模型飛行機の安全について考える
ここで取り上げる模型飛行機は、エンジン機を除く、電動RC機(俗にパークプレーン)と
紙飛行機、ゴム動力機についてです。
エンジン機の公園での飛行は論外としましょう。
RC機は操縦可能ですから、操縦者がそれなりの技術を持っていれば、危険回避も可能
でしょうが、やはり公園の広場などの利用の場合はそれなりの配慮が必要に思えます。
多くの同好のホームページにも、安全について触れられておりますが、私たちの場合は
先ず第一に、公園と言う場所の意義を第一にして居ります。
私たちは「円形芝生の仲間達」と言う、組織を持たない同好者の集まりですから
特別ルールを設けているわけでは無いのですが、長い間に慣習となっている方法で
対処しております。
公園は文字通り公の場所であり、その利用に順位はありません。
紙飛行機といえどもゴムカタパルトでの発射速度は非常に高速で、発射直後の対人
衝突は極めて危険であります。
そのため、広場に遊ぶ人が増えた場合は、慣習的に飛行を遠慮しております。
従って、早朝が自分たちの舞台と認識しており、他の利用者と何となく住み分けが出来ているように思います。
私たちのルールは 公園は綺麗に使おう。 飛行の際は安全に注意しよう。
興味を持つギャラリーには親切に説明しよう。
の3つだけです。
他所の例の様に、紙飛行機を拾ったら、おじさんに叱られた、などは起きていません。
どちらかと言えば、拾ってくれたら、たとえ望まぬ形で持たれても、逆に飛ばさせてみる
また、常時、附録の1機を持っていて、貸して一緒に楽しむ風潮があります。
これは、大事に守って行きたいと考えております。
実は、今仲間になっている過半数の者が、そうしたキッカケで紙飛行機を始めた方々です
見知らぬ人でも、公園に来た方は皆仲間です。「こんにちは」「おはよう」一寸した声かけ
それだけで、不要なきしみは無くなります。
しかし、公園には結構ルール違反も多いものです。
軟式の野球ボールをノックする者、ゴルフをする者、義務付けされたリードを外した犬、
これ等には遠慮なく注意もします。 他人に注意を告げることは余計なお世話の様ですが、
それは、わが身を正す事につながります。
着地した機体を散歩者が偶然踏付けてしまっても、笑って過ごせるゆとりを持ちましょう。
でも、放たれた犬が機体を噛んだら、(意外に多いのです)厳重に文句を言います。
健康第一、心にも時間にもゆとりを持って楽しみましょう。