田圃1坪10万円の芳賀日赤
建設予定地

 いよいよ噂も大通りになりだしたようだ。 噂されている芳賀日赤日赤移
転用地の土地は、北真岡の田圃の中にもかかわらず、坪10万円の呼び
声が聞こえてきた。

 しかも、その土地周辺を耕地整理事業化し、地上げを目論んでいるとし
か言いようがない。 さすがに政治屋の得意とする手法である。
 その予定地にあげられている土地は、湿地帯のように地盤の非常に弱い
ところである。 おそらく昔、五行川の5本のうちの1本んでも流れていたも
のと思われる。 その為に地盤が弱いのであろう。 よりによってこのような
土地を、拠点病院の建設予定地に画策する行政関係者が居ること自体が
真岡の恥である。 このような政治屋を選んだ真岡市民も追って知るべしと
言われるだろう。 

 病院の建設に当たっては、公的助成があるため、地元市町村及び県の
承認が必要になるはずで、このような話がスムーズに進むとすると、真岡
市・栃木県の責任者の責任が問われるところであろう。 
 特に、地盤の弱い土地を最優先にすることは、病院の将来を考えていな
い事であり、予定地所有者の金儲け以外には考えられないからである。

 これが真岡の常識としたら、如何に脳の無い話になってしまう。 誰が見
ても、ゴミ処理場を環境のよい高台に造作し、病院を地盤の弱い田圃の中
に作るという策は、常識外(論外)の話であろう。 この策に賛同する者が
多いとしたら、それこそ言葉は悪いが狂気集団としか言いようがない。

 拠点病院は、2次救急病院の役目も担っており、交通の便もよくなければ
ならず、ゴミ処理場より不便になるとは?
 まして、じめじめとした低地では細菌の繁殖にも適しているという負の要
因を最初から持つことになる事は間違いない。
 その上、建設資金が膨大にふくらむことも間違いない事実となろう。

 この病院建設問題は、芳賀日赤は勿論・地元真岡市並びに栃木県が常
識に則った判断をすべきである。 金儲けのための地上げや土地改良など
に賛同する政治家や市民は、己の無能さを顧みて反省すべきである。

(余談) 
 ここ数日、福島原発の汚染水タンク水漏れ事故が報道され続けてきてい
るが、僅か2年で化けの皮がはがれてきたと言っても過言ではない。
 時の政府が「安心・安全」とキャンペーンを張り、公共事業の電力会社とk
結託し、莫大な金額を動かしてきた。
 原子力の収束方法が確定していないのにもかかわらず実行してきた事
は事実である。 あの時点で国民は、原子力の弊害は無いものと信じたの
も事実である。 それが自然災害で、一気に崩れ去ったのである。
 しかも、震災当時の政府執行部の無能さは中学生程度の知識しか持っ
ていないような対応ぶりだった。 高校の化学で知識は入っているはずであ
るから、事故直後の対応の方法が間違っていたことは確かである。
 「直ちに影響ございません」と発表した議員がまた当選するような状態に
は、開いた口がふさがらないと言うことである。
 これほどまでに日本人のレベルは低下してしまったことは、誠に残念で
仕方がない。

 これと全く同様な事態が、今真岡でも進行していることを、市民は考えな
ければならない。 
 早く今の真岡市の執行部や真岡選出の県議をを入れ替えなければ、禍
根を残すことになるのではないか?。

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