1981年

海外版チョロQ ペニーレーサー



写真1 ペニーレーサー

写真2 スピードフリークス

好評だったチョロQはすぐさま 海外でも輸出され、アメリカ、ヨーロッパ向けに「ペニーレーサー」という名前で発売された。
ペニーレーサー専用金型では
スピードフリークス(クレイジーコブラ/ビッグダディ)
ポンティアック・ファイアーバード
ドラッグレーサー
の3種があるが、
カウンタック(ガルウイング開閉なし)
VWバハ(フロントウインドウ高さ狭い)
ハイラックス(フロントライト部が大きい)
ポルシェ930(フロントシャーシにモールド追加)
コルベット(フロントバンパーがボディ成型)
なども細部が違うので所有されている方は違いを楽しんで欲しい。

特筆は写真2枚目のスピードフリークス。
ばねが仕込んであり、走行中にボディが伸びるギミックがある。

他にペニーレーサーだけのバリエーションとしてグロー・イン・ザ・ダークと呼ばれる蛍光素材を使用した 暗闇で光る仕様がある。

日本では QQQパック'83とアメリカンセットで入手できた。

ペニーレーサーは今も車種を変えてタカラライセンスのもと 海外で販売されている。
http://www.pennyracers.com/

この年の幻の逸品

ブラックエンペラー

Cセットで登場したブラックボディ&ゴールドシャーシ仕様。
この仕様は後年 ブラックエンペラーと呼ばれ人気が高い。生産ロットも1回だったため現存数も少ない。
ブラックエンペラーは Cセット〜Gセットまで続き、Hセットではゴールドでなくシルバーのウインドウが組まれた仕様が存在する。