公共工事で金儲け議員横行 
そしてブローカー

 戦後60年、公共工事で金儲けをする仕組みを作り上げた官僚と自民党
政治家達。 その延長上で、今になっても政治の裏でうごめいているブロー
カー的存在が肩で風を切っている。
 このような地域は、今が今は口先だけで市民を騙しているが、いずれは
解ってくることだろう。 しかしそれでは遅いのである。

 今の日本の状況が物語っている。 1,000兆円を越えた政府の借金
は、よく考えてみると国民の借金に過ぎないのである。 国民一人一人が
考えるべき問題である。 これを問題に出来ない日本の風土は、ドン百姓
精神の何でもない。
 農耕民族は、定住が最低条件なので、出来るだけ争いを避けるという、
良くも悪くもこの習性が身に付いているからである。

 日本大震災予算の食い合いが何よりの証拠、政府関係者も被災地関係
者も、この際に大もうけをしようとしているから復興が進まないのである。
 もし真に復興を優先するのであれば、関東大震災時を手本にすべきであ
ろう。 能力もないくせに「おらがおらが」で、その隙に如何に復興資金をプ
ールするかを画策。 何とも育ちの悪い集団としか言いようがない。 特に
東北地方の人々の心情を逆手に取っているのは許せない。

 福島原発もしかり、東電と政治家・官僚がなあなあで進めてきた結果が
今になってしまったのである。 原子力は完全収束技術が確立されていな
いのである。 よくも「安心安全」などと言ったものである。 また、誘致市町
村では、金の亡者ばかりで、もっと頭を使った生き方をすべきではないだろ
うか。 安易に金のためだけに誘致したとすれば、それは何を言おうが
子々孫々への申し開きは聞かないことを理解しなければならない。

 真岡市もしかり、現在ゴミ焼却炉の煙突が高々とそびえ、汚染物質はな
いという説明を信用した結果である。 煙突が高いと言うことは廃棄物を空
中高くに放出するということである。 無害なものであればそのような高い
煙突は必要ないのである。 放出された有害物質は、ゆくゆく農業従事者
に多大な影響をもたらすと同時に、その風評被害も発生し、次世代への禍
根となることは間違いない。
 人間が作ったものは、必ず完全なものは一つもないのである。 完全なも
のは自然以外に無いことを知るべきであろう。 700年も前の一休さんで
すら「作られたものに壊れないものはない」と言っているのである。 700
年前の人警告すら知らないとすれば、これも知識のなさであろう。 「知恵
あるもの人間」という諺があるとおり、少しは将来のことも考えてはどうでし
ょう。
 それとも金の亡者のもっこ持ちでもした方がよいと考えるか。 明治以前
の陸の孤島と言われるようになってしまうのか?
 今からでも遅くない、市民の有機を期待する!

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