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帰り道

2006年07月31日投稿

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「あたしって、駄目な子だよね……」
「どうしたの? 急に、そんなこと言い出して」
「だって、すぐに落ち込むし、泣くし、可愛くないし――」
「そんなん気にしないの。それに、あんたのそういう傷つきやすくて繊細なとこ、あたしは可愛いと思うけど?」
「……、えっと、それは告白のつもり?」
「そうね、じゃあ、そーゆーことにしといて」
「…………」
「…………」
「……。あ、ありがとう。でも、あたし、あなたの気持ちには応えられそうにな――」
「いや、本気にしないでくれるかな?」
「冗談よ。……、うん、でも、ありがとう」
「どういたしまして」

傾きかけた陽の射す帰り道などをイメージしてくださると、よろしいかと。
そんなシチュエーションの上で、『落ち込んでる時には、こんなことを言われてみたいなぁ』なんて思うものを書いてみました。
実際、言ってもらえたことはありません。
寂しい妄想の産物です。けっ!
太い男の子にこんなこと言っていただけたら、そりゃあもう、胸キュンですのに。
えっと、僕を慰めてくださる方は、随時募集中です。
ほんと、謝礼金に糸目は付けませんので(犯罪っぽい)。

実はこれ、高校生時分(たぶん、1年の時)に書いたものが、元となっています。
ですんで、今さら、これを白日の下に晒すのは、なかなかに恥ずかしかったり。うん、セルフ羞恥プレイ。
でも、こういうちょこちょこしたものをアップしていかないと、滅多に更新できないので、どんどん晒していきますよ。
ビバ、セルフ羞恥プレイ!
着地点が間違っている気がしないでもないけど、ビバ、セルフ羞恥プレイ!

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