1982年

Bシリーズ誕生



写真1 はこのりチョロQ

つっぱりブームにともない 通常のラインとは異なるシリーズ。Bシリーズが登場。チョロQのバリエーション展開が始まる。これにより今までのシリーズはAシリーズ(A品番)と区別される。
このBシリーズの「はこのりチョロQ」は全4種×3カラー。車種はケンメリ、ローレル、セリカと当時のヤンキー仕様の車となんと婦警さんの乗るセルボまである。チョロQの面白さはこういった可笑しさを取り入れているのもひとつ。竹やりがコインホルダーとなっている。
人気はあったが教育委員会から教育上好ましくないという理由ですぐ絶版となり現在稀少な部類となっている。

この年はほかに 女性をターゲットとしたかわいい模様の「ふぁっしょんチョロQラブラブ」、ロディオのように踊って走行する変形タイヤを履いた「テクノチョロQカーボーイ」が発売。

この年の幻の逸品

メロディチョロQ

はこのりチョロQも稀少な逸品であるが、当時から稀少と謳われていたのがこのメロディチョロQ。
当時の販売価格2380円と比較的高価なこともあり、玩具店に置いてあるのも稀だった。
当時のソーラー電池の性能はそれほどよくなかったため 鳴らないといって捨てられることも多く現存数も少なく稀少性が高い。
バリエーションは3色。それぞれ異なる音楽が楽しめた。卒業生メモリアルで公開中なので視聴してほしい。
http://page.freett.com/choroq/memory2.html
このチョロQのおもしろエピソード。夜中 睡眠していると、幽霊がでてきそうな音が突然鳴りだしたのだ!なにかと思うと このメロディチョロQが犯人。光に近づけると軽快なメロディなのだが 遠ざけるにつれてスローダウン。止まったかと思うと突然鳴り出すこともあったいわくつきのチョロQだ。