文学部

チョロQ書籍についての研究

チョロQ空を飛ぶ

「チョロQ空を飛ぶ」摺本好作著 徳間書店 1982年7月31日初版発行

「チョロQイタズラ ライセンスブック」摺本好作著 徳間書店 1983年7月31日初版発行

 チョロQの遊び方と改造の大じてんとしてチョロQ本として極めて初期に発売されたいわばチョロQのバイブル的存在。
 わが研究班ではすでに絶版となり入手困難であると思われるこの本について特捜部を設置し、チョロQ空を飛ぶについて調査をすすめることとした。


<調査日誌 第1回>

 本のタイトルである「チョロQ空を飛ぶ」。果たしてチョロQは空を飛ぶことができるのだろうか?

 まず目につくのが表紙に登場している2台のチョロQ。

 左側に黒い羽根を装着し空を滑空するビートル、右には5重の層を重ねる多葉機となるミニが見える。はたしてこのようなものが実際に空を飛ぶのだろうか?

 調査班はさらに調査を進めていくうちに、ある写真を入手した。下記に写真を掲載する。

 

 表紙で登場した2台の拡大写真である。

 左のビートルはどうやら屋根にバッ○マンのような羽根をボルト締めし、タイヤと連結部を作りタイヤの回転により羽根がバタバタ動く仕掛けになっているようだ。

 対して右のミニは多葉機に改造したものと思われる。

 実際この2台は空を飛ぶという今回の調査テーマの探し求めるものではなかったがチョロQの改造法として非常に魅力的な作品に出会うとこととなった。(チョロQの改造についてはチョロQイタズラライセンスブックでさらにエスカレートし、そこではクランク機構をつかった様々なチョロQが登場する。これについては、また別に紹介する予定)

 チョロQが空を飛ぶとはチョロQ自身の力によって空を飛ぶことだと本にはそのようなことが書かれている。

 我々調査団は衝撃の事実を知ることになる。(以下次号)


<第2回>