41) 36_D治療者の、「あなたの手足はもう動きません」と言う言葉が患者にとっては死刑宣告に等しい冷酷な言葉であることを自覚していたら、発せられ無い言葉です。
無神経と言わざるを得ません。
治療者以前に、心ある人、で有るべきです。

死刑宣告を受けた囚人は生きていたいという思いは他人には想像出来ないくらい強いでしょう。
その囚人に健康の話をしたら残りの時間を健康に生きる努力をするでしょうか?。

医師の言葉で死刑宣告を受けたも同然の脳卒中の後遺症に苦しむ患者に治る話しをしても真剣に取り組む気持ちになれるでしょうか?。

治らない原因の一つは心無い治療者の言葉に有ることを自覚して下さい。
(42)に続く


2019年10月27日
(42) 自分の手であることもわからない、どんなに見つめても変わったところは無い、なのに動かない。なぜ動かないの、なぜ、どうして?
じっと見つめて動いてと念じる、念じる。手は沈黙したままーー!
手よ、おまえも動きたいだろうにー!
なんと不憫なことか、あんなに元気に動いていたのに、何十年も一度も逆らうことなく動いてくれたのに、感謝も、いたわる気持ちもない私に文句も言わず、したがってくれて本当にありがとう、感謝の気持ちをつたえる言葉がみつからない、
絶対このままにはしておかない、必ず動かすからね、待ってておくれ、
それしかないよ、感謝の気持ちを伝える方法は。
手は、私よりモットモット動きたいんだものね。
(43)に続く


2019年10月27日
(43) 復活教室では、なぜ経過年数に関係なく改善するのでしょう。
それは治らないと言う潜在意識に変化が起きたからです。
ここには経過年数に関係なく改善し、明るく訓練をしている先輩達がいます。自分と同じ脳卒中になり、しかも何年も経過しているにも関わらず改善している姿を見て治らないと思っていたことが違うことに気付いたのです。そして潜在意識の治らないが、治るに変わっていくのです。
ここには治らないと言う言葉は有りません。
私の麻痺は治りますか?
大丈夫、治りますよ、と私は答えます。
私は治ると確信できますからそう答えます。
脳卒中は手足の壊れる病気ではありません。壊れた脳は2〜3週間で元に戻ります。無くなったプログラムは再構築できます。誰の手も借りることなく出来るのです。訓練の順序さえ間違えなければ正しいものが自動的にできます。
来られた方と話します。話が普通に出来れば( 失語症は別 )大丈夫です。言葉が出てこなくても、頭に言うべき言葉が浮かんで来る方は、問題有りません。
心に有ることが相手に伝わります。治ると確信できて言う言葉が、潜在意識を変える力を持つのです。
(41)と同じことが意識の中に起こるのですが、内容は正反対です。そして、改善していくのです。
ここではリハビリ病院のような施術は一切有りません。
言葉掛けだけです。言葉は人を殺しも生かしもします。世界中で治りますよ、と言える日が一日でも早くきますように。
(44) に続く


(44) 潜在意識の変化がなぜ麻痺に関係するのでしょう。
脳卒中で損傷したのは、頭脳です。言い換えればこころです。
脳卒中は身体の損傷でなく心の損傷なのです。一番治さなくてはいけないのが、心、意識なのです。
身体は意識が正常なら自然に治ります。脳は身体を動かす機能が独立しているのでなく、他の機能と綿密に連携して役割をはたしています。
このなかでも重要な機能が、感情、判断、感性などを受け持つところです。ここが人の行動をコントロールします。
私達の、心、なのです。
(45) に続く


2019年10月31日
(45) 今回は基礎訓練の中でとても大切な手の訓練の話しをしましょう。
手は足と比べたら比較にならないくらい動かしやすいと書きましたが、そんなことはない、と思われた方がほとんどでしょう。足は動く可能性はありますが手は諦めて、利き手麻痺の場合は利き手交換をしましょうと、訓練されたと思います。
なぜ手は難しいのでしょうか?。
痙縮が無いと有るでは、天と地 いや それ以上の差があります。痙縮の解除法はは現代医学には無いのです。痙縮が手の麻痺回復の唯一の障害なのです。それさえ無ければ手は動かしやすいのです。
麻痺は脳卒中になったのですから仕方ありません。
ですが、痙縮はリハビリしなければ発生はしなかったのです。
今回は基礎訓練の話しですから、脳卒中発症直後、まだリハビリ前の方が対象です。家族、セラピストの方に読んで頂き、患者に指導をお願いします。
方法は簡単です。難しいのは患者に実行させることです。
方法は手に動いてと念じるだけです。
そんなことかと、方法に期待された方は憤慨されたかも知れませんがそれだけです。
手はそれだけで動くのです。リハビリさえしなければ。痙縮さえ無ければ。
98歳で脳出血になられた女性はそれだけで動きました。私に指折り数えて嬉しそうに見せてくださいました。この方もリハビリ前の方ですが、驚くことにお嫁さんが買われた私の著書を読まれただけでのことです。さらにその方は自力で車イスの足こぎ走行までもできたのです。
高齢な方ですが発症前は毎日、朝食後に新聞に目を通すことを書かさない、頭脳明晰な女性でした。
夕食を運んでいくと姑さんは昨夜渡した本の最後の辺りを読んでいます。もうそんなに読んでしまったのと、言うと二回目をもうすぐ読み終わるとこだよといって嬉しそうにページを開いて見せて、ここにまた歩ける様になると書いて有ると、見せたのです。本当に嬉しそうでしたと、お嫁さんが言われました。
私の著書はお見舞いの品としても使われることがあります。もらって読んだ複数の方が本を参考に自己リハビリをして普通の人の様になって手足を動かせて退院されました。
この方々に共通しているのは、治ることを信じ希望を見出だしたことが復活への扉を開いたのです。
この方々を救ったのは専門知識でなく「治ると思った心」です。
希望で喜びに満ちた「心」 なのです。
( 46 ) に続く


2019年11月2日
(46) プログラムはどんな仕組みで身体を動かしているのでしょうか。
人の脳は高級オーディオシステムとよく似ています。
身体からの要求を実行するために身体中のデーターを集め要求を満たすために最適な作業手順 ( プログラム )を作成します。
この作業を行うのは脳の中枢部 ( 高次脳 )の役割です。ここまでがオーディオシステムのプリアンプになります。
ここで作られる信号は繊細でとても複雑なものです。信号は筋肉を直接動かすほど強く有りません。
ここを出た信号はフィルターを通りシンプルで強い信号に変換しやすく信号の役割りに合わせた仕様になり次に送られます。
次の部分が 運動野 (メインアンプ ) になります。
ここからはスピーカーに繋がる電線が出ています。
ふつうのステレオと違うのはスピーカー( 各筋肉の筋原繊維 ) の数の多さです。億の単位で繋がっています。繋ぎ方を間違うと美しい音楽も雑音になってしまいます。繋ぎ方( プログラム )は厳格に決められていて管理保管されています。
ここは脳卒中になるとよく壊れるところです。保管されていた繋ぎ方を記したものも一緒に壊れてなくなります。
プリアンプからの信号には繋ぐべき電線 ( 神経 ) が指定されています。間違うと足を動かすはずが手を動かすことになります。
または、信号は増幅され強くなっていますから慎重に扱わないと繋いではいけない所まで信号がながれることになり足を動かそうとすると他の所にも力が入ってしまうことも起こります。
もう一つ注意することがあります。
メインアンプが新品の場合には慎重に時間をかけて、ならし運転を必ずしてください。ボリーュームを決して上げすぎないで下さい。やや小さめのボリュームにしてください。
メインアンプには、繋いだデーターやボリュームのデーターの記憶機能がありますから、間違った記憶をさせてしまうと大変なことになります。
素晴らしい機能を持った超高級機ですが新品は扱いがとても難しく取説も付属しておりません。最高の性能を発揮するように設計しておりますが性能通りに行かない場合も多々あるようですが諦めず挑戦してくだされば必ず期待に沿うものと確信しております。
一生涯使えますので大事にお使い下さい。またのおこしはなさらぬようご注意を宜しくお願いします。
(47)に続く


2019年11月3日
(47) 46で、取説は無いと書きましたが、母親から生れた時には インストールプログラム ( 全自働稼働状態完成手順書 ) を持たされて産まれてきたのです。
これには人として生きて行くために習得しなければならない基本的事柄 ( 身体の動かし方、他の人との意思疎通のしかた、(言語習得 )など )全ての習得を全自動で可能にする素晴らしいものです。此の内容は人類共通です。乳幼児が各家庭で独自に我流で習得したものが、まちまちにならず単一的なものになるのもこの共通性の結果です。
問題は、この素晴らしいプログラムが習得完了後、消去されてしまうことです。
これが残っていれば脳卒中の麻痺など怖くありませんすぐ復活できます。
私がコンピュータと出会ったころには、インストールプログラムなるものがなく、買ったソフトを徹夜でインストールしてました。動いた時には大変な喜びでした。
現代はインストールの手作業などありません。時代は変わったものです。が、人は出現以来、基本は変わってはいなかったのです。
復活教室でしていることは、親から貰ってきた、今は無いインストールプログラムの内容を私が言葉で伝えているのです。元のものより遥かにできは悪いですが。
生徒が優秀なので私でも勤まっております。
次回にそのできの悪い内容を紹介しましょう。
(48)に続く


2019年11月6日
(48) 私達 人はどのようにして身体を動かすプログラムを完成させているのでしょう。この事がわかれば、母親から生まれたときどんなインストールプログラムを貰ってきたかが分かると思います。
私の投稿は SF を読んでいるようだとの感想を持たれた方がありますが、人の身体は未知に溢れた大宇宙なのです。
人体を語る時、こうなのですと言っていることは、お月さまを望遠鏡で 初めて 見た人が大宇宙の全てを見たと思い宇宙はこうなっていますと語るのに等しいのが現代医学の最先端なのです。
人の、身体は 正に SF の世界そのものです。
人が生きていること、生命とは、の問には、私達人類はまだ答えを出せていません。
人の身体は未知に溢れた大宇宙なのです。
脳に限れば、夜空に瞬く星々を見て星座の名前を付けていた時代のままです。
脳卒中で身体が麻痺する、痙縮が起こる事の医学での理解は CT、MRI 画像を目で見て、お月さまを望遠鏡で見て宇宙を語るのに等しく、原因も治し方も分からないでいるのです。
私達の身体で現在分かっていることは、初めて望遠鏡でお月さまを見た人が言う宇宙のことは全て解明されましたという話しを驚きながら聞いているレベルです。何も解明されてないのに分かったと思っている。
麻痺を治してもらえなくて当たり前なのです。
が、身体には自己治癒力が備わっていたのです。自分の身体に突然起こった一大事に対応し修復する素晴らしい機能です。この機能は全自動で働くのですが、そうでない時もあります。
私が行っている復活教室はこの自己治癒力の喚起 (呼び覚ます ) をする所なのです。
話がそれてしまいましたが、インストールプログラムの話しに戻りましよう。プログラムは脳の中でどの様にして乳幼児が動きを習得するよう導くのでしょうか?
プログラムが作用するのは、プリアンプとメインアンプのあいだにあるフィルターの中です。ここでは意思の要求を満たすべく生成された信号が来ます。手への信号か足への信号なのか識別します。手か足かの識別符号を付けてメインアンプに送ります。プログラムはここにも有ります。プログラムはどの電線かどのスピーカーに繋がっているかのデーターを持っています。脳卒中になるとこのデーターは消滅してしまいます。その場合は手、足の識別符号が付いていても繋ぐべき電線を何億もある中から探し出さなければなりません。
司令が来るたびに電線に繋いで試験します。
手を動かしてと念じると手に繋がっている電線を探す作業をします。
一回に試験する電線の数は百から千の間でしよう。
なぜなら私の体験では一万回から十万回、念じれば必ず探し出すことができましたから。電線が一億本有ると仮定したらのはなしです。
私の著書を読まれた方が、実際に行ったとしたらどのくらいの時間があれば達成出来るのかと実験されました。
その方は健常者ですから動いてというのでなく「ありがとう」という言葉を言ってみることにしました。
一万回言うのに五時間かかりました。一日、一万回をして五日で五万回を達成出来たそうです。
何万回と聞いて自分にはとても無理だと思われた方もあるでしょう。
私は朝4時頃に看護師さんにトイレをお願いすると目が覚めてしまいますから、手足に「動いて!」と念じ始め消灯後の11時頃まで毎日しました。手が動く様になったのは一週間後のことです。足も同様にして、歩けるようになって退院したのは入院25日後のことでした。
痙縮さえなければ短期間で復活できます。
痙縮があっても念じることで動く様にできます。
(49)に続く


2019年11月9日
(49) インストールプログラムはどんな内容なのでしょうか。
想像してみましょう。皆さんはどんなだと思いますか?。私はこんなふうに思います。
手足の場合は運動野の中に有ると思っています。母親の胎内で早くから起動し高次脳 ( 思考、判断 )からの司令遂行を担い手足に送る信号を各神経に間違いなく接続する役をしています。
プログラムには繋ぐべき神経の情報がインプットされており探して繋ぐことは容易です。この情報がインプットされていることがインストールプログラムの最大の価値です。
脳卒中発症と同時にこの情報も消滅してしまいますから、麻痺が起こるのです。
復活教室でしていることはこの消滅した情報の再構築なのです。
その方法は、至って簡単です。接続すべき神経を正しく探して繋ぐことを脳に学ばせることです。
動かしたい動作をするように繰返し司令します。成功するまで続けます。 ただそれだけです。
簡単なことです、が、これが奇跡としか思えない事を起こすのです。
(50) に続く


2019年11月11日
(50) 私は脳卒中の後遺症麻痺は経過年数、年齢に関係無く改善すると書いてきました。
改善という言葉は便利な、言い訳言葉、です。と、私は思っています。
麻痺になった患者は治りたいのです。欲、でも贅沢でも、わがまま、でもありません。
切実に、心から願っているのです。
そんな人々が全国に何百万人もいるのです。国は、社会問題化してきている。何かしらの対策が必要と言いだしました。
ですが具体的な対策案は簡単には出てきません。難しいのです、世界中で研究されていますが、見つかっていません。
麻痺を治してあげることは、ほとんど不可能に近い事だと思います。
ですが、自分でなら、治すことが出来るのです。
復活教室では、全員治る事を確信して訓練に励んでいます。
私は何の施術もしません。治し方の指導だけです。
経過年数に関係無い、年齢も関係無いのです。
岐阜県の98才の女性は発症一年経過です。私の著書を読んで書いて有ることを実践して2ヶ月後には手足が動く様になりました。
和歌山県の78才の女性は40才で発症それ以来左麻痺になりました。
私の著書を読んでの感想を電話してくださり、その話し中に指が動き本人も私もびっくりしました。
宮城県での講演会では22年経過の男性の痙縮していた手の指が動きだし会場にいた人たちは奇跡を見たと興奮していました。
この会場では7年間原因不明で片麻痺になっていた青年の手足がほんのわずかですが動き出し現在はバソコンのキーが打てるようになりメールが出来るようになってよろこんでいます。
今月6日から3日間、復活教室に来られた東京の50才の男性は、生後33日目に脳卒中(推定)になり右片麻痺を発症、以来50年間左手だけで生活してきました。右腕は細くなってしまいましたと言われます。
その方の右手の親指と人差し指が2日間の訓練で物を摘まむ事ができるようになったのです。
五本の指が動くようになったら見せに来ますと喜んで帰られました。皆が感動した奇跡のような出来ごとでした。
これらの事例は、人の身体に秘められた自己治癒力の素晴らしさを示して見せてくれた例ですが、この方々は特別な能力を持っていたのではありません。普通の人達です。
誰にも自己治癒力はあるのです。私達は素晴らしい身体を授かり産まれてきたのです。
可能性を信じて生きていこうではありませんか。
治る日は必ず来ます。誰にも!。
(51) に続く


2019年11月14日
(51) 50を読んでどんな感想を持たれましたか?。
1) 自分も治すことが出来るかもしれない。
2) そんな馬鹿な話がまともに聞けるか!。
3) そんなこともあるかもしれないが自分とは関係ない。
私が会ってみたいのは、 1) と思われた方です。
なぜなら治る方だからです。
自己治癒力を発揮することが出来る脳をもっておられるのです。
2) と 3) の方は自己治癒力はありますが蓋をしている状態です。
治りたいのはどなたも同じです。
治りたくないと思っている人はいないと思います。
それでは皆、治るのではないか。
A) 治してもらいたい。
B) 治るものならどんな努力も惜しまない。
受け身の考えと自己努力で何とかしようと考えたか?
A ) と B) の違いです。
2) と 3) の方は残念ですが、もうしばらく今の状態で居てもらうしかありません。
1) と B) の方の脳は自己治癒力を発揮する用意が出来ています。
自己治癒力に働きかけましょう。
脳は治す為の努力をするのを待っています。
麻痺は治るのです。
治してはもらえませんが、自分でなら治せます。
治したい所に意識を集中します。
動かしたい動作をするよう念じます。
命令はダメです。お願いです。
すぐには動きませが脳は動かそうと一生懸命なのです。
労をねぎらいながら動くまでつづけます。
復活教室に来られている男性は2ヶ月で足を持ち上げる事ができるようになったのです。2ヶ月が長いか短いかは分かりませんがこれからの人生の事を想えばそんなことはどうでもよいことではありませんか?。
大切なのは 1) と B) の人になることです。麻痺は治ります。
脳は待っています。方法は簡単です
治せるのは自分だけです。
(52) に続く


2019年11月17日
(52) 麻痺が回復することの表現に改善という言葉が使われますが改善度合いが曖昧で良く解らないことばです。
私は治ると言っています。
私の治るの定義は他の人が見て麻痺側がどちらかすぐには解らない程度になることを治ると言っています。
なぜ第三者の評価なのか?。
本人の治った、元に戻ったと思う気持ちは様々です。元気で居たときの記憶と比べれば、どんなに良くなった様に見えても 外見からは解らない違和感があります。それもなくなり全く元に戻れたときが本当に治ったと言えるのでしょうが、本人の想いには格差があるために絶対評価基準を決めるのに本人評価をいれず第三者の目で評価しています。
誰が見ても健常者に見える様になってからも、一人でもくもくと訓練に励んでいる若い方もおられます。麻痺で困っている人を導く人になりたいと言う夢を叶えるために!。
復活教室では、治る事を目標に訓練に励んでいます。
回復後の、人生を健康に生きていくためには元の状態に戻ることが必須条件と思うからです。
歪みの無い身体を維持するために元の状態に戻るのです。
経過年数、年齢に関係なく戻れます。
(53) に続く


2019年11月19日
(53) 麻痺を治しましょう。長いことお付き合い頂きましたが、今までは治る為の導入部でした。
これからは治る事の本題部です。
貴方を治すのは貴方自身です。
決して簡単では有りません。
治ると、強い信念を持ち続けることが出来るか。
治る努力が治るまで出来るか。
治る方法に真摯に向き合えるか。
治る事が誰かを幸せにすることになると心から思えるか。
治るのは自分の為だから治りたいと言う方は残念ですが今回は別の道を探して下さい。
治る道の歩き方は簡単ですが険しく厳しい道です。
最後まで歩き切るのは大変です。
覚悟して歩き始めましょう。
(54) に続く


2019年11月21日
(54) 治る。 必ず治す。
脳卒中の後遺症には二通りあります。
一つは脳の運動野障害で発生する麻痺。
二つ目はリハビリにより引き起こされた二次障害麻痺。
一つ目の障害は治し易いですが二つ目の障害は深刻です。復活教室で取り組んでいるのは二つ目の障害です。
今回、治したいのは二つ目です。
皆様の直面している脳卒中の運動障害の全てだからです。
目標は改善ではありません。
治ることです。
現役世代は現役復帰。
私くらいの方は心豊かな老後のために。
訓練は危険と隣りあわせです。心して、取り組みましょう。
装具を使用している方ははずしましょう。
杖は使用方法を変えます。出来れば使用を止めます。
それでは始めましよう。
装具無しを実現するために訓練します。
椅子に座って行います。
つま先上げ運動をします。
踵(かかと) を支点にして3センチ程 上げられる様にします。
動くようになったら、次には素早く動かすように練習します。
動かす事のできない方が普通です。
脳卒中になりましたからね。
でも、動く様になりますよ、足は壊れていませんから、
この科目は避けてはとおれません。
歩く為には必須条件です。
発症初期にベッドで寝ていた時に行うべき大切な訓練だつたのです。
動かない方は頭に動いているイメージを描いて下さい。力を入れず、
動いて、と、念じます。
集中力が鍵です。
テレビを見ながらではダメです。
何万回もします。必ず動く様になります。
ここでの困難さを増す原因が足首に発生した痙縮にある場合が殆んどです。その場合は痙縮を解除しないと動きません。
リハビリしたことの最大の被害は身体の各所に発生した痙縮なのです。悲しいことですが解除の技術は現代医学にはありません。
足首を手で動かして軽く動く方は訓練を続けて下さい。
動かない方は痙縮解除が必要です。
解除出来ますので安心して下さい。
でも 一手ま 要りますが頑張りましょう。改善でなく、治るためには、障害は全て取り除かなくてはなりません。時間は掛かりますが、身体は努力に応えてくれます。
解除法は次回説明します。
装具無しで立つのは危険です科目を一つづつクリアーしていきましょう。治って歩く日は必ず来ます。
地道な努力ですが大きな花が咲きますからね。
(55) に続く


2019年11月24日
(55)下の写真は装具により足関節に痙縮を発生してしまった場合に解除するための器具をつけている状態です。
すぐに解除出来る訳ではありません。忍耐と継続が大切です。
器具は私の手作りです。材料はホームセンターで購入したものです。
足首に痙縮のある方は自作してみてくださいと言っても難しいと思いますが誰か制作出来る人を見つけてください。
インターネットで検索してみれば各種の解除装具もあります。試してみましょう。
足首が90°に固定され、他動も出来なくなってしまった場合は痙縮を解除しなければなりません。
足首の痙縮は脹ら脛の筋肉の緊張を解くことが出来なくなってしまった結果ですが爪先を持ち上げることでアキレス腱を介して脹ら脛の筋肉に力をかけ続けることですこしづつ緊張を解いていきます。
解除で大切なことは持ち上げる力を一定に保つことです。強くすれば良いのではありません。他の人に動かして貰うのは駄目です。力を掛ければ筋肉は 反力を大きくし抵抗します。解除に余計な時間と他の人を無駄に使用する事になります。一定の力を長時間掛け続けることが大切です。
解除器具は一人で装着取り外し出来る様に改良中です。
足首に痙縮の無い方は (54) の訓練をします。
一日、4〜5時間して早い方で一週間、遅い方で一ヶ月の訓練期間を要するでしよう。
麻痺は治らないと言われるのはこの期間を乗り切る事が如何に難しいかを物語っています。
単純な繰り返しを延々と孤独の中で精神を集中させて行う事が如何に難しいか、自分との戦い以外 何物でも有りません。自分のためだと訓練を始めた方はここを乗り切ることは難しいでしょう。
誰かを幸せにするためにと頑張る
モチベーションは自分の為のものとは比べられません。
謙虚で真摯な精神は見た目とは裏腹に強靭な力を秘めています。その力が不可能を可能にするのです。
喩え一ヶ月が三ヶ月になったとしても成功したら使った期間の長さなど
どうでもいいことです。なにもしないで居ても半年、一年などあっという間に過ぎ去ります。
足の訓練ヵ所は五ヶ所です。一ヶ月づつかけても、半年足らずで歩く足にすることができるのです。
発症直後から訓練していたら一ヶ月もしたら足の訓練は終了し、歩ける足にすることができるのです。
其を証明する事例が四月に講演先で
ありました。
復活教室に麻痺で困っている人の役に経ちたいと研修に来られた整体師の方が発症直後から足と手の基礎訓練指導をされていたのです。
実践会後杖も使わずビッコでなく普通の歩き方で帰っていかれました。
手も動く様になっていました。
発症後約一ヶ月後のことです。
治る事は誰にも可能ですが、可能と成功は別物です。
それなら成功者になりましょう
成功は此を読んで同意出来たならもうあなたの手の中にあります。
(56) に続く


2019年11月28日
(56) 下の写真は足関節の痙縮解除装具の改良型です。
自分で装着取り外しができるようにしました。
普通に歩けるようになるためには解除は必須条件です。
麻痺を治す事が出来ない理由は、痙縮を解除する技術が無い事につきます。
こんな簡単なことで解除出来ます。
解除さえ出来れば (54) の訓練で動きは復活します。
やがて「動いた!」のコメントが日本中から届く日が来ると信じています。
次回は装着取り外しの様子を投稿します。
(57) に続く


2019年11月30日
(57) 痙縮解除ベルトの装着の仕方動画と材料写真です。
ホームセンターで購入したものです。加工部分は在りません。靴を引く所は紐を輪にしてくださればよいです。ベルトは荷締め用です。


装着方法の動画はコチラ→動画を見る
ベルトは腰から膝頭を通り靴に行くようにします。足首に無理が掛からない範囲で強く張ります。
5〜10秒に一度爪先を床を踏む様に力をかけます。
(58) に続く


2019年12月1日
(58) 脳卒中の後遺症麻痺からの復活の第一は痙縮の解除 、
第二は動き復活訓練 です。
これが、麻痺を治す二大要素です。
第一の痙縮解除の方法が無かった今までとは違います。
装具を使用している方は全て痙縮があると思って間違いないでしょう。
この復活を妨げる最大障害要因を取り除けば復活は夢でなく現実のものになります
するか しないか貴方次第です。
脳卒中の後遺症は種類によらず殆んどの場合元に戻れるのです。
今の状態を次世代に持ち越してはいけません。終わりにしましょう。
その為には治ることの実証をすることが必要です。
実証者になりましょう。患者の誰もが主役なのです。
(59) に続く


2019年12月7日
(59) (41)で医師、治療従事者の心無い言葉が患者にどれだけの影響を及ぼすか、書きましたが、患者も去ることながら、家族に重大な影響を与えてしまうことになることに何ヵ所かで遭遇しました。
その事の深刻さ重大さに言葉を発した当人は気付いていないでしょう。
もはや治療者でなく、加害者です。
先生、先生、と呼ばれ自分自身を見る目も失い盲目状態ではありませんか。
奈落の底に落ちたのは患者でなく、自分である事にも気付かず。
どれだけの信頼を裏切ったことか、患者、家族、だけでなく取り巻く多くの人達の厳しい視線が分かろう筈もないでしょう。
責任逃れの一言が多くの人の人生を奪ってしまうことの責任がとれますか?
治らないのでなく、治せないのです。
患者、家族の前で手をついて侘びて下さい。
「信頼にお応えする術を持っておりません。誠に申し訳ありません。」と。
その心が医術の発展を進めるものと信じています。
目覚めて下さい。
人を生かす側の人であることに。
過去の医術者は尊敬の対象でした。
タンを取ることの指導もできず食べ物の飲み込み訓練もわからず。
気管切開し、管を通して食事を与え、其のままでいいのですか?
今の病院には医術者は居ないも同然では在りませんか?
加害者だけなら無い方がましです。
こんな投稿に、怒りを感じてください。
悔しさを感じてください。
そして、奮起してください。
尊敬の眼差しは必ず戻ってきます。
(60)に続く


2019年12月10日
(60) 足首の痙縮解除ベルトを装着している方は椅子に座って効果をみましょう。
ベルトをはずして足を床に ペタっとつけます。
爪先を手で持ち上げて抵抗なく上がるのが5センチ以上あれば解除ベルトでの解除と爪先あげの訓練を平行して行います。
ここまで来れば爪先あげは成功したも同然です。
解除ベルトを外して爪先を 持ち上げる動作を頭にイメージし、あげて、あげて、と念じてください。
1〜2時間したら解除ベルトにもどりますこれをくりかえします。
痙縮さえ解除出来れば必ず動きます。
動かす事に集中します。力を掛けすぎない様に注意が必要です。
ここからは忍耐力がいります。
必ず動くと信じてひたすら念じ続けます。
動き始めは何ミリです。良く見ないと分からないくらいです。
必ず動きますからね。
忍耐ですよ。
(61) に続く


2019年12月12日
(61) 脳卒中の発症者数は横ばいで推移しています。私への電話も若い方が目立ちます。
後遺症さえなければ一ヶ月もあれば復帰出来る病気なのですが。
何が 復帰を難しくしているか、現代になってからも何十年も 研究されているにもかかわらずです。
その研究の根底に脳は一度死滅すると再生しないと言う概念があることがいちばんの原因でしょう。
医療家の方々にしてほしい事があります。
復活に最大の障害となる痙縮の発生する過程とリハビリとの関係の記録です。
これは 、患者の方々、家族の方々にもお願いします。
麻痺は脳卒中の後遺症ですが痙縮は後遺症ではありません。
発症後、リハビリも起き上がる事も出来ない方に痙縮 は発生しません。
手、足、の関節が何の抵抗もなく動かせるかどうか毎日確かめてください、そして記録してください。
この事に注意してもらって痙縮になりかかったところでセラピストの方と話し合い痙縮を未然に防いだ家族が居られます。
リハビリはしてもらうだけではいけません。
セラピストとの共同作業です。患者の事は患者と家族が一体となって麻痺からの復活にたちむかわなければなりません。
関節を動かして少しでも違和感を感じたら危険信号です。
麻痺側とそうでない方を、交互に動かしてみれば素人でもすぐわかります。
少しでも動かせる範囲が狭くなれば痙縮の発生です。
腕は肘が曲がってきたら危険です。
肩の可動域を広げる為の他動訓練は、あ脱臼を誘発させる危険な行為です。筋肉が麻痺したから脱臼がおこるのではありません。
異常は患者よりも家族の方が気付けます。
肩の関節は触らないようにしてください。
麻痺は治せます。
痙縮は治せますが大変です。発生は絶対防いでください。
必ず防げます。早く気付くこと、其しかありません。
(62) に続く


2019年12月13日
(62) リハビリ技術が進まないと書きましたが私達も技術開発に参加しましょう。
折角、脳卒中になったのです。この体験を生かさない手はありません。
どんなに優れた脳科学者でも体験しなければ分からないことを体験する機会に恵まれたのです。
体験者、患者として、 物言う、 患者になりましょう。 文句でなく物言うですよ。
治らないでなく、治す患者になりましょう。治してもらうでなく治すのです。
物言うためには言葉に裏付けがなければなりません。
セラピストの方々には治す技術はありません。
治せるのは患者自身だけです。
ベッドで寝ていて訓練できます。
先ず、足首からです。麻痺した足首を動くようにします。前後に動くようにします。
次には左右に動くようにします。
膝立にも挑戦します。
これらは寝ていて行います。
寝ていれば痙縮は発生しません。
痙縮がなければ必ず動きます。
念じるだけです。 一日一万回を目標にします。
動くようになるまでは立位はしないでください。
手も同じように念じるだけです。
セラピストの方にはこの方法を実行することを認めてもらいましょう。
通常のリハビリのプログラムではありませんから自己責任ですがベッドに寝ていての訓練ですから危険はありません。
実行を認めて貰えるかどうかは貴方の治りたいという情熱次第です。
必ず成功します。
信じてください。
自己治癒力の素晴らしさを。
(63)に続く


2019年12月17日
(63) 歩く事がリハビリと、努力していませんか?
歩いても良い方、歩いてはいけない方

歩いて良い方の条件は
・ビッコでない。
・装具を付けてない。
・杖を使わない。

歩いてはいけない方は
・装具を付けている方。
・ビッコな歩きの方。
・杖を使用している方。

歩くことで今の歩き方は上手くなります、がビッコの歩き方が治る訳ではありません。それなりに上手くなりますが身体は歪み次の病気の準備をしている事になります。
すべき事は、健康で生きていける歩きを取り戻す努力をすることです。
その為には装具をとること、ビッコ歩きを治す事、杖を使わなくても歩けるようになることです。
足が壊れたのはわけではありません。元通り動かす プログラムを作りましょう。
幼児でも作れるプログラムです。
難しくはありません。
では 装具決別から始めましょう
普通に歩ける日は必ず来ます。
ボチ ボチ 行きましょう。
焦らず、確実な歩きの獲得に。
(64) に続く


2019年12月18日
(64) 歩く事を取り戻す最重要条件は。
動体バランスの獲得です。
動体バランスと言う言葉はありません。
私が、動きながら身体のバランスを保つ事を表す言葉として用いています。
動体バランスを保つのに欠かせないのは、身体を支える能力が足にあるかどうかです。
脳卒中で麻痺した足にはそれはありません。
その足に身体を支えさそうと考え出された物が装具です。
装具の目的は麻痺の治療では在りません。失った機能の補てんです。
義足と同じ考えです。義足は物理的に失ったものの補てんとして目的を果たします。恩恵にあずかっておられる方も多いと思います。
麻痺の場合も義足と同じように考えてしまったところに悲劇の原点があります。
物理的に失ったものは再生しませんが麻痺で失ったものは再生可能なのです。しかも経過年数には関係ありません。
先日、復活教室に来られた方は50年麻痺で動かなかった指が動きました。最近の九州での講演時では這うことしか出来なかった三歳の女児が立ち上がれるようになりました。
脳卒中で失ったものは再生出来ないと言うことは過去のことです。
装具は無くても歩けます。
装具から離れなければ本来の歩きはとりもどせません。それは今からでも遅くありません。
その為に、動体バランスの訓練を始めましょう。
足首に痙縮の在る方はその解除から。
膝関節の曲げ伸ばしができる方、立っていて大腿と膝を持ち上げることが出来る方は次に進みます。
出来ない方は車椅子歩行訓練 (29〜(31)参照をします。
動体バランスの訓練を始めましょう。
立体になります。胸を張り直立します。
足踏みをします。
出来ない方は爪先を床から離さないで踵だけを持ち上げ膝を曲げます。
手摺を持って身体を安定させながら行ってください。
5〜10回したら腰かけて休みます。今した事を脳に忘れさせます。
忘れさせ、思い出させ、を繰り返さす事が能率を高めます。
リハビリは楽して最大の効果を発揮させなければ駄目です。
20回も30回も同じ事を繰り返すリハビリは本人は達成感 は得られても脳には苦痛でしかありません。
リハビリはスポーツの練習とは違います。
脳は常に新しい事、未知の事に興味を持ちます。
挑戦したことを成し遂げた時にはとても喜びを感じます。
目標は控えめにして達成した喜びの回数を増やす事を第一にします。
リハビリは脳を喜ばすことです。
元の身体に戻っていくことは脳にとってこの上ない喜びなのです。苦しいリハビリは脳も苦しいのです。
(65) に続く


2019年12月24日
(65) 今回は番外編です。
パーキンソの話をします。この病名を知っている方も多いでしょう。
復活教室にも来られています。
脳硬塞は太い血管の詰まるのが原因です。
パーキンソは毛細血管の詰まるのが原因です。
ドーパミンが減少して発症するのではありません。
どちらも血管の詰まる事から起こるのです。
脳硬塞はMRIで画像として見る事が出来ますが、パーキンソの場合は画像として見る事が出来ません。
脳に異常は無いと言う画像からの診断になります。
現在のMRIでは毛細血管の詰まりのような微細なものはみることは。できません
脳に異常がなければドーパミンが原因のパーキンソでしょうと診断します。
現在生きている人の脳内ドーパミンを検査する技術はありません。
ところがパーキンソと診断された方のなかで診断基準に照らしてパーキンソですといえる方は1割か2割です。
ひどい話しですが現実です。
私は脳硬塞を瞬間型脳硬塞とよんでいます。
パーキンソは遅速型脳硬塞とよんでいます。
どちらにも在ることが動体バランスがとれなくなることです。
パーキンソは脳が動体バランスのとれないことを検出し転倒防止のために、動きにブレーキをかけた状態なのです。
どちらも脳硬塞ですがとても大きな違いがあります。
脳硬塞は運動野が全て新しくなり今までのプログラムが消滅してしまった状態になりますが、
パーキンソは少しずつ減少していきますから、身体の動きはできます。
手足を動かしてのリハビリが可能なのです。
脳卒中の方でもリハビリ途中にパーキンソと診断されてしまう方がかなりの数で居られるとおもいますが違いますから安心してください。
パーキンソと診断されて、リハビリするだけで薬も飲まず元気に暮らしておられる方々もおられます。
パーキンソのリハビリは簡単です足踏みするだけです。
症状によりますが。
(66) に続く


2019年12月26日
(66) 64で動体バランスの事をかきましたが、私の著書 [ 麻痺は治る ] にも詳しく書いているので興味の在る方はお読み下さい。
動体バランス機能は人が行動するとき片時もおろそかに出来ないとても大切な機能です。
脳は常に、この機能が正常かどうか監視しています。少しの機能低下も見逃しません。
機能低下は転倒に繋がり身体に危険だからです。脳の最大の使命は身体の安全を保つ事です。危険に対しては全精力を傾け排除しようとします。
動体バランス機能の低下は身体の安全を保つ上で最大の危機です。
脳は全身に防御態勢を指令します。
この全身に対しての指令により痙縮が発生します。
脳が危機を感じる度合いは、少し怖い〜恐怖までありますが動体バランスの低下は最大級の危険になります。
健常な時には殆んど経験しない危険度なのです。
脳は最大危険防御指令をだします。
身体中の筋肉を緊張させ防御態勢をとります。
動体バランスはとてもシビアーにコントロールされています。
手足は脳からの動作信号レベルが少し低下したくらいでは普通に動けますが動体バランス機能の低下はわずかでも脳にとっては一大事なのです。
脳卒中の場合はこの動体バランス機能が無くなりゼロの状態になります。
片側は正常に機能していますが、
片側だけでは正常に動体バランスを保つ事は、出来ません。
リハビリで欠如しているのが動体バランスに対しての考えです。
動体バランスを保てない患者の立位等無謀の術です。支えているから大丈夫ではありません。脳は自身で立ててこその安全です。支えて貰わなければならないのは危険で安心等出来ないのです。
患者を外見的に見るのでなく内面的に見ようとしないと脳卒中の後遺症を治す医療は何も得ることなく場外退去となるでしょう。
(67) に続く


2019年12月28日
(67) 今回も 動体バランスの話しです。
動体バランスを重視する理由が二つあります。
一つ目は歩く事の大前提に動体バランスの取得があります。
二つ目は動体バランス、取得前の立位に及ぼす影響です。
一つ目 足が動けば歩ける訳では有りません、。理学療法士の方々は足を動かせば歩けると思っておられるかもしれませんが足は動いても歩けません。
足が動くと言うことは歩く動作の一要素でしか有りません。
ロボットの足を動かす機構は早くに開発されましたが倒れず歩く仕組みは大変な時間が費やされました。
人の動体バランスを例えれば、先の尖った鉛筆を立てるに等しいことです。
殆んど不可能なことをしているのです。
理学療法士の方々は動体バランスの勉強をもう一度一から学び直すべきです。と、言っても元々学んでいないと思いますが。
動体バランスの指導は高度な専門性を要します。しっかり勉強して下さい。
動体バランスをとるために人間は、超高精度ジャイロ (回転、方向)センサー、と、加速度 ( 水平移動量 ) センサーを耳の中に左右と言う距離を隔てて二つ備えています。一つは予備の為ではありません、超高精度に測定値を求めるためとセンサーの異常を検出するために、複数、必要なのです。
健常者であり立つことなど何の造作もない方々には動体バランスのもつ意味など想像も出来ないことでしょう。無理もありません、私もそうでしたから。
脳はいい加減なバランス能力では納得しません。一つ間違えば生死に関わりますから。
指導する者もいい加減な気持ちでは困ります。それなりの覚悟をもって当たるべきです。
療法士の国家試験に脳画像読解の単位が増やされましたがリハビリには何の役にも成らないでしょう。
動体バランスの単位を新設した方が良いでしょう。不可能を可能にする行為を簡単に考えてもらっては困ります。極地以外の地で鉛筆を立てる事に等しい事が動体バランスの取得なのです。
動体バランスが取れないままの立位は脳にとっては転倒の危険回避で精一杯になります。
脳にとっては転倒と死は同次元なのです。
古代の人間は道なき野山を食糧確保に奔走して、命を繋いでいました。
携帯も救急車もありません。怪我をすることは死に繋がることでした。
現代の私達の脳は救急車や病院があるから転倒しても大丈夫とは思っていません。
命を守る事に於いては古代そのままなのです。脳は日夜そのことに全精力を傾け一生懸命なのです。
影響については次回書きます。
(68) に続く


2020年1月1日
(68) [ 二つ目 ]
動体バランスの修得前に立位をすると何が起こるか?
脳卒中の後遺症で苦しむ今の状態が出現します。
脳にとって転倒することは生死に関わることです。 前回書いた通りです。
動体バランスを取得出来ていない時点で立位など、脳にしてみれば自殺行為に等しく全能力を掛けて命を守らなくては成らない事態なのです。
脳卒中発症後、人間はどの様にして命の存続をするのでしょう。
脳は身体中の臓器では一番壊れやすい臓器です。その確率は群を抜いて高く毎日何処かが壊れていると言っても過言ではありません。
1.5kg 前後の臓器ですが、その保護のされ方は尋常ではありません、
各種のセンサー ( 耳、目 、鼻臭、味覚 ) とコミニケーション発信装置( 口 言語 ) の中心に配置されています。情報収集の為に都合の良い一番高い位置にあります。
そしてフルフェィスヘルメットのような頭蓋骨に格納され、しかも外部の環境変化に影響されないよう三重の袋に入れてその袋と袋の間には無菌状態の清製水を満たしているという念の入れ方です、水中に浮かんでいるのです。
他の臓器から見れば異常とさえ思える保護のされかたです。
供給される血液も大量です。しかも脳血液関門という関所でふるいに掛けられ不純物を取り除かなければ脳には供給しません。
そんなにまでしているのに、まだ満足していません。内部を左右に分けて二組にしています。通常は二組ともに機能しますが、一組でも機能させることもできるように成っています。
究極は自己修復機能です。
脳卒中発症と同時に発動され血流が途絶え死滅した部位は直ちに予備で待機 ( ips細胞状態 ) している細胞群の中に修復されます。
千分の何ミリと言う細さの神経を何千万本、何億本かわかりませんが死滅した細胞から繋ぎ直します。
その作業を短時間で完了します、日にち単位ですが。
この事が後々のリハビリでの悲劇を招く事に繋がっていくことになるなどとは何と皮肉なことでしょう。
正常に動く様になった新しい脳には手足を動かすプログラムがありません。脳はプログラムを新しく造るための行動を開始します。
各種の筋肉の動きを記憶し動かすプログラムを作ります。この時期の筋肉の動きはプログラムにとても大きく影響します。間違った動きは厳禁なのです。
ですが、筋肉の正しい動かし方のリハビリ法はありません。間違った筋肉の動きを記憶させてしまったのが後遺症となってしまうのです。
動体バランスの修得前に立位をすると脳は転倒防御態勢を指令します。
この指令は大変強力な信号レベルです。指令を受けた全身の筋肉の動きを脳はプログラムとして記憶します。
これが後遺症となりその後の人生を苦しめるのです。
でもこれからは違います。
この素晴らしい自己修復機能の恩恵に預かり、その機能を生かしていく方法が見つかったのです。
脳はどの様にして脳卒中の様な非常事態に対応するのでしょう。
古代の人間の脳は麻痺してしまった手足の機能回復を誰の手をかりることなく自ら治します。
その回復手順でまずするのは手足の先端部分からです。先端部分こそが生命維持の為の要だからです。
手は指の指紋のあるところからです。
ここを使える様にします。一、ニ週間もあれば完了します。
足も同時に訓練します。
こちらも同じくらいで完了します。
とても難しく時間の掛かるのが動体バランス機能の回復です。
手足の機能が充分に回復しないと訓練を始めません。不充分のままでは危険が伴うからです。
それまでの水や食べ物は地面を這って探します。
この時に手足の先端部分が活躍します。移動と食べ物を探し指で摘まんで口に運びます。指は生命維持の為に最重要部位なのです。
真っ先に復活させたのはこの為です。
立位は脳がさせません。
大変危険なのと、もっと恐ろしい事が起こるからです。それは先に書いた通りです。
復活教室の訓練は脳が自ら行うリハビリそのものです。
それを応用したリハビリで多くの不可能と思える障害の、修復例が増えています。
脳卒中の後遺症で苦しむ事の無い社会の幕は開きました。あとは広く普及させることです。
新しい年は普及の年です。
普及には多くの人々の思いのこもった力が必要です。
実現させましょう、幸せな社会を築くために。
(69) に続く


2020年1月3日
( 69 ) 動体バランスを分かりやすく説明しましょう。
1 オートバイ、自転車。
2 自動車、三輪車
1 と 2 には、共通点と根本的な違いがあります。
共通点はどちらも移動手段の道具です。
違う点は、自立性が有る、無し、です。
1 には、自立能力は有りません。
坂の上から走らせば転倒してしまいます。
2 には自立能力を持たせています。
坂の上から走らせば下まで走ります。
1 に人が乗れば坂の下まで走ることができます。
人が自立能力を与えたのです。
人が 1 に欠けていたものを補ったのです。
脳卒中患者は 1 です。自立能力は有りません。
この自立能力こそが動体バランス能力なのです。
1 は速度が遅いほど安定を保つのが難しくなります。
復活教室ではゆっくり歩くことが出来るように練習しています。
速く歩いても評価されません。
歩き方の内容が大事なのです。
ゆっくり安定を保ち、歩く為には足の動きが左右ばらつきなく全く同じ様に動かなくてはなりません。
それより重要なのが動体バランス能力です。
復活教室では一般のリハビリ病院より遥かに高い歩行能力を求められますが皆明るくにぎやかで誰かができれば皆が拍手して讃えてあげます。
その姿に明日の自分を重ねているのです。誰かが出来る様に成るのは自分も嬉しいのです。
(70) に続く


2020年1月7日
(70) 動体バランスを脳はどのようにしてコントロールしているのでしょう。
からだのバランスをとるためには重心位置を決めなければなりません。
立位の時の重心は両足の土踏まずを結んだ線の真中が重心位置になります。
足の開き具合い、位置関係は関係ありません。例外は在りません。法則と思ってください。
この事は、立位訓練でとても重要な要素です。厳守しなければなりません。
此を無視したら、立位は成立しません。
立位になると脳は足の位置から重心位置を確定します。両耳の前庭機関( 加速度センサー、 水平移動量センサー )からのデーターをもとに足の位置から重心位置を計算し頭の中心と計算結果から導いた三次元空間の重心座標点を一致させるよう体幹の筋肉を調整し、頭の位置を、前後左右に動かして決めます
右の耳からみてどちらに動かすか。
左の耳からみてどちらに動かすか。
左右の計算結果を絶えずチェックしズレがないか監視します。
センサーの精度と計算機能を確認するのに左右に離れてセンサーが置かれていることは重要な要素です。
左右の計算結果が一致し異常がなければ動体バランス機能は筋肉に信号を送ります。
ここで別のチェック機能が始動します。
三次元空間に設定した重心位置に頭の中心が到達する時間が計算通りかどうか。
予測時間内でない時は動体バランス機能が正常に働いてないことになり、転倒の可能性があり危険であると判断し、転倒防御態勢を指令します。
転倒しないようにバランスを保っ筋肉は足ではなく体幹にあります。
転倒防御態勢の指令の信号レベルは大変強力な信号で筋肉に働きます。
筋肉はこれを記憶してしまいます。 この事が痙縮となるのです。
体幹部に起こる痙縮は外からは見えませんが、動体バランスをとることの最大の障害になります。
手足の痙縮は器具などを使用し解除出来ますが、体幹の筋肉の痙縮を解除するのは現在不可能です。
正常な歩行を取り戻す妨げの最大要因になります。
動体バランスが何んの苦もなく自然に取れる様になれば、脳は足を動かす事に専念できて上手く動かす事が出来ますが動体バランスの取得ができていないと脳は転倒の危険から身体を守ることに専念し足の動きを上手くコントロールする余裕はありません。
早期の立位訓練は身体各部の痙縮を発生させる最悪の訓練です。
するべきはベッド上での手足の基礎訓練です。
動体バランスをとる為には身体各部に支障が有ってはなりません。
脳はスーパーコンピューター並の高度な計算を一瞬の休みも無くしてバランスをとっています。
脳の一番大事な仕事が動体バランス機能の正常な運用です。少しの異常でも脳は動きにブレーキを掛けてしまいます。
早期の無理な立位訓練、そして装具の装着。その結果が障害者の誕生に繋がるのです。
(71) に続く


2020年1月16日
(71) 私が動体バランスを重要視する理由は、人の行動の根幹をなす部分に位置しているからです。
健常で普通に生活していれば動体バランスの事など無意識、無関心で何も考えなくても居られます。
手足の麻痺は、外部から見て分かりますが動体バランス機能の麻痺は、直接目で麻痺部位を見ることは出来ません。
この事が今まで動体バランスの重要性が見過ごされてきた原因です。
4足歩行動物でも動体バランス機能の障害は死を意味します。動体バランス機能無くしては歩けません。
まして、二足歩行の人類は動体バランスが正常に機能していることが生きて行く絶対条件なのです。
尖った鉛筆を立てるに等しい神業の様な事が簡単に出来る訳が在りません。
人の脳を左右に分け動体バランスのセンサーを左右の脳に密着させ内蔵しているが如くにし、もう一組の高性能センサーも装備しました。
そのセンサーは 眼です。動体バランスをとるのにとても大きな役割を担っています。
復活教室では動体バランスの訓練で目を閉じて行う訓練がありますがとても効果的です。
人が生きて行く行動に占める動体バランス機能は脳にとっては僅かの障害もあってはならない最重要機能なのです。
リハビリを行う上で動体バランス機能の取得は最優先されるべきリハビリなのです。
この事には何も触れることなくリハビリするなど無知のなせる無謀な行為以外何ものでもありません。
今からでも遅くはありません。
リハビリの最重要項目に動体バランスの取得をいれるべきです。
そして最優先に動体バランス訓練をするようにすることです。
その前に手足の基礎訓練を完了させておくのは、言うまでもありません。
(72) に続く


2020年1月26日
(72) 各地を訪問していて投稿できませんでしたが、宮古島に戻ってきました。
同じ日本の国とは信じられない景色、気候の違いに驚くばかりです。
(64) から動体バランスの事について書いてきましたが、今回はその訓練法を書きましょう。
その前に、基礎知識を少しばかり。
動体バランスは幼児でも2歳までには完全取得する能力です。難しいはずはありません。
幼児と大人の大きな違いは重心位置の高さです。
高くなれば倍数的に難しくなります。
もうひとつの違いは身体の左右の均等性です。
重心位置から見て左右の重量バランスは均等で釣り合いは正常ですが片麻痺の場合は左右のコントロール能力は100対0に等しく、この事を考慮しないと訓練は成り立ちません。
片麻痺は手足ばかりでなく体幹のバランス制御筋肉にも麻痺は発生しています。体外からは見えないだけです。
この筋肉こそが動体バランスコントロールの主役です。
それが片側、機能不全になってしまったのです。
この筋肉は早期の立位訓練で痙縮を発生しやすく、そうすると後々の立位、歩行に取り返しの付かない後遺症をもたらします。
患者に立位をさせるときはこの事を念頭において慎重にしないといけませんが研究者、医師、術者に理解されているとは思えません。
現実には上記の被害者はかなり多いと思います。片麻痺患者の殆んどかもしれません。
歩行訓練をしてもらうと、痛切に感じます。
幼児にはこの障害がありません。
在ると無いでは比較になりません。
海外勤務中に脳卒中になられ帰国後復活教室に来られた方がありました。動体バランスも良く歩きにも癖が在りませんでした。手が動きにくかったですが。
その方の勤務地にはリハビリなどはなく宿舎でひたすら自分流で不自由と格闘されたそうです。
動体バランスの訓練は自発的であることが絶対条件です。



2020年1月30日
(73) 動体バランスの訓練を始めましょう。
座位は完全に出来る、手すりがあれば立位に問題は無い。
上記の方は訓練を始めましょう。
手摺りに掴まって立ちます。膝を曲げながら踵を浮かします。2〜3センチほど、左右交互に行います。
手摺りから手を離しても、ふらつかなくなるまで行います。
出来るようになれば動きを少しずつ大きくしていきます。爪先は床に付けたままです。
ふらつかなくなったら目を閉じて行います。
此も出来るようになれば、手摺りをかるく持って、踵を浮かした時に爪先も浮かすようにします。
最終的には爪先を10センチ位浮かせても安定していられるようにします。
此処まで出来るようになれば、手摺りから手を離しても出来るように習熟訓練をします。
訓練中は椅子に腰掛けて休憩をしながら行います。
同じことを10回繰り返したら休みます。休んでいる間も脳は今した事をシミュレーションします。
リハビリはこの休みをいかにとるかがとても大切な要素です。
脳がもう少し、しようとしている時に休まないといけません。
それが同じ動作では10回 までです。
リハビリにはスポーツ医学の考えが根底にあるように感じますが、脳卒中のリハビリとは根本的に違います。リハビリで行う筋トレの様な訓練もその考えに準じているのでしょうがそれによる弊害の事は何も考えられていません。
悩は同じ事の繰り返しは直ぐ飽きてしまいます。
新しい事、未知のことには興味津々この特徴を利用するとリハビリは驚くほどはかどります。
この動体バランスの訓練を完了するには週間単位の時間を要すると思いますが直ぐに効果が表れなくても根気強く続けてください。
注意点は怖いと思ったり身体が緊張してしまうときは無理をしないようにします。
我慢して行うと痙縮の発生に繋がります。決してしてはいけません。


2020年2月1日
(74) 皆さん、動体バランスの訓練中でしょうか?
まだ自覚する成果は無いかもしれませんが?
麻痺の訓練は諦めないことと、継続が成功への鍵です。
継続は大切ですが、装具と杖で歩くことは復活とは逆方向に歩く事になります。継続も距離も自分を助ける事にはなりません。
動体バランスの訓練を継続中の方は復活への道を歩き始めたのです。
立位が出来なく動体バランスの訓練を出来ない方も居られるでしょう。
座位が出来ない方も居られるでしょう。
どちらの方もこの段階では痙縮は発生していないと思います。
復活するのに痙縮がないことは、とても有利な条件を満たしているのです。こんな有難い事はありません。
立位や座位が出来なくても悲観することは在りません。
脳卒中後に一番最初に動体バランスが必要なのは座位ですから、これの訓練から始めましょう。
ベッドに腰掛け、ベッドガードをもって身体が傾かないように支えます。お尻の真上に頭が来るように、背筋を伸ばして座ります。安定したら持つ手の力を抜きます、手を離しても安定して座り続けられるまで行います。
出来るようになったらペットボトルに水を入れて健手に持たせ腕を伸ばして前や横 上など動かしても安定して座位が保てるまで訓練します。前方に倒れないように注意して訓練します。
訓練は成果を急ぎ過ぎないようにしてください。安全に配慮することと休む事をお忘れなく。悩は同じ事の繰り返しは直ぐ飽きてしまいます。
悩は必ず応えてくれます。
(75) に続く


2020年2月13日
(75) 座位は、出来る様になったでしょうか。
今回は立位訓練をしましょう。
安定して立つ為には足裏の何処で体重を支えるのかを脳に学習させないといけません。
健足は重心を土踏まずに置いて拇指球、小指球、かかとで等分に体重を支えますが、麻痺足では捻挫を避ける為に足裏前半、( 爪先 ) で体重を支えます。
これを行うのは脹ら脛 ( ふくらはぎ ) の筋肉です。
この筋肉 ( 腓腹筋 ) を訓練します。
椅子に腰掛け、健足に麻痺足を重ねます。( 健足の爪先の上に麻痺足の爪先が乗ります。) その状態で麻痺足の爪先で健足を踏みつけます。
最初は力が入りませんがその内に健足が麻痺足の動きを感じる様になります。
こうすることで麻痺足の僅かな動きも感ずることができます。
早くに動きを感ずることが大切です。
動き出したら麻痺足を床の上に置いて床を踏みしめます。
それが出来る様になったら手すりを持って立ちます。爪先立ちをします。
健足の下に10センチ位の厚さの物を置き爪先立ちをします。少しづつ暑さを増していきます。
こうすることで麻痺足への負荷が少しづつ増して生き無理のない訓練が出来ます。
ゆっくりと5〜10回したら休みます。
手すりから手を離さない様にします。身体が緊張します。
身体を緊張させての立位は絶対にしてはいけません。
動体バランスの訓練が大変になります。


2020年2月18日
(76) 立位 その 2
立位の訓練は進んでいるでしょうか?
この訓練は慎重に行わないといけません。
立った時に身体が緊張する場合は訓練を中止してください。
そのまま続行すると緊張している筋肉に痙縮が発生します。
手の痙縮の発生原因は立位訓練なのです。
手の痙縮は見て解りますが内部の筋肉に発生する痙縮は体外からは解りません。
深刻な二次障害を引き起こします。
脳卒中の一次障害は麻痺です。
脳からの信号が途絶えることにより起こります。
損傷部位脳からの信号は全く無くなり関係先一次障害の発生となり身体の動的機能は全て喪失します。
脳卒中患者の不自由さは殆んど 二次障害によるものです。
それはどこで発生したのでしょう。
一次障害を治す為のリハビリ中に発生したのです。
治そうとしている現場が二次障害の発生場所になっているなどとは誰が想像できるでしょうか?
私の著作 [ 奇[跡の復活 ] に登場した女性は自分が脳卒中になったとは知らず病院にも行かず毎日、二時間の歩行訓練? で一ヶ月で元の身体に
戻してしまったのです。現在の彼女のどこにも麻痺の面影はありせん。
一次障害を何んの知識も無く本人の一途な気持ちだけで治してしまったのです。
人の脳は自らを修復する能力を持っています。
それは自己治癒力の成せるわざです。
この事は最近アメリカの脳科学者が発見しました。正に再生医療そのものです。
脳は修復されたのになぜ麻痺が起こるか?それは、各部を動かす プログラムがなくなってしまったからです。
脳は修復しますがプログラムは新に造らないと身体の動きは戻りません。
復活教室はこのプログラムを造る場所なのです。
修復した脳は直ぐにプログラムを造り出します。この事が二次障害を産み出す原因でもあるのです。
脳は身体の動きからプログラムを造ります。間違った動きをすると、その動きを元にプログラムを作ります、そしてそれを記憶し再現して筋肉を動かします。
身体が緊張していればその状態を再現するプログラムを作ります。
修復された脳は白紙状態です。何でも取り込んでしまいます。
リハビリで行う動きは細心の注意をしなければなりません。
装具で固定された関節は動かないものとしてのプログラムをつくります。
動体バランスもとれない中での立位訓練の恐怖で握り締めた手はその形を保持するプログラムを作ります。
出来てしまったプログラムの変更は大変難しく、指導者は、身体の動きを物理学的にもシステム工学的にも、高度に理解していないと、より複雑化させてしまうことになり、患者の負担は大きくなるばかりになります。
この事が取り返しのつかない後遺症を招いたものに高次脳機能障害があります。
立位訓練は間違ったプログラムが出来やすく身体の緊張をするような動きは厳に慎まなければなりません。


2020年2月26日
(77) 立位 その 3  立位の練習は如何に身体を緊張させないか。が、全てと言っても言過ぎではありません。
立たせようとする者にとっては何でもないことですが患者の 脳 にとっては恐怖そのものです。
崖っぷちの細い道を目隠しさせられて歩かされる様なものです。
脳は身体中に不測の事態に備えるよう指令を出します。
この感覚は健常者には想像もできないでしょう。
患者自身にも脳がどれくらいの強度で防衛指令を出しているがが分かりません。
ですが、想像以上の強さです。
脳は全勢力を危険回避の為に差し向けます。
この事が二次障害の全てを招くのです。
リハビリテーション最大の欠陥なのです。
体験してないでわかりません、は、専門家の言い訳にはなりません。
ボトックスを勧める医師は身をもってボトックスを体験しているでしょうか?
麻痺を疑似的には体験できます。
セラピストの方も是非体験して下さい。
体験したこともない事を頭で考えただけで解る程、麻痺は単純ではありません。
残念ですが、研究者は他人の人生に関わって居るという自覚があるようにはみえません。
立位に於ける 脳 の防衛反応が起こるような訓練は絶対避けなければいけません。
どんな訓練がいけないのでしょうか。
第一には他人によってやらされる訓練、リハビリがこれにあたります。
第二はこわごわ行う訓練、自主訓練など。
立位訓練は必ず自主的に行います。
立つ事が恐くないようにしなければいけません。
必ず手摺を持って下さい。
足の左右のバランスは 100 対 0 と思って下さい。
麻痺足に体重を掛ける訓練をしないと立位は出来ません。
健手で手摺をもちます。
麻痺足は動かさず健足を前から後ろ、後ろから前にと、ユックリ動かします。
体重は健足のうえです。前に出したときはこの上に全体重を、後ろに出したときはそこに全体重を、最初は動かし幅は狭く、少しづつ広くします。
麻痺足は動かさないのに麻痺足の訓練?などと疑問かもしれません。
今までの基礎訓練で、できなかったのが、足の耐荷重訓練です。
麻痺足は耐荷重がゼロの状態ですから、これを高めておかないと、正常な立位姿勢はとれません。
その結果、ビッコな歩きになってしまいます。
この訓練は入念に行います。
手摺をしっかり持って身体を支えリラックスした状態で出来るようにしてください。
麻痺足だけで、不安無く身体を支える事が出来るまで訓練してください。
(78) に続く


復活の会

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