教習所入校
いよいよ念願の大型二輪免許所得の為、地元の教習所へ入校しました。 大型二輪免許取得の為には教習所で取る方法の他に、運転免許試験場で技能試験を受ける「一発試験」が ありますが、僕の場合運転に自信がないのと平日休みが取りづらいのもあり教習所での所得を選択しました。
手続き、適正検査
朝8:45に教習所に到着。
9:00から入校の手続きと説明を受けます。本日入校の教習生は全部で20人で、その内二輪は3名でした。 大型二輪は僕一人で、後の二人は普通二輪で20歳前後と若そうです。写真を撮ったり、視力検査をしたりで2時間近くかかりました。
その後適正検査なるものを約40分くらいかけて行いました。筆記で全9問の問題に答えていくもので、 あるイラストが何に見えるかとか、こういう状況ではあなたはどうするかとか、考え込むような難しい問題ではありませんが、 多少の集中力は必要です。この検査の結果で入校が拒否されることはないそうですが、今後の教習の参考にされるそうです。
実は4年前の普通二輪の時にも同じものを受けていますが、その時の検査結果は全く覚えていません。
第一段階
1時限目 天候:快晴
いよいよ教習開始です。既にコースの発着点に駐輪してあったCB750の所に行きました。
取り回しや引き起こしをするのかと思いきやいきなり後ろへ乗れとのMインストラクターの指示。
Mインストラクターが運転するCB750の後ろに乗り、コースの説明を受けながら注意点などを聞きました。
4年前に普通二輪を取った時と全く変わっていないのでこの辺はまだ余裕です。
発着点に戻り、乗車降車の仕方等の説明を一通り受けていよいよコースに出ることになりました。
久しぶりのバイクでちょっと緊張しましたが、わくわくしながら乗車の為スタンドをはらいます。
「うん?重い・・・。」
見た目や跨った感覚はそんなに大きさを感じませんでしたが、重さはやっぱりCB400よりかなり重たく感じました。
約9ヶ月ぶりのバイクであるのと750ccのパワーが未知数なのでいつもより慎重にスタート。
思ったよりスムーズにスタート出来ました。外周を走りながらのギアチェンジも問題ありません。
この時点ではブランクの影響はあまり感じませんでした。
次は外周をストップ&ゴーで周回しました。10メートル程進んでは止まるの繰り返しで、こちらも特に問題ありません。
当たり前と言えば当たり前か。久しぶりとは言え少し前まで普通にやってきたことですから。
Mインストラクターの後について外周コースから中に入ります。
S字、クランク、坂道発進を繰り返しました。最初は無難にこなしていましたが、途中で油断が出たのか一度坂道発進でエンストしてしまいました。
今思えば、この時くらいから疲れと油断で集中力がなくなってきたと思われます。
何回目かのクランクで最後の直角カーブを曲がろうとした時エンストしてしまいました。
そしてバランスを崩すも左足で踏ん張り、何とか体制を立て直そうと頑張りました。しかし、
CB750は重かった・・・
あえなく転倒。しかも足が何かに引っ掛かり脱出失敗。そのまま植え込みにダイブ。
Myヘルメットに枝が当たり、一瞬
「傷が・・・。」
なんて思ってしまいました。
普通二輪教習時代から通して初めての転倒を喫してしまいました。
後ろでは普通二輪の教習生が見ています。これはかなり恥ずかしい。
「ヘルメットの傷が・・・。」何て思う余裕はなくなりました。
その後は何とか気を取り直し無難に終了しました。
ヘルメットの傷は大したことありませんでしたが、思わぬところで引き起こしが経験できました。
2時限目 天候:快晴
1時限目に引き続き2時限目がスタートしました。
この時間のインストラクターは普通二輪の時にもお世話になったIインストラクター。
2週ほど外周で慣らしてから課題に挑戦することになりました。1時限目のS字、クランク、坂道発進に加え、
一本橋、スラロームを繰り返します。一本橋に関しては
「そんなに頑張らなくてもいいよ。10秒でいいんだから。」
と言われるくらい安定していました。普通二輪の時はむしろ苦手だったのに自分でも驚くくらい上達していました。
大型の安定性のおかげか、慣れのおかげか・・・。
それに引きかえスラロームは相変わらずぎこちない。
パイロンに接触することはありませんでしたが、とても7秒では行けそうにありません。
アクセルワークが上手く出来ないので、走行ラインも安定しません。結果リズムも悪くなってしまいます。
だって、普通に乗っている時にスラロームなんかしないもん!!
大型教習でも苦労しそうです。
しばらくS字、クランク、坂道発進、一本橋、スラロームを繰り返し練習した後、Iインストラクターが
「波状路やりましょう。」
と言いました。(ああ、遂に来たか。未知なる課題《波状路》)
センタースタンドを掛け、乗車姿勢やらアクセルのタイミングなどを教えてもらい、お手本を見せてもらいました。
あまりに簡単そうにやるので、心の中は楽勝気分です。
「じゃあ、やってみて。」
おもむろにスタート。バイクの上で立上り最初の段差。ブーン。バランスが崩れます。
(むっ、難しい。)
案の定脱輪しました。
「立った姿勢になれましょう、立ったまま着いて来て。」
もちろん言われるがまま付いて行きます。S字に入りました。座ってやると何でもない事が急に難しくなりました。
(や、やばい。曲がれん!)
はい、本日2回目の転倒。しかし、今度は脱出成功!!。(CB750君、ゴメン。)
また予定外の引き起こしです。なるほど最初にやる必要ないわ。
それからはひたすらスラロームと波状路の繰り返しです。最後の方は脱輪こそしなくなりましたが、とても見れたもんでは
ありません。
ブーン、ブン、ブオーン、ブオーン。タイミングがバラバラですから。どうも半クラが上手く出来てないようです。
また苦手課題が増えました。
終わった頃には汗だくになっていました。おまけに左手はパンパンです。さすがにブランクを感じました。
次の予約は1週間後。せっかくの経験もリセットかな?
3時限目 天候:小雨
1週間開きましたが3時限目開始です。
この時限の前の時限では結構激しく雨が降っていましたので、カッパを着て教習に望みます。
他の教習所のことは分かりませんが、ここではカッパを借りることが出来ます。が、汚れや匂いが気になる方は
自分のカッパを用意した方が良いでしょう。
匂います・・・
次の雨の時の教習は面倒でも自分のカッパを持って行こうと思います。
この時間のインストラクターは前回と同じIインストラクター。
3週ほど外周を走り、慣らしてから前回と同じ課題の練習ですが、前回と違うのはバイクの数。大体いつもだと5,6台なのですが、
この時限は普通二輪の教習車が10台以上いました。Iインストラクターは僕以外にも普通二輪の教習生を見なくてはならないようです。
時々近づいて来てアドバイスは貰えるのですが、ほとんど他の教習生の方に付いているので何となく集中できません。
したがって、前回苦手だったスラローム、波状路はとても上達したとは思えません。
自習は自分の弱点を知っていて、克服する術を知っている人には有効かもしれませんが、今の自分には当然マンツーマンでの指導が有効です。
前回指導して貰った事も半分は忘れてしまっていますので、改めて指導してもらう必要があります。
一度教えてもらった事は忘れなければいいのですが・・・。
何となく無駄に終わってしまった1時間でした。
4時限目 天候:曇り時々小雨
3時限目に引き続いての教習です。
おっ!今度は少ない。僕と若い女の子(普通二輪)の二人です。雨も上がったので(臭い)カッパを脱いで、気を取り直してがんばろう!!
インストラクターも引き続きIインストラクター。今度は頼みますよ。
「はい、この時間はATね。」
(ガ~ン そういえば予約表にそんなことが書いてあったような・・・。)
この時点でこの日のスラロームと波状路の上達はあきらめました。
まあ、いつかビッグスクーターにも乗る機会があるかも知れないので、気持ちを切り替えて楽しみましょう。
「fineriderさん、車庫の1番右のスクーターを出して発着点まで押していきましょう。重いですよ。」
1番右だけ色が違うスクーターです。起こしてスタンド払って、さあバックで車庫出し・・・。
うそ~、全く動きません。ビッグスクーターてこんなに重いの?
「それ650ccだからね。」
(なるほど、色が違うわけだ。)
それにしても重過ぎる。正直自分の非力さに情けなくなってきました。
「あっ。パーキングブレーキ。」(ガチャン。注:解除の音)
Iインストラクター頼みますよ~。マジあせりました。それでもやっぱり重い。CB750よりかなり重く感じました。(気のせい?)
何とか発着点まで押していきました。「ぜいぜい」言いながら2,3度休憩しましたが・・・。
(ビッグスクーターを買うなら250ccだな。だって重いもん。)
振り返ると女の子も車庫出しに苦労しています。150cm位の子なのでかなり大変そうです。
「fineriderさん、手伝ってあげて。」
(マジっすか?)
2台目の車庫出し。この時点で体力の半分は使いました。
シート合わせの方法やら、乗車姿勢やら、ビッグスクーターの特性やら一通りの説明を受けていざスタート。
楽チンですね~。外周を数週走った後、さらに外周を今度はスラロームしながら周ります。慣れてきた所で今度は課題に挑みます。
クラッチがない分低速走行は難しいです。小回りも苦手のようです。一本橋で1回脱輪しました。やっぱりニーグリップ出来ないのが不安です。
後クランクも出口でかなり膨らんでしまいました。
まあ、この時間はいい経験させてもらったと言う事にしておきましょう。
次の時間は第一段階の見極めです。
5時限目 天候:曇り
いよいよ第一段階の見極めです。
この時間のインストラクターは初めてのHインストラクター。
いつものように最初に外周を3週し発着点にて待機します。Hインストラクターから見極めのコースの説明を受けいざスタート。
ミラーで後ろを確認すると、Hインストラクターの姿はなし。他の教習生の所へ行ったみたいです。
ほったらかしですか?
と思って油断しているといつの間にか後ろで見られてます・・・。
いつ見られているか分からないので、これはこれでやりにくいです。
得に何事も言われることなく何回かコースを走り終えたところで、
「波状路に行きましょう。」(やっぱり苦手なのはばれています。)
まず姿勢を直され、アクセルワークの注意を受けました。立った姿勢でバランスが取りにくいのでやはりニーグリップが重要です。
タンクを挟む位置が悪いのと、ニーグリップが弱いので、体重が腕を伝わってハンドルに掛かっているとの事。
意識して腕の力を思いっきり抜いたら幾分良くなった感じがします。
コースを外れることはなくなりました。でもやっぱり苦手です。
次に一本橋に行き、そこでも姿勢を注意されました。またタイムが少し足りないとの事。
一本橋のコツは何と言ってもニーグリップです。まず勢いをつけて一本橋に乗ったらクラッチを切り、後ろブレーキで減速します。
断続クラッチと後ろブレーキでスピードを調節して、後は前傾姿勢でしっかりニーグリップして腕の力を抜き小刻みにハンドルを動かします。そして、
「ポッポッポ~、ハトポッポ~、ま~めが欲しいかそらやるぞ~、みんなで仲良く食べに来い」で約10秒、歌いながら粘ります。
ここから一本橋と波状路の繰り返しです。
ずっと一速のまま一本橋、波状路を繰り返すので、クラッチを握る左手がかなり疲れました。
それを見かねたのか、次はこれまた苦手なスラロームです。
しかし、ここで頂いたアドバイスが僕のスラロームを変えてくれました。
僕はアクセルを開けるタイミングがバラバラなので走行ラインが一定せず、さらにタイミングが悪くなるという悪循環でした。
そこでアクセルのタイミングが一定になるようにポイントを教えてもらいました。それは、パイロンとパイロンを結んだ線に前輪が
かかる時にアクセルオン、旋回、また結んだ線でアクセルオン、旋回を繰り返します。出来る人には当たり前の事でしょうが、
僕にとっては目標がはっきりしたことですごくスムーズにスラロームが出来るようになりました。
神様、仏様、Hインストラクターって感じです。
この時間の残りはすべてスラロームをしていたので、前よりは少しマシになりました。
無事見極めOK頂きました。
第二段階へ続く