内部告発は真実への第一歩

 前ページの内部告発文は、やっと市職員の中にも目覚めた者が出てきたとい
うことである。 市職員のうち何人目覚めたかは解らないが、通常は1/3位であ
ろう。 1/3は汚職にべったりとなり、残り1/3は我関せずの無能金欲者と考え
れば妥当なところであろう。

 このような市政運営は、地方分権が進めばたちまちにして、市民にその悪影
響が現れることは間違いない。 その時になって「こんな筈じゃなかった」・「想
定外だった」と言うのが今までの為政者達であった。 その上、国から地方まで
責任を取った者は一人もいない。 このような国は日本以外、世界中何処にも
ない。 恥ずかしい限りである。

 さて、前ページの内容に戻るが、この中の「芳賀地区エコステーション」は、当
初、大滝建設の敷地内にあったとの報告もある。 その理由が、事務所設置場
所が無かったためとされている。 が、公共施設が一私企業の中で作られたと
いう事実は、市執行部と業者の癒着の何物でもない現実である。
 また、震災時の原発から撒き散らされた放射能(セシウム)問題で、一般廃棄
物を産業廃棄物としたことも重大であることは間違いなく、その上、市が平気で
法律違反を犯すという、全く後進国と同じである。 
 政治の未熟な後進国や共産党一党独裁国家や太平洋戦争前の大政翼賛政
治と全く同じである。 歴史を知らない為政者が先導すると、民主主義国家でも
このようになるという証でもある。

 失礼ながら、何度も書かせていただいたが、自由主義の今の選挙では、殆ど
がこれと同じ結果になるだろう。
 その理由は、平等平等で誰もが能力まで平等と思いこみ、能力者が妬まれる
ような教育が行われてきたためである。 特に、教育者や公務員が代々受け継
ぐことが出来るような法律を作り上げてきたのも公務員である。
 早く能力主義社会にしなければ、矛盾だらけで不公平と不公正が蔓延するこ
とになるだろう。

 「教育は人」なり、社会の向上は人次第、700万年前から人間
に課せられた命題である。
 科学の向上は、精神の向上に比例しなければ、必ずその歪
みが人間自体に帰ってくるのである。
 王道をゆける政治家の出現を期待したい。
 

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内部告発文書取り扱うのは?
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