病院側を無視していつの間に
か土地・設計者・工事業者が決
まってた

 今や、まことしやかに芳賀日赤病院の移転先が囁かれている。 市民の
間でも決まったかのような話が飛び交っている真岡市は、一体どのような
市に変貌するのか?
 実際には、芳賀日赤病院側は移転先の決定をしていない。 それでも部
外からの移転話は決定したかのように膨らみ続けている。 
 一説によると、北真岡西郷地区に山下設計計画・清水建設施工で決まっ
ているとの噂も出ている。 (H26,5月現在)

 現在までの主な経緯は次の通りである。

 平成19年〜22年
   病院運営懇話会発足
      建物の老朽化、耐震性の未整備により、立て替えの必要性を説明。

 平成21年7月7日〜平成22年10月13日
   第1回〜第11回基本構想委員会(院内)
   (とりまとめ結果)
     1、新芳賀赤十字病院の基本的な考え方
     2、新病院建設の基本方針
     3、当院が担うべき医療機能
        *救急医療、小児医療、周産期医療、災害医療、僻地診療、
         4疾病対策、感染症対策。
 
 平成23年7月11日
   病院運営懇話会  東日本大震災による被害、老朽化による建物の現状を説明。
     意見 ・ 建物の状況を見ると、出来るだけ早く(新築の医師があると)手を上 
          げ、アピールしていくことが大切。
         ・ 1市4町が何らかの形で関係者を含めて構想を持てるような検討会を
          立ち上げてもいいのかと思う。

 平成23年7月20日〜7月25日
     1市4町の各副市長、担当課長への説明

 平成23年11月22日
     栃木県保健福祉部、市町村会での説明

 平成24年2月21日
     日本赤十字社本社へ状況説明

 平成24年5月1日〜
     みづほ総合研究所と基本構想策定支援コンサルテング契約を締結

 平成24年5月31日〜6月4日
     4町(益子、茂木、市貝、芳賀、)へ移転候補地についての協議

 平成24年6月15日
     真岡市長へ移転候補地についての協議

 平成24年7月31日
     真岡市から移転候補地(案)の提出

 平成24年8月29日 
     移転候補地検討委員会開催

【地元県会議員との接点】 

 平成24年6月22日  AM9:00〜9:30  場所は院長室
     病院側  岡田院長と小島事務長
     県議側  一木県議と浅津秘書同席 
   [内容]
       ○ 院長から6月29日(土)17:00〜グランドホテル静風において開催され
         る「芳賀赤十字病院運営懇談会」に先立ち、病院の新築移転に関する直
         近の状況を県議4名に説明させておいていただきたいということでおいで
         いただいたと本日の趣旨説明があった。
       ◎ 本年3月頃から1市4町の首長さん方に移転先の候補地について打診 
         したところ、真岡市で概ねよいとの了解が得られた。
         そこで真岡市との協議を重ねた。
       ◎ 候補地として
         @ 北真岡西郷地区の土地改良に伴う土地の確保4〜5fほどと思って
           いたが、3.5fと狭かったので、候補から消えた。
         A 八木岡の市有地
         B 福田屋北側の農地があがった。
       ◎ 最終的に@の土地改良で確保できる土地に隣接する農地(農振除外の
         手続きが必要)の提案があり、検討中だが、ここに移転したいという考え
         に至っている。
          病院から、ここにすると提案するといろいろな問題が起こることも予想
         されるので、検討会等を立ち上げ具申の形で進めたい。
       ◎ 総費用は120億ぐらいと、足利・大田原を参考に考えている。
       ◎ 平成27年で、耐震化減免措置が切れるので、それまでに間に合わせる
         には、本年9月頃を目途に基本計画を完了させたい。 
         特に、日赤本社との交渉を考えると9月がぎりぎりのタイムリミットと考え
         ている。

 平成24年6月29日
     グランドホテル静風で「芳賀赤十字病院運営懇談会」に先立ち、
     県議4名に説明(候補地3カ所)

 平成24年8月20日  AM11:00〜
     移転候補地が提案〈写真〉  真岡市では市三役及び正・副議長が承知

 平成24年9月4日
     議員協議会で説明

 以上がこれまでの経緯である。 西郷地区への移転を持ち出したのは誰
なのか? 真岡市には五行川というなの川があるとおり、その昔5本の川
があったと考えられる。 特に高台との間に田圃が存在していることを考え
れば、現在の田圃のある部分は、非常に地盤が弱いと考えられ、その上
湿地帯であったなら、衛生上よろしくないことは、常識人なら誰でも解りそう
なものである。
 但し、利権が絡むとなると別問題であろう。 自分さえ儲かれば、後は野
となれ山となれになるかも????????


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