管理人の早耳ニュース

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 16   ワールドシステム廃プラ再生事業を強化へ
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 貿易業を営むワールドシステム(佐賀県上峰町、中原一樹社長、рO952・55・7955)は、産廃中間処理業者のショウエイ環境(福岡県久留米市)と提携、廃プラの再生利用事業を強化する。提携により海外輸出までの一貫した活用ルートを構築し、排出事業所側の信頼性を高めるのが狙い。今後は月間1200dの取り扱い量を目指す。
 新たに導入したのは自走式の木質系一軸破砕機。解体現場などで発生する硬質の塩ビ管などを選別後、破砕する。破砕・選別関連機器のコーディネートを手がけるナカミチ機械(福岡県久留米市)が設置した。
 同社の取り扱い品目は鉄・非鉄スクラップと廃プラで、使用済みパチンコ台、コンテナ類、メーカーからの製品ロスなど。本社のストックヤードのほか、大牟田市と大川市に二つのヤード・選別施設を有している。
 廃プラはこれまで、プラ加工メーカーや処理業者から買い取り、選別・破砕などしてアジア中心に販売してきた。このたび新たに買取を開始した塩ビ管は加工後、海外へ輸出する。取り扱い量は月間600d。
 このたび、福岡、佐賀、大分、熊本など各県で収集運搬・一部中間処理を手がけるショウエイ環境(福岡県久留米市)と提携することで、廃プラの海外輸出に関する透明性を出し、受け入れ拡大を狙う。



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