真岡市政・官・民の癒着腐敗の実態 U

2、教育行政の堕落と無知文盲
                                      (寄稿:真岡市をよくする会)
 (1)教育行政・市全国第1位から最低ランクへ

   @コンピューターカレッジの廃校

     前福田市長時代に、コンピューターカレッジの運営が停滞し始めた。 無策無縁の教
    育行政では立て直しが効かず、何の当てもなく廃校にしてしまった。 その上、施設の利
    用もままならず、無計画な出当たりばったりの使用をしているのが現状である。
     市には、第1から第5までの工業団地を要しているために創られたにもかかわらず工
    業団地への人材補給という明分すら理解できないことは明々白々な事実である。
     何時の時代も、発展の基は人間教育であると言われて久しいが、それすら理解できな
    い行政になってしまったのか、恥ずかしい限りである。

     ここで述べているのは、単に批判ではない。選挙で選ぶ人が選ぶ相手を間違えると、
    子々孫々にまで悪影響が続く事を知っていただきたいのである。

   A幼児教育からの教育改革の停滞と妨害

     前々市長は公民館長時代から教育日本一を目指し、市長になり「「三つ子の魂」を説
    き実践し、内藤寿七郎国際育児賞・希望大賞受賞に輝いた実績を忘れてはならな い。

     また、私学からも全日私幼で優秀賞・栃木県教育賞など、教育に関する方向付けは 
    最先端を走っていたにもかかわらず、現在の教育レベルは最低に成り下がってしまった
    。
     特に、幼児教育においては、現在の文科省が遂行している「認定子ども園」の特区提
    案は真岡市からである。 特区による実行は、各市町村を介しておかなわれるため行 
    政区である市が拒否しては出来ない事を知りながら拒否したのである。 その為特区認
    定はされたが実践するには至らなかった。(内閣府特区認定一覧には、その後全国か
    らの申請には、認定条件が全て真岡市に倣うであった事は事実。)

     また、教員・生徒の自殺等も、ひた隠しにきた事を市民は知るべきであり、今後そのよ
    うなことが起きることの無いよう市民に公表すべきである。 その上で、市民全体で予防
    方法を供用し二度と起きないいように努力する事こそ、政治の根幹になければならな 
    い。

     また前々市長は、就任以来幼児教育は文科省管轄行うべきとし、保育所の統廃合と
    同時に縮小にも力を入れていた。 
     現在の「認定子ども園」は将にその形態になってきたことも確かな事実である。そのよ
    うな流れすら断ち切ってしまう行政とは何なのか?
     その上、地方分権が進んだときには、地方教育委員会が教育課程を創り、それに沿
    って教育を進めることとしてある。(教育小六法の附則)

         “人は、教育されて始めて人間になる”

     教育も慣習と同じく朱に交われば赤くなるである。プライドを持って正々堂々どうと生き
    たいものである。

   Bアイススケート場をダンス場に改悪

     関東でも、比較的平野の多い地区に設置運営されてきた市直営のアイススケート場を
    ダンス場に悪変更してしまった。
     その理由が、スケート場設備の修理代が高いとのことだったが、実際にはダンス場変
    更が決まったのである。 費用の差額は2倍以上に達しているものと思われる。
     また、真岡では子ども達のバレエ人口さえ他市町に比べ群を抜いて少ないのにダンス
    場とはおこがましい限りである。

     アイススケート場は、関東以南を見渡しても真岡市程度の規模の市町に設置しあると
    ころはないのである。子ども達の体験学習には願ってもない場であったはずであるにも
    かかわらず廃してしまった。愚かなのかそれとも無知なのか?。それとも一部関連者の
    癒着か?はなはだ疑問である。

 (2)新提案

   @コンピューターカレッジの有効利用

     コンピューターカレッジは、本来専門学校のの役目を担っており、事業所への人材供
    給が目的であったはずである。 真岡には人材供給の場である工業団地が控えており
    運営活用法を間違わなければ、十分利用価値はある。
     また、コンピューターにかかわらず、工学系の技術実践部門を増強するのも考え方の
    一つである。 特に基礎工学部分の実践的充実は、俗に言う「つぶしのきく人間」として
    歓迎されるはずである。

     もう一つは、技術系特殊専門学校と、専門看護士養成学校を併せ持つ人材養成機関
    への移行である。 人口減少で人材の不足する日本においては、必要充分な形態であ
    ろう。

   A学校教育を根本から改革

     幼児教育分野での本格的改革が必要。 それは全市における幼児教育形態の一本 
    化である。
     内閣府特区本部が取りあげ、昨年度より施行された「認定子ども園」への移行が最も
    効率がよく、地方自治体の財政を潤し経費軽減に繋がるからである。 同時に教育力も
    向上することは明らかである。

     地方分権後は地域に合わせた教育課程が必要となるため、その手当を今から進める
    べきである。 幼稚園から始まり中学校までの一貫した教育課程の作成は、現教育委 
    員会では無理なので、新たに教育研究所が必要である。

     @Aを同時進行的に行わなければ、失われた10年は取り戻せない。

   Bアイススケート場の復元

     ダンスホールに変更したアイススケート場を元に戻すことが裁量の策である。
     前にも述べたように、ダンス人口が少ない真岡市には不向きであり、バレエの人口す
    らほとんど無い真岡でのダンス場は、誰が考えたのか紅顔の極みである。


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芳賀日本赤十字病院問題T
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