エタ・コス通信 Vo.2

◆境目に生まれた私― その2― ◆

●サインとサインの境目に生まれた人からの質問で、もう一つ必ず訊かれることがあります。
「境目の場合、両方のサインの影響を受けるのか」です。

●このごろアストロロジーや占いの専門サイトだけでなく、一般の検索サイト、ポー タルサイトなど様々なサイトで、占いに関する質問コーナーを設けるというのが流行りのようです。
そのようなところでこの手の質問がくると、必ず書いてあるのが
「星座の境目の人は 両方の星座の影響を受ける」と「両方の星座の占いを読んで、自分が当てはまっているという方を選ぶ」ひどいのになると「自分が気に入ったことを書いてある方を選べばいい」というのがあります。
最後のは「どうせ占いなんて適当なのだから、こっちも適当に選べばいい」ということが言外に付け加えられるのでしょう。

●あとの方は別としても、「星座の境目の人は両方の星座の影響を受ける」というの は占い師からの回答の場合もあるようです。
でもこれは、専門的な立場から考えると問題です。
「12サインは箱のように一つひとつが独立している。
隣り合わせているサインの性質が影響し合うことはない。」というのがアストロロジーの考え方です。
サインの境というのは人間が引いたもので自然現象ではないので、境目がハッキリし ていると言うことです。
例えば、東京都と埼玉県の県境、境界と同じですね。県境の近くにすむ人は、都民税 と県民税を半分ずつ払うということはありません。どちらか一方です。
これと同じで す。

●ですから、「境目に生まれた場合、どちらか一方のサインの影響だけを受けて、隣 のサインの影響を受けることはない。」のです。