Q&A-16



Q: はじめまして、サイトを拝見しました。
私は今、就職活動中で西洋占星術で自分の適職を占ってみたいと考えたのですが占星術で適職はどう判断するのが正しいのでしょうか?
本によって室で判断したり木星の場所で判断したりといろいろあってよくわかりません。
また、占星術での適職判断結果はどの程度厳密なものなのか(判断で出た職業以外に就くと成功することはできないのか)をぜひともお聞きしたいのですが。
どうか、お教え願えないでしょうか。

A:アストロロジーでは、有利な表示を読み取るのも必要ですが、それよりももっと
重要なのは不利な表示を読み取ることです。

職業についても同様で、
この仕事に就いても、「成功は望めない、努力が実らない、競争が不利」などという分野を見極めることが第一に要求されます。

たとえば体力がない人が、肉体を使う仕事で成功すのはむりでしょうし、
人と話すのが苦痛な人が、対人関係が主な仕事を選べば心身に負担がかかって
下手をすれば病気にかかってしまいます。

それを見極めたうえで、つぎに有利な職業を考えることになります。

これは、ドラゴンヘッドの位置(ネイタルチャート)や、時期の検討(トランジット)、
就職場所の選定(リロケーションチャート)など、さまざまな要素が絡んでくるので、
「ハウスに入っている天体」や「木星の場所」などで決まってくるような、
自動的に出てくる判断ではありません。


> 私は今、就職活動中で西洋占星術で自分の適職を占ってみたい
> と考えたのですが占星術で適職はどう判断するのが正しいのでしょうか?

ご自分で判断するなら、自分には絶対向かない仕事、というのを探して、
それを避けることでしょう。

> また、占星術での適職判断結果はどの程度厳密なものなのか(判断で出た職業以外に就くと成功することはできないのか)をぜひともお聞きしたいのですが。

というように、アストロロジーでは「不利な職業を選ぶな」というのがアドバイスなので、
「不利な職業を選べば絶対成功しないか」、ということでお答えしますと、
「成功するかもしれません」というのが答えです。

ただし、普通だったら10努力すればよかったことが、不利な職業では、
その10倍も20倍も努力して、それでもなかなか成功できず、50倍くらい努力を注ぎ込んで、やっと最後に何とかなったというパターンになりそうです。

どうしてもその仕事をやりたいというのであれば、不利で、効率が悪いということを知った上で選ぶなら、それはそれで自分の選択なので、尊重するべきでしょう。


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