ロゴマーク。

告白(あとがき)

2014年05月05日投稿

ホーム > 創作文章 > 告白(あとがき)

いや、まぁ、あとがきと申しますか、アレだよね。もはや、懺悔室だよね。で、何を書いても言い訳になっちゃいそう。
なので、あまり多くは語りますまい。言いたいことは山ほどあるけれど、なるべく手短に。最後にもう少しだけ、お付き合いをお願いします。

内容としては、10年前、僕が高校生時分に考えたプロットの通り。余計な部分が多かったので、3と4はだいぶ削りましたけれど、大筋はほとんど変わりません。
つまり、この手のサイトに置いてはありますが、当初からセックスさせる気はなし。期待してた人はごめんね。そもそも、書き始めた時、僕自身が18歳未満だったし。
でも、3の締め部分で、優治君と康介君にキスくらいはさせる予定だったんです。結局、それもやめちゃいましたけども。『あっ、この子達、キスもできないな』と思って。『奥手だから、こうなったんだな』って。『家に帰ってから悶々としちゃうタイプだな』って。まぁ、それも青春ということで。

あと、アレです。何だかんだで、千鶴ちゃんが貧乏くじを引く構造。まぁ、ホモ小説なので当然と言えば当然なんですけど、決して彼女が憎いわけでも、女の子が嫌いなわけでもありません。
むしろ、僕が今作で一番好きなのは、お肉担当の2人よりも千鶴ちゃん。つまり、愛情の裏返しなのですよ。正直なところ、4を書いてる時が一番楽しかったし。特にラストシーン。あの部分を書きたいがために、完成まで漕ぎ着けたと言ってもいいくらい。ほんと、彼女にはお世話になりました。

もう少し全体の話をしますと、この小説はそもそもが習作と申しますか、あれこれと実験的な意図をもって書き始めたものなんです。その甲斐あってか、出来はともかく、得るものはすごく多かった。やっぱり、書いてみないとわからないことがたくさんあるね。負け戦から学んでいこう。
まぁ、最も勉強になったのは、『小出しにしてると、短編でも10年かかる』ってことだけどな! えっと、次回以降は、完成してから掲載するようにします。
それはそれで、『次回』がいつになるのか心配ではありますけれど。うん、洒落になってない。

ということで、ごめんなさい! さすがに、完成まで10年もかかるとは、自分でも思ってなかったんですよ。よもや、サイト開設当初からご覧になっている方はいらっしゃらないと思いますが、こんなにお待たせしてしまうとは。
10年かけて、どこに出しても恥ずかしくないような傑作ができたのならまだいいけれど、まぁ、結果はご覧の通り。どこに出しても恥ずかしい! 残念賞!
こうなってしまったからには、ここで学んだことを今後の創作に活かさざるを得ません。でないと、本当に恥ずかしいだけの小説になってしまうのでね。ただじゃ転ばないよ!
ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ホーム > 創作文章 > 告白(あとがき)

メール

piiju♪zpost.plala.or.jp

上記のアドレスの♪を、@に書き換えて送ってくださいませ。

ウェブ拍手

掲示板もメールも恥ずかしいという、シャイなあなたはこちらをどうぞ。

ページ最上部に戻るボタン。