解説: 

 この状態は上昇について問題ないのですが、機首上げを抑える働きが強すぎます

 垂直上昇では、垂直に高度を一気に上げる目的ですが、「返り」と言って、

 最高点で水平安定姿勢になる必要があります。

 従って上昇の最後の状態では僅かに旋回上
昇に移る必要があります。

 その為にはこの状態(垂直落下)より僅かに上昇する様な調整が必要ですから、

 この状態で僅かに尾翼エレベーターを上げれば、解決します。

 「返り」を良くする方法に、僅かに主翼のバランスを崩す方法も有ります。


   この場合、上昇する機体はユックリ胴体を軸として回転しながら上昇します。

   私の一つの方法として、垂直上昇をさせる時、垂直上昇/垂直落下をする様な

   状態を作り、僅かにエレベーターを上げて、主翼の一方の翼端に僅かなひねを

   入れる方法を経験的にしています。

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