【番外レクチャー・未来予測について】

参考文献−応用占星学入門 /辞典占星学入門



今月の新月図は、バリバリのドライチャートだったので、確かに雨よりは、晴の確率が高い、と読めるホロスコープでした。
なぜ、雨になってしまったかとかいうような、分析や研究の報告は、イレーヌさんにおまかせしますが、ここで気象占星学について少し解説します。

気象占星学は、ベンジャミン法という法則があって、主にそれにしたがって、予測していくというのが一般的です。

この法則が適合するのは、応用占星学入門の85ページにあるように、
約82.5パーセントで、4.6パーセントが外れ、12.6パーセントは
どちらともいえない灰色部分であると検証されています。

気象占星学に限らず、100パーセント適合する予測や法則というのは、
まずありえません。

これは物理学などでも同様ですが、そういう場合は、まぐれや、サンプルのとり方を間違っている可能性が大きいでしょう。

100パーセント当たる予測というのは、それはもう科学の領域ではなく、信仰の領域に入ってしまいます。 ※この部分を詳しく知りたい方は、辞典占星学入門をお読み下さい。

今回の新月図解説も、負け惜しみや言い訳ではなく、当たらないことがあっても、それは不自然でもなんでもないのです。

反対に、科学であるということの証明にもなる事柄です。

これから先、新月図解説によってサンプル数がどんどん増えるわけですが、そうすればまた、「科学的」に、「数学的」に、様々なことが立証されていけると思います。

確かに、未来を予測するということは、難しく、ましてやそれを公にして発表するということは、それに何倍にも増して、難しく非常に勇気がいることだと思います。

でも、それは、占星学の進歩のためには、欠くことのできない行為であることは言うまでもありません。
私も含め、エターナル・コスモでは、臆せずに未来予測の発表を続けていきたいと思います。

また、これに合わせて皆さんの研究を発表する場も、提供したいと思っています。ぜひ、ご参加下さい。投稿をお待ちしています。