私欲のための権力行使

 政治家も官僚も、目先の欲のために権力を行使。 その権力を握る
ため、民主主義の弱点である選挙まで利用。 その結果が国民全体を
疲弊させる構造になっている。 選挙民も目先の欲にとらわれ、気が
ついたときには、「そんなはずじゃなかった」になって、最後は泣き
寝入り。
 戦後の民主主義化を利用し、悪政を隠すために有識者会議・専門家
会議・国民会議等を行政が設置しながら、政治家と官僚の癒着の温床
を培ってきた。 今がそのピークに来ているようだ。 現状は、戦前
の大政翼賛会政治に似てきている。

(1)地方の真岡市ですら、公正中立であるべき市長が、個人的に選
 挙応援をし、公然と違反をしている。 そのことに誰も異議を唱え
 ることが出来ないと言う、地域の私有化が進んでいる。
   特に市長は、倫理委員会なるものを立ち上げたが、その倫理委
 員会は脳梗塞を犯しており、公平公正すら理解できないのか、それ
 とも金で買われたのかおかしな調査結果で済ませてしまった。
   市長自身が、新聞で事実を認めているにもかかわらず、倫理委
 員会は目をつぶってしまった。 端から見ると、ご用委員会としか
 言いようがない。
   事実があったにもかかわらず、それを堂々と正当化する、それ
 ほどの厚顔無恥なものが真岡の井田市長である。
   これと全くにているのが、隣の茨城・桜川市長である。 すで
 に2度の有罪を受けたにもかかわらず、「拘留されなければ市長を
 辞める必要はない」と恥も外聞もない暴言を放っている。

   北関東に住んでいる国民諸君も、これらを指示しているのでし
 ょうか? 全国でも全く希な事件であろう。

(2)前回の真岡市市議会選挙違反者の拘置所内自殺も疑問だらけ
   市議会選挙でトップ当選をしながら、選挙違反で検挙、拘置所
 に留置され、タオルで首つり自殺をしたと言うもの。
   第一に疑問なのは、タオルで首をつった場合、タオルの太さか
 らして、簡単に自殺できるものではない。 これは、以前にある工
 場で、首に巻いていたタオルが機械に巻き込まれた事故があり、機
 械に首つり状態で振り回されても死ななかったと言う事実がありま
 す。 それを踏まえて、原因の検証が不鮮明である。 事件担当の
 警察自身に問題があるか?、又は何らかの政治的圧力があったの 
 か?十分に反省しなければならない所である。
   もしも、政治的な絡みでもあることが明確になったときには、
 誰が責任を取るのか? 特に事件に関わりのない正義感のある警察
 官から見れば、大いに憤懣やるかたない気持ちとなろう。

   しかし、先ほども出た桜川市では、水戸地方裁判所と桜川市が
 癒着。私有地使用事件で、市が私有地を使用する場合、勝手に使用
 できると判決を出した。 高騰地裁も最高裁もそれを認めた。
   「公的機関が個人の私有地を勝手に使える」と言う判断であ 
 る。
   また、耕地整理前は完全に作物が作れた土地が、耕地整理後は
 水路もなくなり耕作不能地となってしまった事件でも、水戸地方裁
 判所・東京高等裁判所・最高裁、全てに於いて市側に軍配が上がっ
 て、耕作府後にしておきながら税金を納めろと言う状態が30年に
 わたって過ぎてきている。
   裁判所全体が、行政と癒着し、公平公正からはほど遠い、裁判
 官の資格のないものを行政が選んでいるとしかいいようがない。
   これらの裁判には、数百万円の印紙代がかかっているいるが、
 その金は何処に行ってしまったのだろうか? 特に東京高裁も最高
 裁も一度も現場を見ていないという珍現象判決である。
   公正公平のかけらもない人間を喰わせるために税金を使う今の
 日本はどうなっているのか?
   しかも、桜川市は、耕作不能地をそのままに、また、私有地無
 断使用は棚上げして、所有者から税金だけを取ろうと、茨城県債権
 機構に委託。 この茨城県債権機構は以前にヤクザ以上の泥棒を働
 いた事は事実の通りである。 その泥棒が発覚しそうになると所有
 者の預金通帳が一ヶ月以上も使用不能にし、証拠隠しをしたという
 事実があるのである。

 このように、今の行政のすることは、権力による横
暴以外の何物でもない。 市民国民はただ食い物にさ
れる日もそう遠くないようであろう。気をつけよう!

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遂に井田市長本性表す
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