予防歯科とは
予防歯科とは、従来の「歯が悪くなってから治療する」ということではなく「歯が悪くならないように管理する」ということです。
予防はお口の中の健康の維持、生活の質の向上に不可欠な考え方です。また、単に病気にならないようにするというだけでなく、病気の進行に応じた処置も含め、全体的に健康を増進することも目的としています。
人間ドックは皆さんご存知ですね。定期的に受けている方も多いと思います。歯科の人間ドックが予防歯科と思ってください。

予防歯科とは、従来の「歯が悪くなってから治療する」ということではなく「歯が悪くならないように管理する」ということです。
予防はお口の中の健康の維持、生活の質の向上に不可欠な考え方です。また、単に病気にならないようにするというだけでなく、病気の進行に応じた処置も含め、全体的に健康を増進することも目的としています。
人間ドックは皆さんご存知ですね。定期的に受けている方も多いと思います。歯科の人間ドックが予防歯科と思ってください。
近年、健康志向が強まり自分の体を気にする方が多くなってきています。体に良いものを食べたり、禁煙をしたり、ダイエットをしたり、
様々なサプリメントを飲んだり、人間ドックに行ったりなど挙げたらキリがありません。テレビや雑誌も健康や病気に関するものがかなり見受けられます。
テレビである食べ物が良いと聞くと、それをみんなが買い求め翌日のスーパーでは売り切れが続出。今の健康ブームは、マスメディアに踊らされているだけで本当の健康は得ることはできないと思います。
現に、少し前にブームになった食べ物やサプリメントなど、忘れてる方のほうが多いはずです。それでは何の意味もありません。
話がどんどんそれてしまい失礼いたしました。結局何を話したいかと言いますと、予防が大事だということです。
虫歯になったら治すのではなく、虫歯にならにようにする。体重が増えたからダイエットをするのではなく太らないようにする。
肺がんになったから禁煙するのではなく、最初から吸わない。また、健康以外でも、スピード違反で捕まったからスピードを控えめにするのではなく、最初から出さない。これも予防です。
これらのように、日常に予防という概念は多く存在します。
それでも、健康ブームのおかげで禁煙したり、お酒を減らしたり、人間ドックを受けたりと意識は高まってきていると思います。
ただ、お口の中の健康にはそれほど気を使ってないのが現状です。「虫歯ができて穴が空いているけど痛くないからまだいいや」、「歯ぐきから血が出るけど大丈夫だろう」といったようにお口の中に関しては軽視しがちなようです。
それはなぜでしょう?
@お口の中のことや全身との関わりなどがあまり知られてないということ。A歯科治療はお金と時間がかかるというイメージ。B保険制度などが原因だと思います。
@お口の中の細菌、特に歯周病の細菌が原因で起こる病気はご存知でしょうか?近年わかっているものは、高齢者に多い嚥下性肺炎、敗血症、心内膜炎、動脈硬化症、糖尿病、早産、低体重児出産などです。お口の中の細菌が増えてくると唾液や血液の中に入りこんで体のあちこちに回り、
全身に深刻な影響を及ぼす可能性があるのです。特に嚥下性肺炎や心内膜炎などは場合によっては死に至る恐ろしい病気です。普段の歯みがきや予防をおろそかにすると、全身に悪影響を及ぼすということを知ってください。
A歯科はお金も時間もかかるというのは、悪いところが多ければ費用も時間もかかるのは仕方がありません。1年に1回でも2回でも定期的に検診を受けていれば費用も時間もかからないと思いませんか?
悪いところがなければ1,2回で済むでしょう。これが予防のメリットです。
歯が痛いので治療を始めたのはいいけど、なかなか終わらない。→面倒になって途中で中断。→また痛いので通院するが、悪化している。これを繰り返していては治るものも治りません。費用面でも、数ヶ月空いてしまうとまた初診に戻ってしまうのと、悪くなればなるほど治療費がかかります。
B日本は保険制度によって、限度はありますが、歯科の治療を受けることができます。
例えばアメリカなど、歯科の治療に保険がきかないとどうなるでしょう。虫歯1本を治すにも何万円もかかります。そうなってくると、何本も虫歯を作るわけにはいきませんね。
日本ではそういう心配がないためか、1人あたりの虫歯の数は先進国の中では多いのです。
保険制度も中途半端で、予防的なことや審美的なことはほとんど保険がきかないというのが現状です。これでは、予防に興味があってもなかなか実行できないという方も多いはずです。