入門編 Q&A-2 |
Q エフェメリスとは何ですか? A 日本語で天文暦と言いますが、これは、アストロロジーで使う天体の、日々の 位置を記載してある本のことです。 ホロスコープを作るときに、これを見て天体の位置を調べます。 天文暦のスタイルは様々です。 一冊に一年分を載せているもの、100年以上も載せているもの、 10大天体だけのもの、小惑星のみを記載しているもの等々、 AFA(アメリカ占星学者連盟)発行の出版物リストに載っているものだけでも、 100以上あります。 日本語版も何種類か発行されています。 大きさも様々で、電話帳のように分厚いものから、文字どおりポケットにはいる、 ポケット天文暦などがあります。 内容も、きちんと天体の軌道計算や修正をしているものから、 政府が発表している天体位置をそのまま使っているものまで、信頼度が色々です。 いちばんお薦めなのは、 「アストロエフェメリス」(石川事務所発行−5,500円)です。 携帯によいポケットサイズで、10大天体やドラゴンヘッドの他に、他の天文暦には載っていない小惑星やキローンも載っています。 毎日の天体位置が載っている天文暦の内では、アメリカンエフェメリスがいちばん信頼度が高いようです。 ただし、曜日が一日づつずれているページがあって、びっくりさせられましたが…。 どんなに正確を期していても、誤植などが皆無とは言えません。 占星学は、天体の位置を正しく知らなければ、正確な判断ができません。 できれば、二種類以上のエフェメリスを手元においていた方がよいでしょう。 |