呼吸法(上手に歩く) 

紙飛行機を飛ばしていると、大変歩行が多くなる、2時間もすれば時として一万歩を越える。どうせ歩くのなら健康に良い歩き方をするのが良い。

私の場合は、特別な呼吸法を使っている。それは15歩で一呼吸する方法です、
最初の3歩は1,2,3と鼻から吸気し、次の2歩は息を止める、そして、6歩目から15歩まで口から息を吐く、そのとき口笛を吹く要領で、口をすぼめて吐くのです。

意識してするのは、結構面倒ですが、何となく続けていると、リズムが出来て、無意識に
出来るようになる。 これは心肺の活性化に役立つと言われている。

芝生は足元が安全なので、これに加えて、機体の着地点を確認したら、時折後ろ向きに
歩く、普段使わない筋肉を適度に使い、更に良い結果を出せる(と信じてる)。
「あの爺さん口とがらかして、何が不満なのか」と思われそうだが、少しぐらい格好悪くても、
 健康第一。

周りの人に気遣わないなら、声を出して息を吐くと良い、音痴な私には縁が遠いけど、
この方法でカラオケが上達する、夜もやんやの喝采を浴びて、心身共に若返る。
                 「間違いない!!」

細やかな観察

日本人はその文化的背景から、物事の観察に細やかさがある、天気予報に桜の開花予報等が
登場するのは、知る限りでは日本だけだ、自然を見る目、感性、どれを比べても日本は
世界で一番細やかではなかろうか。

ファーブル昆虫記の完訳に取り組んでいる、奥本大三郎教授が話していたが、「外国では
カブトムシもゴキブリも、単に虫と言う、研究者でもなければ区別がつかないと」       
日本では子供でも区別がつく、それは良く勉強している訳ではなく、普段からその様な観察
をしているからだろう。 

海外で技術指導をしていて、「ここの数値を僅かだけ変えて」と助言すると、思いっきり変え
られてしまう事がしばしばある、「僅か」とか「心持」とか言う表現は海外では、禁句であり
全く役に立たない。

ホワイトウィングの紙飛行機セットを、海外でプレゼントしたが、上手に飛ばせない。
「尾翼を僅か上げて」と言うと、ビックリするほど曲げてしまう、そして「やはり飛ばない」と言う
結論になる。
極めて微妙な調整を必要とする紙飛行機は、日本向きな趣味なのかもしれない。

さあ、今日も、日本人の特技を発揮して、気難しい紙飛行機を根気良く調整して飛ばそう。

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