ゴミ焼却場設置と芳賀日赤移転地の関係

 芳賀郡市のゴミ処理場の決定経緯については、他の頁で何度も取りあげ
てきた。 市民目を覚ますのを待っているところである。

 今回は、この二つの施設設置場所が全く逆の位置に置かれたと言うこと
である。 普通の知識を持ち合わせているいるなら、ここに記すことは直ぐ
に理解できるであろう。

 問題点を箇条書きにする。
  (1) 設置場所
     ・ ゴミ焼却炉は、高台・県立公園側・近くに果樹園と畑
     ・ 日赤移転候補地は、低地で湿地・地盤の弱い田圃の中
     この状況を見ただけで、常識人なら直ぐ気がつくはずである。 誰
    が見ても真逆の位置である。
     しかし、この常識が通用しないのが真岡のようである。しかも市民
    はそっちのけのため、話題にもならないという奇妙な現象が現れて
    いる。
  (2) 建設業者の変更と地元建設業者偏り
     ゴミ焼却炉は、当初の福田市長時の業者から、井田市長に変わり
    やっとの思いで確定する。 その間、業者からの前渡し金問題でトラ
    ブルが発生し、前渡し金返却に苦慮。 
     その結果、日赤の移転問題を絡めて、土地確保の中から、前渡し
    金返済のカラクリを作った。
     その最たるものが、メンテナンス会社を、一有力市議(建設会社)
    の中に立ち上げたとのことである。 何の疑惑が無いのなら建設協
    会なり、数社で作ればいいことである。 特に市議が絡むのは疑惑
    の元である。
  (3) 環境汚染と浄化の問題
     「専門家」と言う言葉に騙されるなと言うことである。 何故なら、 
    真の専門家はいないからである。 立地条件のよい高台には病院を
    誘致し、環境のよくないところにゴミ処理場を設置するのが常識ある
    人間のすることである。

     あれほどまでに、「安心」「安全」と言いながら、自然の猛威を受け
    為す術もなく、事故の収束に・除線にと口先は便利なものである。最
    終収束方法もなく、最終処分場も決まらない、それでも信用を得られ
    ているのは、日本人の民族性なのかそれとも教育の成功か・失敗 
    か?
     今なお福島原発の後遺症は、大きな問題となりつつある事に気が
    付き始めたことだろう。 原発も当初は「直ちに影響はない」と何度 
    繰り返したことか。 その裏側では、隠密裏に避難勧告を出し、何も
    知らない住民を愚弄したことは、忘れることが出来ないだろう。
     あの事故同様、行政が住民に嘘をつくことが当たり前になっている
    状況は、太平洋戦争時の大本営発表と全く変わりがない。
     今簡単に、行政の決定を見逃すならば、必ず子々孫々に影響を及
    ぼすであろう。 影響が出てからでは遅いのである。我々国民は、 
    熊本の水俣病や新潟の水銀汚染で経験しているはずである。
     それとも今異聞が儲かればそれでよいのか?愚かなる者は何度 
    でも繰り返すと言うたとえもある。

 取り敢えず、以上三点を記し、情報が入り次第付け加えることにする。



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