2007年春の巡検


テーマ「大津の今と昔」

2007年5月26日(土) 案内:山本修司先生(野洲小学校)

 9:45、JR大津駅に集合し、最初に本日の巡検の概要説明があった後、駅北東に位置する天孫神社に向かいました。大津駅前は、県庁所在地の駅前としては賑やかさに欠けたところがあります。天孫神社では、滋賀宮司から説明がありました。現地に神社が移転したのは4回目で、現在は立派な本殿が建てられていますが、災害の影響から転々と場所を移動したとのことです。天孫神社は、大津祭の神社としても有名です。
 天孫神社から旧東海道を通り、丸屋町商店街に向かいました。途中、歴史や公民の教科書に出てくる「大津事件」の現場を通りました。あまり、人に知られることなく、ひっそりと石碑が立っています。
 丸屋町商店街には、大津祭曳山展示館があります。展示館では連盟事務局長の稲岡氏から、大津祭のはじまりやその特徴について話がありました。からくりが特徴の曳山の実演もありました。
 丸屋町商店街から、菱屋町商店街、長等商店街を抜け、疏水に向かいました。ここでは山本先生から詳しい説明がありました。こちらは二本ある疏水のうち、第一疏水の方で、運河として利用されてきた名残が今もあります。疏水からは坂道を上り続け、旧東海道本線の旧逢坂山隧道の東口を見学しました。外国人技術者の援助を借りずに、初めて設計施工したトンネルとして重要な遺物となっていますが、現在は昭和36年に立てられた古い看板が残っているのみです。現在、トンネルは京都大学防災研究所地震予知研究センターの逢坂山観測所として利用されています。
 時刻は12:00をまわり、大津駅前にて解散しました。
   (文責:山脇正資)