自動計測開始カタパルト
一人で紙飛行機を飛ばす時、あるいは、誰かに計測を依頼出来ないとき、そんな時は
意外に良く飛ぶのが、紙飛行機のジンクス、あわててストップウォッチを取り出す。
カタパルト発射と同時に自動的に計測開始する事が出来たら便利です。
そこで、作ったのが写真のようなカタパルトです。
仕組みが解るように、組み立て前の状態と共に示します。
まず、最近はデジタルのストップウォッチも安くなり数百円で手に入るから、これを1個
思い切って分解する、スタートスイッチを取り除き、基盤のスタートスイッチの部分から
2本の細いリッツ線でリードを適当な長さ引き出す(半田付けの際基盤を駄目にしない
様に注意する)。
適当な木材で、ホルダー部分のボックスを作る。
カタパルト柱も同様に作る。
ボックス、カタパルト柱に2,3mmの貫通穴を設ける。
カタパルト柱はホルダーボックスの中で前後に有る程度回転(軽く)出来る構造にする。
マイクロスイッチを取り付け、カタパルト柱の下端がスイッチをオン、オフ出来るようにする、
0.2mm程度のピアノ線でスプリングを作り、常に接点がオープンになる状態にする
このマイクロスイッチにストップウォッチから引き出したリード線を接続する。
動作は、ゴムを引き(接点オープン方向に)機体を付けて発射すると、支柱は反動で
接点側に回転し、接点を閉じてからスプリングでもどる。
マイクロスイッチのスプリング強さによっては、補助のスプリングは不要です。
ストップウォッチのストップはカタパルト柱を手動で動かせばよい。
写真は、ホルダー部分の片側を開けた全体と、通常のオフ状態と、スイッチオンの状態を
それぞれ示す。スイッチオンの状態は一瞬の状態なので手でその状態にしてある。
カバーを開けた状態の全体の様子
発射直後(一瞬) スイッチ オンの状態
スイッチ オフの状態(通常)