ちょっと講評!


県団体戦


 11月23日に、緑ヶ丘で県の今年最後のランキング指定大会である「秋季選手権」が雨の心配も
あったが開催された。今回、皇龍会は男女ともに5チーム参加だった。なお、大会の全体の参加者は、例年より多く勝ち抜くのが困難な大会になった。
 女子は、初戦を突破したものも多く、ベスト8に「深澤・山田」「箭本・藤」が残った。しかし、4決めで「湯田高校JAC」に両チームとも破れ、5位決定戦にのぞみ、「深澤・山田」が6位、「箭本・藤」が8位入賞になった。
 男子は、快挙をなしとげたチームがあった。「杉本・広瀬」ペアである。私は、このペアの試合を2試合を除いて、ほとんど見ていた。まず、初戦は、杉本が今年の大会で負けていた「田中・中嶋(県庁)チームとの対戦であった。やはり、苦戦を強いられる対戦になったが、フルセットの末、勝利をつかんだ。第2戦は、ダブル前衛の「高橋・内藤(梨大)」チームであった。苦戦を強いれる闘いになりそうであったが、ダブル前衛を今年最初に県外の大会で見てきた杉本にとっては、攻略法がわかっていたかのようだ。そして、山場の三回戦「渡辺・土屋(桜桃)」チームの対戦になった。このチームは、常勝「桜桃クラブのNO1といっても過言でないチームである。そして土屋は国体メンバーでもある。正直勝つには至難であり、私もここまでかなとおもったが、広瀬の押し出しや、杉本の揺さぶりにより徐々に相手チームは追い詰められ、勝利した。ここまでくれば、是非行けるところまで行ってほしいと思ったやさきに、杉本の足に異変が起きた。テーピングで巻いた足で望んだ相手は、「坂本・佐野(梨大)」であった。この試合では、杉本は足の怪我によりふんばりが効かなかったがよくつなぎ、広瀬のスマッシュが何度も炸裂して、ついにベスト4になった。そして、準決勝で対戦したのが、最強「千野・八巻(市役所・新星)」であった。もう、本当にここまでだと思っていたが、なんとフルセットまでいき惜しくも敗れた。しかし、結果を見るとこのペアは決勝も4−であっさり優勝していて、フルセットまでいったのが、「杉本・広瀬」だけだった。最後に、みんなが見守る中、「大柴・浪越(御坂・飛翔)」ペアとの三位決定戦になった。しかし惜しくも敗れた。しかし、後日「大柴さん」と話す機会があって話したところ「あのペアはがんばってて、強かった」と言っていた。また準優勝になった「藤原さん」も今回の大会は「杉本・広瀬」の大会だなぁと話していた。
 
 この大会により、杉本は皇龍会ランキング1位になった。文字どおり勝ち抜いてもぎとったものになった。この二人の頑張りを中心にみんなのがんばりのおかげで「皇龍会」はまとまった強い良いチームだ!と感じさせたと思う。


県団体戦




   EMPEROR チーム  優勝  DRAGON チーム 準優勝
    NEW WAVE チーム  どんまい!
    BIG HOLE チーム  がび〜ん!