地方自治体を食いつぶす  
  シロアリブローカー U

 この頁は、権力の座にいながら、私腹を肥やそうとする、権力機構内のシ
ロアリを取りあげる。 
 戦後65年間に構築してきた官僚機構の権力による悪徳政治家・無能政
治家をコントロールするノウハウは、日本人離れしたモノがある。

 中央から地方に至るまで、この構造は全く変わりはない。その上、最も悪
いことには、官僚の責任逃れを容認してきた国民にも問題があるのでる。
 また、官僚が政治家と癒着したときには、立法・司法・行政のトライアング
ルを作ってしまい、公平さを欠き真っ当な人間の抹殺するまでになる。

 民主主義と称して、公平公正に・市民の意見を取り入れてとの、さも良さ
そうな文言を並べて、悪法を作った時には、公平公正の真逆になってしま
い、役人の思うがままになることを、つい最近の事件でよくわかったであろ
う。(この事件は、バカな人間には理解できない見本でもあったので、後述
することとする。)

 【権力構造の構図】

 (1)市・町・村長と業者との癒着

    先ず始めに、全国民の直ぐ側に転がっている構図である。
    しかし巧妙な手口から、目の前にいても一般の人には解らないのが殆どである。 この
   手の構図は、「人を見たら泥棒と思え」と言うほどに、殆どの業者が関わっているのが現 
   実である。  関わっていない業者は、事業縮小か廃業に追い込まれているので、周りの
   をよく見て、景気の良さそうなところは100%贈収賄に関わっていると見て間違いない。

 (2)市・町・村長プラス議員プラス業者

    このケースも、(1)同様非常に多い。  市民・国民の税金を私利私欲のために、甚だ 
   しいときは書類まで改ざんして行っている。
    常識では、議員(議会)段階で止まるのが普通であるが、金で買われる議員がいると、 
   たちまちにしてこの構図が成り立つ。
    特に、能力の無い者やただ給料が欲しいものや名誉職のような感覚でなった者がが議
   員になったりすると、瞬く間に汚職の構図が確立する。

 (3)市・町・村長と警察及び裁判所の癒着構造

    この構図も結構多くなってきている。 民主主義崩壊の前章であり、人間性が失われて
   きている証明でもある。
    この構図の特徴は、公務に就いている者は、証拠があからさまに世間に出てきたとき 
   以外は、行政と司法の馴れ合いで行われてきたのが現実。  公務員の責任を追及する
   特別法律がないことが、大きな問題点であるが、議員である立法府の人間も、間違えば 
   自分が当てはまるので作っていない。
    もっと簡単に、首長の罷免措置法を考えないと、何も知らない住民の選挙だけでは、恥
   の上塗りになることは必定。
    でも、恥を知らないか、図々し人間には効き目はない。

 (4)国会議員と大企業との癒着の構図

    この典型が原発事故問題である。  安全・安心とと言って設置した原発事故をどう考え
   るかは国民の意識であろう。
    放射能廃棄物の最終処理方法が未だ確立していない現在である。 設置当時は、おそ
   らく設計段階でも確実性が伴われていなかった筈である。  だから今度の事故が発生し
   てしまったのである。  特に、自己初期に「直ちに影響がない」と言った大臣がいたこと 
   は、高校生以下の教養しか持ち合わせてなかったのであろう。 
    放射能の怖さは、原爆被爆国でありながら、すでに上の空とは子どもよりひどい。 まし
   てやロシアのチェルノブエリですでに30年も苦しんでいるのである。 5年や10年で帰れ
   るわけがないにもかかわらず、現政府や当市町村の首長達は、直ぐにでも帰れるような
   言動をしていること自体が低脳としか言いようがない。  でも選んだのは住民である。

続きは後ほど
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