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THE THIRD REICH 'N' ROLL (1976) ...............Last update; 2010.2.7.

1982年のことだったと思う。当時大学生だった私は浦和の実家に住んでおり、テレビ埼玉という ローカル局を観ることができた。
ここのプログラムに「サウンド・スーパー・シティ」という音楽番組があり、PUNKやNEW WAVEなど の意外とマイナーな洋楽もやるので一番のお気に入りだった。

ある日のこと、この日の番組の終わりを告げるMCの後に流れ出した映像を観て、衝撃を受けた。
全身新聞で作られたクー・クラックス・クランかのような格好をしたメンバーが踊り狂う姿を早回し したモノクロ映像と不思議な音楽。
「何だ!これは!!」という驚き。
早速「レジデンツ」という名前をメモって、秋葉原の石丸電気へ。
レコード全盛時代、石丸電気は輸入盤も扱っており、探してみると「RESIDENTS」と書かれた 仕切り板があり、何枚かのアルバムがあった。
じっくり眺めて迷った挙句、とりあえず70年代のものと80年代のものを1枚づつ買ってみることに した。

帰ってからまず70年代のものから聴くことにし、針を下ろす。
流れ出した音楽を聴いて驚き!テレビで観た、あの曲だったのである。運命的なものを感じず にはいられなかった。
(ちなみにもう1枚の方は『MARK OF THE MOLE』であった)
そう、私にとってレジデンツとの初めての出会いはこの『THE THIRD REICH 'N' ROLL』のビデオと アルバムであったのだ。

▲上から時計回りに、ファースト・プレス、セカンド・プレス、サード・プレス、そしてハーケン・ クロイツやヒトラーの顔に検閲を入れたジャケット。
表ジャケットは、プレスによってニンジンの色が異なる。紙質はファースト・プレスのみ異なる。

▲裏側の違いは一目瞭然。
ちなみにファースト・プレスは、ニンジンの色がカラー。
セカンド・プレスがグレーになり、サード・プレスでは、またカラーになることが、ガイド本や公式サイトに書かれている
しかし私の持っているものは"FIRST PRESSING"と印刷されていながら、グレーのニンジンという珍品(?)である。


『THE THIRD REICH 'N' ROLL』、紙ジャケCDで発売

ハヤブサ・ランディングスよりレジデンツのアルバムが、ファースト・プレス仕様にこだわった ミニチュア紙ジャケットCDとして登場!2009年12月9日リリース。
(写真は、LPと紙ジャケCDの記念撮影)

http://www.hayabusa-landings.com/label/birdsong/


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