商学部 特別講座

チョロQ元箱研究

JAPANESE HAPPY HERO


 こどもたちのアイデアから生まれたチョロQ。アイデアチョロQとしてリリースされたチョロQだ。

 そのさきがけとなったのが えとっ子チョロQであり けずりダンプ・コンパストラック、Qボートへと続いていく。

 年末年始のお楽しみとして83年から登場となったこのえとっ子チョロQは元箱も凝ったつくりで いのしし、ねずみ、うし、とら。全部趣向を凝らしたパッケージとなる。

 


いのししの元箱前面には いろはかるたで えとっこチョロQの魅力を伝える。

えんぎもの、今年はいのしし人気者。
とっしんだ!後ろに引いてスーパーダッシュ!!
つかのまに、夢をたくして願いごと。
こだからに、たくす気持ちの母心。

ゴム製ボディを取り外すとウリ坊が中に入っているという遊び心が楽しい。

 こちらは うしの元箱

 楽しいキャラクターが描かれ こころもハッピーな正月気分にさせてくれる。

 このうしまで ゴム製ボディを使った親子チョロQだったのだが
 続く 寅は ゴム製親子仕様ではなく 口がパクパク動くギミックを採用。
 売れ行き不振で えとっ子チョロQは 12支揃うことなく生産終了となる。

 2000年に遂に12支揃った えとっこチョロQが登場するが、1万円という高額な価格帯と 大きさも大きく 昔あったギミックもなかったことにより 古くからのファンの期待、新しいファンのニーズに応えられなかった作品となったのは記憶に新しい。